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−2007年10月−




ピンクの口元

(10/09 マースの為に毎日/
いつの間にか重荷を背負わされていたマース/
だっこして/
裏の空き地に珍客/ムサシとチャタオ)

(11/6 知恵ある猫/死んだふり/積み木崩し/
手を噛まれない方法)


:2007年10月09日(火)
育ての親:ムートンさんの話


ひまわりさんへ

気がつけばもう10月。
この月日の流れの速さは何なのでしょうか?
また寒い冬がやってくるのですね。

ひまわりさん、ご無沙汰です。
9月の日記がすっ飛んでしまい、すみませんでした。

コチカくんの白いフワフワの毛、気持ちよさそう。
冬は寒くて辛いけど、楽しみもあるのでしたね。
マースもようやく布団にもぐりこんでくるようになりました。
幸せすぎて、寝坊してしまいます。


<マースの為に毎日>


足を噛まれて以来、散歩にはいかなくなったのでストレスを溜めているだろうマース。
少しでもストレスを軽減する為に私が毎日していること。
それは猫じゃらしの葉っぱをマースの為に取ってくることです。
大きくなった猫じゃらしの葉は硬いので、
出始めの若く柔らかめの葉っぱを毎日探してます。
葉っぱを持って帰ると、喜んで食いつきます。
奥歯でシャリシャリ、ゴックン。
相当美味しそうに食べてくれます。


<いつの間にか重荷を背負わされていたマース>

先日姉から聞いた話ですが
マースは母に「この家で男はマースだけなんだから、あんたがしっかりして
みんなを守らなアカン」てなことをしょっちゅう言われているらしいのです。
え〜っ、いつの間に。マースには重荷過ぎます。
なので私がマースの重荷を下ろしてあげました。
「マース、お母さんは男よりも強いからマースが頑張らなくても大丈夫やで」
マースにしてみれば、「まったくバカなことばかり言ってるなぁ〜人間たちは。」といった
ところかもしれませんが。


<だっこして>

昨日は久しぶりにマースをお風呂に入れました。
最近またアゴの下に黒いツブツブが付いてきて、毛穴が炎症を起こして
少し腫れてきていたのでアゴ下も綺麗にシャンプー。
シッポも病院で買ったシャンプーを揉みこむと、黒い汁が出てくるほど汚れてました。
このシャンプーはほんとに良くて、洗ったあとは地肌がピカピカに綺麗になってます。

洗い終わると必ず「だっこして〜」と手を伸ばしてくるのです。
マースの体をザーッと拭いてから、
バスタオルを巻いてだっこして体を拭いてやると
安心して、自分の濡れた手や肩を一生懸命舐めはじめます。
こんな風にすがってくるのはこの時だけです。


<裏の空き地に珍客>

今日は朝から雨。
裏口の網戸越しに外をジッと見つめているマース。
「今日は雨だねえ」とマースが見ている先を見てみると
なんと、裏の空き地に白く大きなものが動いてる。
ん?なんだ???
鳥か?・・・良く見ると白サギが雨の中トボトボと歩き回っています。
こんなところ、エサもないのにどうしたんだろう?
写真を撮ろうとカメラを取りに行っている間に、飛び立ってしまったよう。
マースもサッサと立ち去ってしまいました。


<ムサシとチャタオ>

ムサシが左耳を伏せている。
なんだか耳周辺が膨れてるようなので、どれどれと耳に触れてみると
耳が分厚くなっている。
耳の中を見てみると傷があって、その傷が化膿して周辺が膨らんでしまっています。
しかし傷口がふさがってるので膿が出ないのでしょう。
濡れタオルで耳の傷口を拭いてやると、なんとも情けない声で鳴きます。
痛そうです。
もうしばらく様子をみて治らないようなら、また病院行きです。

ムサシはチャタオと仲良しなんだけど、他の猫のことを追い掛け回すので
とうとうネオまで家に来れなくなってしまいました。
なのでサンルームの住人はムサシとチャタオの2匹になってしまいました。

