2012年5月・6月・7月

~~~ミルク色のコチカ~~~


日課牧歌 -133-

2012年6月



新しい寝場所

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6/8コチカのハイヤーセルフと話した・・ホントか? 6/14日課として組み込まれたヒーリング
6/25コチカ怒る


6月3日(日)

明日は満月でしかも月食である。
調子悪いったら。
コチカも朝からぐったりしてずっと寝そべっている。
いつもなら午後には籐椅子からじっと私をみつめていたりするのに、
今日はそれもなし。
目も合わせたくない気分なのだろうか。
わかるわ〜
私よ。



 *  *  *  * 


6月5日(火)

本日コチカは大変難しいところに吐いた。
籐椅子の背もたれの方を向いてしゃくりあげたので、
私が行って降りるよう促そうかと思ったが、
微妙に間に合わなそうだったので、ただ見ていた。

果たして、背もたれと座面との間をだだだだだと伝って、床に落ちた。
3段積み重ねた座布団が、具合悪いようにずれていて、
その3枚共に平等にブツが載っている。
やんなっちゃうなあもう。。

汚れた座布団はまだ洗わないので、
十分拭いて湿り気は取れたが、そのまま乾かす。
ネコの高感度の臭覚は、
座りたくなくなる悪臭の信号を発しているのだろう。
コチカは私に、なんとかして〜、と泣き声を上げた。
知らんこっちゃ、だ。
吐いたら自分が困るところには吐かない学習すればいいのに、
と思うが。。



 *  *  *  * 


6月8日(金)

<コチカのハイヤーセルフと話した・・ホントか?>

コチカが膝に乗ってきたので、瞑想をする。
コチカにもハイヤーセルフ(高次の自分)があるのだろうか。
あるとして、だったら繋がれるのだろうか、
兄弟のこととか聞いてみたい、
とぼんやり考えて目を閉じていたら、急に声が聞こえてきた。

ミーくんと私、という。
あわてて質問した。
それ兄弟?
 うん。
ミーくんはオス?
 うん。
じゃあ2人兄弟だったの?
 うん。
ミーくんはどんなネコ?
 白に黒い点。
お母さんは?
 白にちょっと黒(ずっと前にチャネリングしてみたときにも、そんな柄のネコを見た)。
コチカの腰の悪いのはどうしたの?
 生まれたときから。
お母さんと3人?
 ???
どこに住んでたの?
 押し入れの中(やっぱり!コチカはうちに来たばかりの頃、初めて押し入れの匂いを嗅いだ途端、不自由な足で飛びついて行ったのだ)。
コチカはどんな子だった?
 活発だった(やっぱり)。
お母さんはどうしてるの?
 元気。
ミーくんは?
 元気。
辛いことを聞いたらごめんだけど、人間は何かひどいことをした?
 ううん。
捨てられたのはなぜ?
 自分らは飼えないと思ってるみたいだった。
私はコチカがうちに来てくれてうれしいよ。
 ・・・。
辛いことも多いだろうけど。
 ・・・。
ヒーリングいっぱいしてあげるからね。
 うん。
ヒーリング好き?
 うん。

・・・このあたりで、意識がはっきりしてきてしまった。

母親とミーくんはコチカが元気にしているのを知っているのだろうか。
なんでコチカは現在の母親と兄弟のことを知っているのだろうか。
ネコ同士、スピリチュアルなレベルでコミュニケーションをとったりしているのだろうか。

コチカのハイヤーセルフと人間の言葉で話せていること自体不思議で半信半疑だが、
でもそう聞こえてきて、しばらく耳に残っているし、
こういった場合、違っていたらなにか違和感があるはずなのだが、
違和感もなく、あながち間違ってもいないような気がするのだ。
また聞いてみよ。



 *  *  *  * 


6月12日(火)

朝、私よりも先にリビングに行っていたコチカは、
わーわー鳴きながら歩いていた。
何事かと思ってコチカ、と声をかけたら、
にゃー!と言って、ソファの前に座った。
今朝はうすら寒いので、私の膝を待っていたのだ。
人間の朝食が済んだら、また私の膝に来て暖を取っている。
これではなんにもできないので、点けたくないが床暖房を付けた。
空気がなんとなく温まったのを敏感に感じ取ったか、
コチカは降りて行って、籐椅子の自分の定位置に戻った。
ったく。。
甘えに来るのなら嬉しいけど、利用しに来られると、なんだかな、である。
それもまあいいけれど、利用しっぱなし、ってどうよ?
