1月4日(水)
爪が引っ掛かっていろいろ不都合があるので、切られた。
や、やめろ・・
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1月6日(金)
右手を舐めて顔を掻くのを2回目撃した。
結構力を込めて掻いているので、見てみたら、
目はなんともないが、右耳の外側に何かできている。
皮膚が3か所ほど色の変わったところがあり、
毛には影響していない。
なんでもないといいけど。
ときどき秘かにしかけてくる「目だけかくれんぼ」
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1月9日(月・祝)
頭を押さえこまれると気持ちいいらしい。
至福?
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1月11日(水)
人をヒーリングしていると、コチカが尖った目をしてやってきて、うにゃ〜、と言う。
コチカは椅子に手をかけたり、私にしきりに視線を送る。
無視していると、にゃ〜!といいつつ私の腕に手を伸ばした。
爪が引っ掛かったので、とうとうヒーリングの手を離し、
後でよしよししようね、ちょっと待ってて、と言いながら爪を外すのだが、
なんとかなんないものか。。
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1月12日(木)
今日はゆっくり行くと言って、9時半だと言うのに、
夫はご機嫌でのんびりしている。
お陰で私の朝のイベント(?)は滞っている。
一日の始まりのときなので、夫の気持ち逆らうことなく、
じっと付きあっているが、内心は早く出て行ってくれないかな、とじりじりしている。
コチカはというと、
夫にしきりに視線を送り、目が合いそうになると、にゃ〜、と声をかけ始めた。
夫は、僕に何か訴えかけているようだけど、なんだろう?
などと言いながら、そろそろ出かける用意をしているが、
コチカは夫の後をついて歩き、夫が立ち止まると自分も立ち止まる。
やがて夫が出て行くと、今度は私に向かって、
同じ目をし、にゃ〜、という。
何だろうと思っていると、最近お気に入りのネズミをちらりと見た。
私はネズミの尻尾に付けてある紐を持ち、これ?と聞いた。
するとコチカの目がらん!とし、助走路をつけるべく、移動した。
なんだ、そういうことだったの。
コチカは夫がのんびり家にいることで、週末だと思ったのだろう。
遊んでもらおう、と思っていたのだ。
私は朝の日課を取り戻したいと思っているが、
コチカはもうすっかり戦闘態勢に入っているので、
しかたなく、しばらくつきあった。
まあね。
東京は年末からいいお天気がずっと続いているのだ。
この気持ちのいい空気を、みだりにかき回さない、
というのも、ある種の貢献かも、などと思ったり。。
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1月15日(日)
午後5時過ぎ。
コチカがにゃーと来た。
ソファでPCに向かい手紙を書いていた私は、
あ、ご飯よね、と軽くよしよしをして、ご飯を用意した。
ご飯の器を所定の位置に置いてソファに戻るとき、
コチカはテーブルの下からこちらを見ていた。
お食べ、と言って、ソファに座り、
手紙の続きを書き、やがて終えた。
テーブルの下を見ると、コチカが寝そべっている。
ご飯を食べに行った形跡がない。
なんで?
ちょっと考えて、そういえば、と思い出した。
ご飯お食べ、とソファに戻るとき、
コチカはテーブルの下で、寂しそうな目をしていた。
あー膝にピョーンする?と誘ってよしよしするのを忘れていた。。
ご飯の前のお膝にピョーンは、
コチカにとって、大事な癒しの時間なのだ。
決して忘れてはならない。
ネコにもいろいろと厳しい決めごとがあるのである。
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1月17日(火)
コチカは夜中に私が眠っている時には起こしても絶対起きない、
と知っているからだろうか。
ご飯が欲しいと思っている時、自分がどんなにぐっすり眠っていても、
私がトイレに起きるときには、飛び起きて、大げさにアピールしてくる。
ベッドから降りて、いきなり脛に頭をぶつけるようにして、すりすりし、
私が、ご飯ね、と言うまでは、私の前にまわり、私の顔を見ながら、行く手を阻む。
ご飯がなくなってしまって、足してもらわないといけないので、
私が起きたら必ず言おう、と心づもりしているのか、と思うと、
なんか笑えてくる。
と同時に、苦労かけてるな・・とも思う。
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1月19日(木)
最近運動したくなると、ねえ、と言いに来る。
夜寝る前や夜中なら絶対断るが、
朝だったりするとちょっと言いづらいので、しかなくつき合う。
最近のお気に入りがこれ。
転がっていると、本物みたいで気持ち悪いのだが、
コチカは好きらしく、いつになくよく遊んでいるのだ。
その尻尾を麻紐に結えて振り回すと、
形がアンバランスなせいか、適当に不規則な動きをなし、
コチカのネコ心をそそるらしい。
15分くらいは、狙って、飛びついて、とハッスルする。
これで冬の運動不足が解消されるといいな。
ヤなカタチ。。
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1月20日(金)
テーブルの下のコチカをこっそり撮ってみた。
何見てる?