ムサシは誰かに似ている。
あ、ピンクパンサーだ。
目と鼻先までの距離が長いせいでしょうか。

チャタオは相変わらず口内炎がひどくて、毎日ヨダレを垂らしてます。
口内炎に効果があるらしいサンクロンという熊笹のエキスをエサに少し混ぜて与えています。
口内炎が良くなっているのか、ただ缶詰が食べたいだけなのか
私が帰ると、裏口の網戸に手を置いて「エサくれ〜」とエサをもらえるまで鳴いています。
今まで口が痛くてあまり食べなかったのに、良く食べるようになったということは
少し痛みが和らいでいるのかもしれません。


まあ、日々色々ありますが
みんな楽しく暮らしています。
ではまた。

ムートン

:コチカの飼い主:

ムートンさん!
ムートンさんもマース君もお元気そうでなによりです。

そうですね。
マース君はご主人の次に男ですものね。
やっぱりがんばってもらわなくちゃ(笑)。
でもちゃんと役目を果たしているのではないですか。
みんなを喜ばせて。

マース君、お風呂に入れてあげたのですね。
コチカも尻尾だけ洗おうかなあ。
夫に抱っこしててもらって、尻尾だけ私が洗う、という計画も
なきにしもあらずなのですが、それもなんかバカバカしいような気がして。。
毛も生え変わるのか抜けてきていますしね。
あれ!でももしかして皮膚が炎症を起こして抜けてるのかな。
むむむ。見てみよう。

マリーはまだ帰ってきませんか。
チャタオと仲よしだったんじゃ?、
チャタオもさびしく思っているでしょうね。

ムサシの怪我はもうよくなりましたか。
ムサシといいチャタオといい、心配ですねえ。



:2007年11月06日(火)・・10月分
育ての親:ムートンさんの話


ひまわりさんへ

最近月いちペースになってきてしまいました。

ゴロゴロコチカくん、可愛いですね。
猫って、コロんでいるだけでかわいいから不思議です。
マースもお気に入りの玄関マットで毎朝ゴロゴロしているのですが
「も〜、かわいいっ」と抱きしめてしまいます。


<知恵ある猫>

実家のキッチンの前に小さな窓がある。
ミーシャはいつもその窓辺に座って外を見ていたりするのだけれど、
マースにはどうしても、そこへ行くことはできません。
行きたいけど行けない。
下から飛ぶには高すぎるし、横のゴミ箱からは遠すぎる。
ウロウロと何度も下から飛びかけたり、
ゴミ箱に手を置いて窓辺の方をみたりして何とか行けないものかと思案中。
「マースには無理無理」としばらく様子を見ていると、
「あ、そうだ」と明らかに何か思いついたような顔をして、
私の座っていたソファーに近づいてきた。
ソファーの背もたれから流し台に飛んで、そこから窓辺へ行こうという魂胆らしい。
ソファーから流し台へ・・・成功。
流し台から足場の狭い窓辺へ・・・成功しました。
大満足のマースを見て、私と姉は「えらいこと覚えてしもたなぁ」と。
しかしまあ、明日は休みで実家には来ないから1日経ったら忘れてるだろうと踏んでいたのですが、どっこい、覚えていて、迎えに行くとミーシャとふたり餅のようになって窓辺に座っているマース。
猫って案外賢いのね。


<死んだふり>

秋と言えど、夜は冷え込むので少し厚めの靴下を履いて階段から降りていたところ
あと3段というところで滑って落ちてしまった私。
その様子を下で見ていたマースが、目をまん丸にして見つめてる。
「マース、痛い〜」とうずくまっていると
マースが近づいてきた。

あ、そうだ死んだふりしてみよう。
そのままグッタリと横たわっていると
マースはクンクン、クンクンと足やら腕やら頭やらのにおいを嗅いで・・・・
立ち去った。
マースに見捨てられたようです。


