マースのへや：下半身不随で拾われた猫の記録9

：2004年9月4日(土)：
育ての親：ムートンさんの話

こんばんは。
もう秋ですね、随分朝晩が涼しくなってきました。

今日ふとカレンダーを見て、マースがわが家にやってきた８月27日を
すっかり忘れていたことに気がつきました。
なんだか早かったような、長かったような・・・。
マースとは１年以上一緒にいるようなかんじなんですけどね。
あの頃は目が離せなくて母はどこへ行くにもマースをカゴに入れて連れて行ってたっけ。
毎日の買物から墓参り、カラオケにまで連れて行かれたらしい（笑）
そんなちびっこマースも今ではすっかり大きくなりすぎてしまいましたが
まさか足も目も、ここまで治るとは思ってなかったので幸せなことです。

目の膜は、そっか～栄養失調のせいだったのですね。知らなかった。
瞳孔も開いてたから、目は一生治らないと思って諦めていました。

さて、最近のマースはちょっと疲れ気味。
なぜかと言うと
毎日凶暴猫チョビと窓越しにケンカしているからです。
自分がミーシャやこの家を守らなければ！とでも思っているのでしょうか。
よほど疲れるらしく、帰りの車の中ですぐに寝込んでしまい
帰って来ても、ごはんを食べてすぐにグッタリと眠ってしまいます。
チョビはいつまで来るつもりなのかしら。

：コチカの飼い主：

今夜東京はものすごい雨でした。
バケツをひっくり返したような…というやつ。
それとカミナリ。すごかったー(9/3fri)。

……てな天候に気をとられていたせいか、
私も忘れていました。
9月2日はコチカと出会った日でした！
いまさらですが、本当によく似ていますね。
マースくんとコチカの出生。
7月中旬生まれ。
飼い主との夏の終わりの出会い。
2匹は実は前世では兄弟だったりして。
では彼らの親（魂化した？）は今どうしているのやら。。

地震、大丈夫でしたか？（9/5sun）

：2004年9月6日(月)：
育ての親：ムートンさんの話

こんばんは。
昨日の地震は結構揺れました。
ついに南海地震が来たのかと、マースを抱きしめましたが違ってたみたい。
近いうちに必ず来るという南海地震。
マースを守れるかがとても心配です。
それにまたもや台風がやってきています。
もう来なくていいのに。

今日は休みだったので、マースは家でゆっくりとお昼寝。
夕方フッたんがきて、マースは窓を覗きに行ったけど
フッたんに「フーッ」と言われて、そそくさと退散。
チョビだとあんなに必死になって対抗するのはやっぱりミーシャがいるからなのかな？

昨日久しぶりにマースをお風呂に入れました。
お風呂のあと、タオルで体を拭いている途中で、なにやらコロ～ン。
あ、また出た。
お風呂に入ると血行がよくなって、更に体を拭く刺激で
うんちが出やすくなるのです。
今までも何度かありました。
コチカくんは、そんなことないですか？

コチカくんとマースは、ほんとに境遇が似ていますね。
大先輩がいて私もマースも心強いです。

それではまた。

写真１：チョビの鮮明な写真送ります。
写真２：マース＆ミーシャの仲良しショットです。

：コチカの飼い主：

地震、おさまってよかったですね。
かと思ったらまた台風が大荒れしてますが。
世界中、恐ろしいことが起こりすぎます。
宇宙全体が不穏な運気に包まれているのでは、
などと思ってしまします。

お風呂に入ったのですか。
マースくんはそんなに水が嫌いじゃないのですよね。
コチカなんかこのところずっと入れてません。
覚えてるだけでもう半年以上も。
コチカは水が嫌いなのでストレスを避けるためです。
思えば、実家に帰るのに母が嫌がるだろうから、とお風呂に入れ、
そのショックから立ち直るか直らないに、
長時間車上の猫を強いるなど、
気の毒なことをしたものだ、と思っています。
最近は、前ほど汚いという印象もなくなっています。
動物を飼うことに私がようやく慣れた、ということでしょうか。
ようやく今頃???
実際、毎日数回、猫らしく毛づくろいしてますからね。
要は健康に保ってあげること、なのでしょうね。

：2004年9月13日(月)：
育ての親：ムートンさんの話

地震、恐いですよね～。
東京の方は頻繁に地震がおこるのでしょうね。
南海地震（東海・東南海もかな？）がここ30年以内に起こる確率が50パーセント以上に
なったらしく、死者およそ20,000人を想定しているらしい。
最近少々ビビってます。
しかも私の住んでいるところは、海を埋め立てた場所で海のすぐそばなので
津波なんかが来ると、埋立地ごと持っていかれるのではないかと不安です。
そろそろ緊急非難用の袋なんかも用紙しておかなくてはと、少しづつ揃えてます。
持って逃げるものの１番重要なものはマースとマースのエサです（笑）
ひまわりさんも、万が一の場合はコチカくんをお忘れなく。

