2月3日(水)
PCを新調したら、いろいろ不具合があり、とうとう今日になってしまった。
その間に雪が降り、今日はそこそこ温かで、
さて今日はどこにいようか、と考えたコチカは、
ソファに来てみたものの、なんだかしっくりしなかったらしく、
うろうろした揚句、和室の籐椅子の上に落ち着いた。
コチカが隣にいないと薄ら寒い感じがする。。
1月30日に書こうとした日記をここへ。
夫に猫じゃらしで遊んでもらった。
久々の運動で、なかなかやめようとしないコチカに、
ただ猫じゃらしを持っているだけの人間がくたびれてしまい、
もうおしまい、と猫じゃらしを隠してしまった。
まだ遊び足りなくてあちこち探すコチカは・・・
人のテーブルの上をくんくん嗅ぎまわり、なぜかまったりしてしまった。下りてよ!
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2月4日(木)
私はさして寒く感じないのだけれど、コチカは寒いのだろうか。
丸くなって、というよりは、かっちり固まって眠っているように見える。
かっちり!
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2月5日(金)
<朝青龍の事件で思うこと>
ぼんやりしている私の前にコチカがやってきてなぜか背を向けて座った。
するとぼんやりした視界の中で、コチカの頭のまわりに、ほわー、と紫色のオーラが見える。
オーラが見えるよ、と夫に言うと、夫も見に来て、あ、ほんとだ、眼の下からは色が濃いね、
などと言いながら見ていると、自分のことを言われているのがうっとうしくなったのか、
コチカはどっこいしょと立ち上がって、一歩進みつつお尻をうーんと上げてのびを始めた。
尻尾もぴーんと上がって、お尻の穴が丸見えである。
いらないって、そんなもん!
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2月6日(土)
さあ、寝るよ、と声をかけかけ寝室に向かうと、
ダダダッと足元をコチカが駆け抜けていった。
玄関の靴箱の下にあるスペースに隠れて、こちらを窺う。
一瞬足を止め、そうっと一歩踏み出して、だだっと足踏みをして驚かす。
すると、コチカは待ってましたといわんばかりに、
猛ダッシュでまたまた人の足元をすり抜ける。
和室に走りこんだらしいので、そうっと近づいていって覗いたら、目が合った。
コチカは緊張のあまり、背伸びをするような足をして、耳を立て、体がきゅうっと曲がった。
そして大慌てで、ソファの下にもぐりこみ、這い出てきて弾丸化して玄関へ。
久々に見た、コチカの流星号式体曲げ。
懐かしかったー
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2月8日(月)
<春がきた>
朝の陽ざしが力を帯びてきて、ベランダの春の花も活気づいてきた。
シンクロするようにコチカの毛も抜け始め、
ちょっと触っただけで、指先や手のひらにほわ〜、と白い毛がまとわりついてくる。
これから2ヶ月半ほど、空中を舞う毛、衣類のそこここにつく毛、
プラス、
2、3日に一度の嘔吐と戦わなければならない。
なんだかわくわくする一方で、ああ、またこの季節、とちょっとうんざり。
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2月10日(水)
気温が上がり、午後には雨が降るかも、という予報だった東京。
確かに朝から温かだった。
コチカはいつもより長くキャット・タワーにいて、
ソファにいる私の膝に乗り来たものの、腑に落ちない顔をしてすぐに降り、
またやってきて、私の隣のムートンの座布団に座り、
視線を下に向けて、なにやら考えている風だったが、また降りて行き、
和室の籐椅子に行ってみたけれど、人間が不用意に置いたままになっている何かがあるので、
また戻ってきて、お水を飲みに行き、戻ってきて、キャットタワーの最下階のハウスを用心深く確かめ、
中に入って行った。
それきり、夜の食事まで出てこなかった。
あーコチカがだんだんソファに来なくなる。。
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2月11日(木・祝)
去年のトップを飾ったコチカの数々。
ご覧ください→^^\
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2月13日(土)
<コチカのヤキモチ>
昨日の夜。
入浴後、私の首の凝りがあまりにひどいので、
夫に気を当ててもらっていた。
ソファの背もたれの後ろに座り、私の首を両手で囲む。
じわーんと温かい。
ああ、気持ちいいなとまったりしていると、
そういえばさっきからキャット・タワーの3段目辺りから、
にぁぁ、ぁぁ、などと小さい声をあげていたのが、
だんだん大きくなってきて、ついににゃあ!と叫んだ。
見ると、立って体を乗り出すようにして、
目を見開き、なんなのさ、完全に怒っているっ・・
それに気がついた人間二人は、
わけがわからなくてしばらく見ていたけれど、
ひょっとして、ヤキモチ焼いてる?とわかってきた。
そうなると、
なんだか心安らかに続ける気力が失せていき、
また今度ね、ということになって、夫がソファを離れると、
コチカはあわてて降りてきて、夫に駆け寄った。
頭をぶつけるように、すねにすりすりする。
ずいぶんしつこく繰り返すので、
わかったよ、よしよししてやるよ、と夫が床に座ると、
なんとお尻から夫の股の間に入っていき、
夫も最初は頭や首筋を撫ぜていたけれど、
同じ体制がいいのかな、と言いつつ、
さっき私にしていたように、両手で首を背後から包んだ。
果たしてコチカはすっかり落ち着き、満足しそうにじっとしている。
信じられないけれど、
自分も人間と同じことをしてもらいたい!と思ったのだろうか。
あるいはいつもよしよししてくれる夫が私に同じようなことをしているので、
許せない、と思ったとか。
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜???