<積み木崩し>

最近反抗的なマースは、今まで外出中しか噛まなかったのに
とうとう自宅でも足に噛み付くようになりました。
極めつけにちょうど弁慶の泣き所あたりをガブッ、再度ガブッツ。
足に穴が6つも開いて、血がドクドクと止まらなくなりました。
「なんで〜?」もうマースのことがわからなくなってしまいました。

どうしたんでしょう、マス吉くん。
反抗期の子どもを持つ親の気持ちってこんなでしょうか?
反抗期どころか家庭内暴力、もう積み木崩し状態です。

どうもおかしい。
どうしてマースが足を噛むのかと考えてみると、なるほどと思うことに気づきました。
最近職場猫で唯一の未避妊のメス猫を捕まえようと、長時間捕獲作業に明け暮れて
いる間に、他の猫たちが私の足にスリスリしていたので
その臭いをマースが嗅ぎつけて
「僕を預けているあいだに他の猫たちと遊んでたのか〜!この馬鹿たれが!!ガブッツ」
結局はジェラシーだったようなのです。

そういうことなので、他の猫の側に行くときはレッグウォーマーを着用。
その後レッグウォーマーを脱いでマースを迎えに行くと、足をクンクンと確認し
「今日は大丈夫だな」とチェック完了。ホッ。
ちょっとゴミを出しに行って帰ってきた時もクンクン。隣に回覧板を持って帰ってきた時もクンクン。
頻繁に浮気チェックをされています。
マースって、こんなに嫉妬深かったっけ???

そうとわかって気をつけるようになって以来、ようやく落ち着きを取り戻したマース。
よほど腹が立っていたんでしょうね。
私が無神経だったね。ごめん、マース。


<手を噛まれない方法>

足は頻繁に噛まれるようになりましたが、手の方は噛まなくなりました。

散歩から帰宅する時、いつもは肩に担いで連れ帰っていたので
その時に手を噛まれていたのですが
主人流の持ち方で両脇に後ろから手を入れて
体から離して移動すると、足はバタつかせますが噛まれません。

遊んでいて、感極まって噛んでくる時は
あえて噛まれた状態でマースの方へ押し付けるとウガッとなって口を開けます。
2回もすると、噛みかけて「あ・・・」と気づき顔スリスリに切り替えてくれます。
これは犬の噛み癖を直す方法としてテレビでやってたのですが
猫にも効果があるようですね。

そんなこんなで私の負傷日記のようになっていますが
いまだに試行錯誤しながらマースと仲良くやってます。


では、寒くなってきたので風邪などひかれませんように。


ムートン

コチカの飼い主:

ムートンさん!
なんだか暖かい秋ですね。
暖かいのはいいけれど、地球温暖化を考えるとそうも言ってられません。
冷たく、厳しい冬になれ〜!

マースくんは、よく考えましたね。
ネコに不可能はなかなかないものですね。
あなどれません。
んーな、1日経ったら忘れるだろう、なんて、ムートンさん、甘い甘い(笑)。
嬉しいことだったら、他の不可抗力にあってくじけない限り、
絶対覚えてますよ。

してまた、ムートンさんもすっぽこぽんですね〜
活きている人間を死んだと思うわけないですよね、マースくんが。
きっと、なんでこんなとこに寝とん、風邪ひいても知らんで、という気持ちで立ち去ったのでしょう。
愛のムチですね(爆)。

それにしても、マースくんが足に噛み付く理由が、嫉妬からきていたとは。
気がついてよかった、というか、よく気がついたというか。

マースくんが咬みつくようになったのは、5月くらいからでしたか。
その頃から、許せない、と思うものがあったのでしょうか。
ムートンさん大好きなマースくんも、
愛しさ余って憎さ100倍(これでよかった?)、になってしまったのですね。
繊細なものですねえ。
大切にしないといけないものだと改めて思います。







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