さてさて、今日は休みだったのでマースと１日中一緒でした。
と言っても、マースはずーっと寝てばかり。
いつもは警備員として働いている？ので、休みの日はゆっくり寝ていたいのでしょう。
実家の網戸はまたもやグチャグチャです。もう２回も張り替えてるのに。
丈夫な網戸に替えたとしても、下の止めてあるところがいつも外れてしまうので
替えてもまた同じだろうと、当分そのままにしておくようです。
真冬になっても来るんでしょうか～チョビは。

最近は特に変わったこともないので書くことがないです。
ではまた、何もなくてもメールします。

：コチカの飼い主：

ほんと。
地震・カミナリ・火事・おやじ、
といいますが、ひとたび起こってしまったら、
地震・地震・地震・地震！ですよね。

浅間山が噴火したので、
最近の地震はそのせいだったのかな、
と思ったりしますが、なーんかヤな気分。。

そうですよね。エサエサ。
私もいつも不安になるのだけど、
体育館みたいなところで難民状態になって、
コチカを連れ出したはいいけれど、
いつまでもケージに入れておけないし、
おしっこの心配もあるし、
リードをつけていたって、外へ行く～、と騒ぐだろうし、
人々への迷惑が深刻になったとき、
どうするのだろう、と泣きたい気持ちになります。
他に動物連れている人のところに、
寄り添いに行くのだろうな。
そんな事態にならないよう、祈るばかり。。

：2004年9月16日(木)：
育ての親：ムートンさんの話

淡路島は残暑が厳しいです。
そちらはどうですか？

昨日夜の７時過ぎ、マースを実家に迎えに行った時のこと。
あたりはもうすっかり暗くなっていましたが、チョビはまだ裏の空き地に
座っていました。
マースを連れて帰る前に、外でおしっこをさせていた時も
私の車の下から様子を伺っていました。
おしっこもしたので、カゴに入れるのに家の中に入ろうとしたとき、
な・・・・なんと
チョビが私の左足に飛びついてきたんです。
うそ～！
私の足からはいっぱい血が出ていました。
え～ん、恐かったし痛かった(T_T)
でもマースが無事でよかったです。
実家には古いマキロンしかなく、急いで帰ってアクリノールで消毒しました。
それにしてもあんな猫は初めてです。　　　　　　　　　　※ミーシャが他の猫にやられた時、病院で猫好きのおばさ　
マースを迎えにいくのも命がけになってきました。　　　　んが、猫にかかれた時はこれで消毒しておくと化膿しない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と教えてくれた。バンドエイドの裏にぬってある黄色いの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　がアクリノールらしい。

今日は休みなのでマースは朝から寝てばかり。
マースが寝ている間に、家の掃除をしなくては。
ではまたね。

：コチカの飼い主：

今日の東京は、涼しくてからっとしていて、運動会日和です。
小学校の頃を思い出します。
いつも決まったようにこんな日だったような。

* * *

こちらも爆睡^^\

とうとうチョビに?!
ムートンさんが???
なんちゅうやっちゃ。
狂犬病の犬じゃなくってよかった、と思うけど、痛そうでかわいそう。。
なんとかいい方法はないものでしょうかねえ。
カツオブシでもやって懐かせるとか。
ひょっとしてヤキモチやいているのでは？
自分もムートンさんに目をかけてもらいたい、と思ってるのだったりして。
だったりして!!!
ありえませんか？なんてったって、ムートンさんだし。。
コチカも私にかまってほしいとき、足に噛み付いたりするし。。
チョビは不遇のために、噛み加減を知らない…とか。

* * *

黄色い薬はリバノールでは？と思って調べたら、
アクリノールともいうのですね。
ちなみに、アクリノール液のシミ抜きに塩素系漂白剤を使うと、
黄色から茶色に変色するので使えません、ですって。
その辺に飛ばさないように、気をつけてね。
しみを作ってしまったら、まず酢で、次にアルコールでたたき出すのだそうです。

* * *

昨日、このところの睡眠不足で目を開いていられないくらい頭痛がして、
とうとう昼寝を決行し、コチカをおなかに乗せてソファーで寝たら、
なんと2時間！爆睡してしまいました。
おなかが温かかったせいでしょうか、お陰ですっきりしました。
二人とも身じろぎしなかったようです。

：2004年9月27日(月)：その1
育ての親：ムートンさんの話

こんにちは。
マースは今日も寝ています。
猫って、いくらでも寝むれるのですね。

そろそろマースを予防接種に連れて行かなければいけません。
ようやく車でもリラックスしておとなしく寝てくれるようになったのに
一度病院へ行くと当分の間、車の中で落ち着かなくなるので
行くのがちょっとおっくうです。
でも行かなきゃね。
水曜日に行く予定です。