ネコがねえ。。
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2月14日(日)
バレンタインの今日、東京は暖かだった。
午後、ふと床を見ると、小さな薄っぺらい羽虫が歩いている。
夫が育てているセイロンベンケイソウがまだ小さいので、
部屋の中で越冬させていたら、アブラムシがいっぱいついていたので、
あわてて外へ出したものの、何匹かは家の中に残ったのだろう。
室内の他の植物についたらヤだな、と思うけれど、
でもなんで歩いてるの?と不思議に思っているうち、
なぜか放っておこうという気になって、もう知らんふりしておいた。
啓蟄というにはまだ早いけれど、もう春は到来しているのである。
人間はカーディガンやセーターを薄いものにした。
コチカもここ数日、むずかしい顔をして、本日の居場所を思案している。
目下キャットタワーの最下階のハウスに居を決めているけれど、
あーあ、これから面倒である。
ハウスの中でも毛を脱ぐので。
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2月15日(月)
コチカの耳のまわりを紫色の光がぼんやりと被っている。
背後が白っぽいのに見えるものだな、と思いながら見ていると、
視界の中でコチカの目が必死で私の視線をとらえようとしている。
どうよ、コチカ。
視線をはずされてると気味悪いでしょ。
そうなのである。
自分がコチカのオーラを見るようになって、
ようやくコチカが私の視線をわずかにはずして耳の横などを見ているのが、
オーラを見ているのだ、とわかったのだ。
面と向かっているのに、視線を外して見られていることほど不気味なことはない。
なにか見えなくてもいい怖い存在が見えてるのかも、
と思っていたが、なんのことはない、コチカは私のオーラを見ていたのだった。
もちろん、でたらめなあちこちの方向に飛ぶ羽虫を目で追うかのように、
空を追っていることがあって、これは私には見えない存在だと思うけれど、
少なくとも、私の顔のそばにコチカが見ているものが、毎回毎回そのような存在ではない、
ということがわかって、ほっとした。
でも今度は、コチカがおたおたする番である。
ちょっとばかりやったー、という気分。
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2月17日(水)
冬の居場所バリエイションのいくつか目。
私のテーブルの下。
パネルヒーターの真ん前。
つい足の裏でモショモショ触ってしまう(笑)。
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2月18日(木)
<番外:オーラの見方>
コチカのオーラが見える話について書いたら、
オーラの見方について尋ねられたので、簡単に説明いたします。
オーラの見方、というセミナーなどもありますが、そんなのに参加しなくても見えるようになります。
見ようと思う対象をちょっとはずした場所に目をやるのがコツです。
例えば、ネコの耳であれば、耳の横の空間を見るのです。
あるいは、耳を通り越した向こう側を見るつもりで見てみてください。
物や植物などでも見えます。
葉や鉢、机、鉛筆、なんでもオーラを持っています。
対象の端のラインが、ダブって見えたり、影のようなものが見えたら、それが始まりです。
目の錯覚だと思ってはいけません。
そのまま頑張って見ましょう。
目が痛くなってきても、涙が出そうになるくらいまで、見つめてください。
ただし、
見ようとするあまり、目に力を入れすぎてはいけません。
リラックスして、目の力も、頬の力も抜いてくださいね。
何日かに渡って10回ほども試してみたら、誰でも100%見えるようになります。
やればやるほど、はっきりといろいろな色が見えてきます。
ただ、
その色というのは、絶対的なものではなく、
背景や、見る側の心の状態によっても、違って見えるそうです。
マナーとして、
知らない人のオーラを見ようとしたりしないこと。
その鉄則さえ押さえたら、見えるようになると、
肉親やその他大切な人の心身の不調をわかることができます。
ぜひクリアしてご活用ください。
もっと詳しく→☆
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2月19日(金)
フィギュアの高橋が銅を勝ち取った。
ライサチェクと高橋、プルシェンコと熾烈な争いで、
どうなるかと思った・・というのは私の心臓がである。
女子なんか、来週まで待たなければならない。
彼女らは今どうしてるだろう、と思うと、
緊張感が伝わってきて(そんなわけないのだけど)、心臓がばくばく言う。
大丈夫かぁ。
私がテレビにくぎ付けになっていると、妙に視線を感じる。
ふと横を見ると、寝ていたはずのコチカが起きて座っていて、