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1月23日(月)
コチカが布団の中の私に夜通しぴったりくっついていたので、
明日は寒いのかもと思っていたが、案の定、冷たい日になった。
床暖房をいつもは1か2のところを3にし、ときどきエアコンも点ける。
コチカはパネルヒーターの前から動かない。
でもいつもよりうんと早い午後4時ごろ、ご飯〜と言っていた。
まあ夜中にあまり食べに来なかったのかもしれないけど、
じっとしててもお腹って空くんだね、やっぱりね^^\
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1月24日(火)
東京も雪が積もり、通勤通学の人々は少々パニック気味。
こういう日に限って北海道在住の人にメイルを書いていたりする。
東京はもう大変で・・なんて書きそうになるけれど、笑われそうなのでやめる。
でもこれだけ冷たいとコチカが当たり前に布団の中で丸くなるので嬉しい。
つい手で引き寄せて、ふかふかな身体をぴったりくっつけてしまうけれど、
気がつくと手が入るくらいは隙間を開けられている。
ち。
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1月25日(水)
<ホーミー。ネコをもノスタルジックにさせる?>
BSプレミアムでモンゴルの民俗歌唱(?)ホーミーをやっていた。
一人和音とも呼ばれ、男性が2つの声を出すというもの。
浪曲を歌うような発声で低い声質をベースに、ビーンという笛のような音を同時に鳴らして歌うのである。
世界中でそんな歌い方をするのはモンゴルの人々だけなのだそうだが、
風の音や渓流のせせらぎをまねするうち、そのような歌い方をするようになったのだとか。
確かに広大な大地の上にぽつんと建てられたテントのようなゲルと呼ばれる住居に住まい、
大空の下、吹きすさぶ風を身にまといながら馬に乗って大地を駆け巡る人々ならではの発想なのかもしれない、
と思う。
ダイニングテーブルに肘をついて、感心しながら観ていると、
コチカがやってきてそばに座り、私を見上げて小さくにゃーっと言った。
どうしたの、と首筋をなでてやり、またテレビに目を移す。
でもコチカはまだじっと私を見ていて、しばらくそうしていた。
この様子は、私が悲しくて沈んでいる時とか、
思い悩んでいる時に、いつの間にかそばにいて、
心配そうに見ているときと同じだった。
そういえばコチカが初めてうちに来た頃、
抱っこして窓の外を見せてやると、
鼻先を上げ下げして匂いを嗅いでいるようなので、
私も身体を低くしたり高くしたりして匂いを嗅いでみると、
なるほど、同じ場所でも高さによって空気の匂いが違うのだということがわかったが、
もしかして、コチカはテレビから聞こえてくるホーミーの中に、
風の音を聴いたのだろうか、と後になって思えてきた。
大自然の中で野性味を精神にたっぷり宿した人々が紡ぎ出す歌声は、
都会に住んでいても、まだまだ野性味を忘れていないネコに、
どこからか渡ってくる幾種類もの風を感じさせ、
それを聴いている私はきっと感情的になって悲しんでいるのだ、
とコチカらしく思ったのかもしれない。
ひょっとしたら、ホーミーを聴いて、コチカはノスタルジックな思いに浸っていたとか。
考えすぎかなあ。
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1月29日(日)
毛を梳かれた。
どいだけやるねん? |
もういやだー |
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1月31日(火)
<ちょっとした効率>
夜中。
コチカは私の布団の中に入ろうとするとき、
もはや背中を私の体に押し付けるべく準備して入ってくる。
ちょっと離れた位置からそろりときて、
中で方向転換をしたときには、
背中がぴったり胸の脇にくっついている、
という寸法である。
毎日の積み重ねが産む、ネコのちょっとした効率の良さ。
感心するあまり夜中に、むふふん、と布団の中で笑えてくるのだ。
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