職場の猫ミーコの子どもたち（結局３匹生まれてました）もすっかり大きくなって
ミーコ＆コミーコ＆子どもたちの総勢５匹の大所帯となっています。
これ以上増えては大変なので、ミーコと子猫の内の１匹(チビ）がメスだったので
その子も手術しなければいけないな～と思っています。
しかし２匹とも近づいてくるけど、なかなか捕まえられないので
連れて行けるかなぁ。
手術の予約を入れてから連れて行くことになるので
捕まらなかったらどうしよう。と今から気が重い。
（まだ行く日も決めてないけど）
金銭的な出費もあるけれど連れて行くのがかなりの精神的な負担になります。
しかも糸を抜くのにもう一回連れて行かないといけないし、化膿止めの薬も
飲ませなければいけないとなると、野良猫だけに難しいのです。
はぁ。

チョビにやられたところはすっかり良くなりなしたが
私がやられた次の日に姉が手をやられました。
う～恐いです。
懐かせるなんて無理なような気がします。

テンちゃんとフッたんも相変わらず交互に家に遊びに来ます。
私がエサをあげたりしている様子を
マースは少し離れた窓の隅からジッとこちらを見つめています。
なんだか陰湿（笑）
テンちゃんは特に甘えん坊で、ゴロゴロと甘えてくるのでマースは
かなりヤキモチを焼きはじめています。
最近はテンちゃんがくると、マースはおしっこもしたくないのに
自分のトイレへ走って行きます。
なぜかと言うと、マースがトイレへ走っていくと必ず私があわてて
ついて来ることを知っているからです。（たぶん）
トイレの前で振り返って、私が来るのを確認してからトイレに飛び込みます。
マースも利口になったものです。

ふだんはよほどおしっこをしたい時、うんちをしたい時にトイレへ走って行きます。
でもやっぱり自分ではできないのでトイレで私が来るのを待って
私が行くと、砂の上にゴロンと横になります。
私が起こしておしっこをさせると
一人前に自分で砂を一生懸命かいて、走り去ります。
ここまできて、自分で出来ないのが不思議なくらいなんだけどねえ。
自力で出来る日はくるのでしょうか。

最近は人見知りも激しくなって、ピンポーンとインターホンが鳴ると
逃げる態勢に入ります。
女の人はまだ平気みたいですが、男の人は特に苦手なようです。
親戚や以前に会ったことのある人だと少し離れたところで寝転んでいますが
初めての男の人がくると２階へ飛んで逃げています。
ちゃんとわかっているみたい。
以前は人見知りしてないと思ってたんだけど、足が動かないから
仕方なく辛抱してたのかな？
コチカくんは散歩に出かけるくらいだから人見知りなんてしないんでしょうね。

写真：みーこの子どもたち
　　　　左がベレー、右がマエガミ（もっといい名前を考え中）です。
　　　　どちらも男の子。マエガミはみーこに似てるでしょ。

ではまたね。

：コチカの飼い主：

お久しぶりですねえ。
今度はお姉さんがやられたのですか。
でもなんでかな。
やっぱり気を引きたいのだと思いますけれどねえ。

そうかあマースくんは、
ムートンさんの気を引きたくてトイレに。
愛しいものですね。

催してくるとトイレに行く、というのはいい習慣ですね。
コチカもそうなってくれれば。。
確実に知らせますけれど。
砂の上に寝る、っていうのは面白いですね。

*

コチカも男の人は大嫌い。
でも最近になって人によるらしい、ということがわかってきました。
猫好きで猫に好かれる男の人は、大丈夫なようです。

あと恐いものは、自転車。
自分より大きくて動くからだと思います。
犬も恐いのだけど、これも犬によって違うらしいです。
ぎゃんぎゃんうるさい犬でも平気なときは平気です。
いったい何を基準にしているのやら。

* * *

相変わらずムートンさんのネーミングは面白いですね。
「マエガミ」とくると、「美少年」と続きそうですね。

糞コロガシみたいなマースくんですね。
進歩進歩！
またウンチ速報、待ってますよ^o^/

* * *

あ、そうそう。
コチカの毛の中にノミが一匹いて、
人間は振り回されています。

ペッツテクトをしてみたら、またもや痒みに襲われて、
かわいそうでした。
それなのに、まだ効き目がない！
もう10日もたっているのに。

マースくんはノミ、いませんか。


去年9月のマース。この頃はまだ足が動かなかったので、カゴの中からいつも外を眺めてました。今思い出したけど、声も出てなかったなぁ。鳴いてるんだけど声にならなかったんです。	2001年9月のコチカ。この頃はまだ足が動かなかったので、網戸のこっちからいつも外を眺めてました。声は出ていたなぁ。最初っから主張が強くて。コチカの方がまだ状態はよかったんですね