眉間にしわをよせたような顔つきで、じーっと見ていた。
人が魂が抜け落ちてるような状態を、コチカは嫌う。
ねえ、ちょっと?と視線が言っている。
いいじゃん、別に、などと返事をすると、
私のおなかに手をかけ、モミモミ始めた。
邪魔されたくない私が、やめてよコチカ、と背中を触ろうとすると、
何を思ったのか、ぴょーんと私の膝を飛び越えて、
反対側のひじ掛けに着地した。
その瞬間、ふわぁ〜っ!と毛が舞った。
こんな動きだけで、こんなにも毛が抜け、舞うのか。
あわてて顔をそむけ、口と鼻を押さえたけれど、
知らないうちに、いっぱい吸ってるんだろうな、この分だと。
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2月21日(日)
寒い1週間が過ぎて、またきれいなお天気が戻ってきた。
朝から朝寝
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2月23日(火)
コチカは最近、
ソファに座る私の隣にいて、よしよししてほしいときなど、
ねえ、ちょっとぉ、と腕にかみつく。
前には至近距離に来て、小さく、にゃ、と声をかけていたのに、
こういう変化というのは、どういう心境によるものだろうか。
何か理由はあるのだろうけれど。
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2月24日(水)
お昼前、今うちにいる母が大根を煮ていた。
カツオの出汁のいい匂いがしている。
台所の構造上、やたらと音が響くので、
大根を切る音やら、鍋などの触れ合う音が相当にうるさい。
私も物を取りに部屋を出たり入ったりしていたが、
騒々しい人間たちに眠りを妨げられて、
じっとしていられなくなったコチカが、
椅子の足カバーをボールにしてサッカーを始めた。
すぐに盛り上がり、一人で大奮闘していたが、
台所まで来ると、ふと足を止め、
首を伸ばし、鼻先を宙に泳がせて、くんくんしている。
大好きなサッカーの最中でも、
カツオブシの匂いは気になるらしい。
なんか人間臭くて、笑えた。
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2月26日(金)
<熱い頭にもコチカ>
ようやくフィギュアの女子フリーが終わった。
恐らく世界中が熱気に包まれ、地球すら膨張してるのでは、と思われた数時間、
私はただ見ているだけなのに、相当の体力を消耗した。
浅田は思う通りの演技ができずに彼女としては悔しいだろうけれど、
トリプルアクセルを3度も見事に決め、歴史に残る足跡を残した。
同時に課題が明確になり、選手生命も大きく伸びたと思う。
やれることは山ほどある。
自分のさらなる完璧さに出会っていくだろう。
ファンの楽しみもまた膨らむ。
頑張れ真央ちゃん!
あーやれやれ、やっと終わったとほっとしたら、
コチカが足元に来て、そっちへ行っていい?という目をしてきた。
おいで、と膝を叩くと、ぴょんとやってきた。
おとといのフィギュアSPが終わってから待てない気分で落ち着かず、
結果なんかどうでもいいので早く終われ〜、
と一方的な願いを胸に、定まりきらない精神状態でいたら(大げさ)、
体調を崩し、風邪をひいたみたいにこめかみが痛くなった。
そして今日。
演技を見終わり、興奮冷めやらずぼうっとしていたら、
コチカがやってきたのだ。
ふわふわと柔らかい毛触りが、熱い戦いに疲れた目を、心を癒してくれる。
自分の出番をちゃんとわきまえているコチカ。
肩の力が抜け、すぅっと馴染んだ位置に自分が降りてくる感じがした。
鎮静剤にもなるんだね、コチカは。
人間がテレビ見てると、うるさいし、退屈・・
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2月27日(土)
今うちにいる母がうっかりじゃこを水屋の上に出しっぱなしにしていたら、
ちゃっかりコチカが見つけ、滅多に単独では行かない台所に入り、
水屋の上に乗り、じゃこの袋を噛み噛みにした。
あー!!!とじゃこは撤去したが、何度も何度も水屋に吸い寄せられていくコチカ。
どうしたものか、と思っていると、奥の方にカツオブシを見つけた。
いつもご飯のときに、ちょっとトッピングしてやるカツオブシである。
運悪く見つけられた。
夕飯の際に、ネコはみかんが嫌い、という話をしていたら、母がみかんの皮を載せた。
効き目あるかな。
コチカよけニンニクの代わり
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2月28日(日)
台所から不審な物音が聞こえたので、
見てみると、コチカと目が合った。
効き目なし。。
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