~~~ミルク色のコチカ~~~
8. ご近所さん
−4−
2006年4月ごろに流れてきた黒と黄色のぶち柄のノラにゃん。
体が小さく、オスだと思われていた。
チビ、と呼ばれてもいたけれど、
大きくなってもチビだと困るので、
クロキとも。
小さい猫缶も2つほど平らげるくせに、
ご飯ちょーだい!と言いながら人を威嚇するので、
少々恐れられていた。
よく食べるわ、イライラしているようだわ、というので、
おなかに虫でもいるんじゃない?
なんてチェリーんちの奥さんに言われていたけれど、
虫どころか、
おなかには猫の子供がいたのだ。
メスだったなんて……と近所の人々は絶句。。
チビのまま母親になったのだった。
コチカの子供時代を思い返してみて、
生後8-10ヶ月くらいか。
大変なしっかり母さんで、
チェリーんち、チャコちゃんち、ミルキーんちを含む家々の縁石の内側を、
クロキは自分の縄張りにしているらしく、
子供が生まれてからは、コチカが通りを歩いていても、
縁石にちょっとでも近づこうものなら、すっ飛んできてタックルしたりして、追い払おうとした。
子供はミルキーんちの家の周りの、
絶対人が入れないような場所で生んだらしく、
声は聞こえても子供の姿はなかなか見えなかった。
不思議なことに、ミルキーとは話ができていて、
ミルキーもクロキ一家の存在を容認しているらしかった。
ミルキー
生まれてきた子供は、
アスカとけんかして大怪我(4/12・4/26)をし、
チェリーんちの奥さんにやっかいなり、
それ以来チェリーんちのの猫になった、ラッキーに似ていたりする。。
なんと、父親はラッキーだったのだ。
近所の人々はまたまたびっくり!
ラッキーは、クロキを追っかけてこの界隈にきたのかもしれない。
今年の春頃、猫たちの大移動があり、
定着してきつつあったモモちゃんもオスネコに追いかけられて、
結局はまたどこかへ流れていったのだ。
そしてラッキーとクロキはここへ落ち着いた。。
ラッキー
4月12日にはラッキーはアスカとけんかして大怪我を負っているので、
婚姻はそれ以前だろう。
ということは、猫の妊娠期間は2ヶ月なので、
子供は6月最初くらいに生まれたのかもしれない。
* * *
なかなかクロキが子供を人前に出さないので、
写真も撮れなかったけれど、こないだ(10/20)ようやく撮れた。
もうずいぶん大きくなってます。
待っている1匹目の子
近づくコチカにクロキ母さんが威嚇する
1匹目の子が食べてるのを待っているラッキー似の子
待ちくたびれた?ゴロンとなって…あれれ寝ちゃった。。
でも自分の番がくると気づいて起き、食べ出した。
えらいえらい。
3匹目の子
あと、クロキ似の子がもう一匹いるけれど、
バッテリー切れで写真撮れず。。
* * *
道に佇むクロキ(9月8日)
どこかほっとした様子
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