外に暮らすネコはなんとか自分で工夫するんだからね、コチカ。



 *  *  *  * 


6月14日(木)

<日課として組み込まれたヒーリング>

夕方になろうかという頃。
コチカが膝にやってきた。
来た来た来た来た、と言って私はコチカを迎えた。
左耳を撫ぜ上げると同時に、コチカがもみもみを始める。
もみもみを終えたので、前かがみなって、
テーブルのカップを取り、コーヒーを飲んだ。
そのままぼーっとしていると、
コチカが顔をこちらに向けた。
何をしているのか伺ったようだった。
何かな?と思っていると、
目を上げて、じろっと私を見た。
なんにもしないで、なにやってんの?
と聞こえた気がした。
あれ、もしかして、ヒーリングを待っている?
いつもこのタイミングでやってたっけ。
いつももみもみを終えるのを待って、ヒーリングを始めてた・・?
なるほど、そう言う気がする。
あはは〜
もう膝に来てからヒーリングに至るまでのリズム、
というのが出来上がっていたんだね。
お見それしました〜



 *  *  *  * 


6月16日(土)

午後夫と瞑想をした。
脳内が光に溢れていたので、親戚縁者数人に光を送った。
もう誰かいないかな、と思ったところで、
籐椅子で寝そべっているコチカにも送ってみた。
いつも膝の上でヒーリングをしているし、
さして必要もないはずなので、拒否されるだろう、
と思っていたらさにあらず、
人間に送るの同じくらいたくさん入っていった。
では夫は?と送ってみると、
さすがに自分で採り込んでいるらしく、拒否された。
ということは、やはりコチカはエネルギーを必要としていたのか。
不思議〜



 *  *  *  * 


6月17日(日)

午前中、ベランダに出たり入ったりしている人間に、
自分らばっかずるい!と怒るあまりに、
勢いがついて止まらなくなってしまったコチカ。
パワーを持てあましているようなので、
ねずみさんしよ〜、と誘ったら、よっしゃーと即座にOKした。
あばれるあばれる。
キャット・タワーにわざわざ登って、しゅわ!とばかり降りてきて、
どどどどど、とネズミに飛びつく。
こんなだとやってる方もやりがいがあるというもの。
でも張り切り過ぎたか、割合すぐにへろへろしてきた。
座ったままでいることが増えてきたので、
もうおしまいにする?と聞くと、すねにすりすりしてきた。
コチカはイエスのとき、必ずすりすりするので、わかりやすい。



 *  *  *  * 


6月20日(水)

どういうわけだか、今日はキャット・タワーの穴倉に入ってしまった。
かわいいコチカの姿が見えなくてつまらない。。

 
こっちでがまんしとこ。。


 *  *  *  * 


6月23日(土)

今日もコチカは穴倉である。
ネコと一緒に暮らしていても、
ゴロニャ〜ンとした姿が見られないのだったら、いないのと同じ。
一つもありがたみがなく、ほっこりできない。
早く寝る時刻にならないかな。
夜中にいっぱい見ておこう。



 *  *  *  * 


6月25日もう25日ぃ〜(月)

<コチカ怒る>

昨日爪を切られてしまったコチカ。
キャット・タワーの最上階に登ろうとしたら、
爪が滑って一発で登れなかった。
足のうまく使えないコチカは、
そこでえいっとばかり足を上げることができず、
上にも上がれず下にも下りられず、
中途半端な格好で最上階の棚にお腹で引っかかってしまった。
何度も足を上げようと頑張るが上がらず。
代わりに息が上がってしまうのだろう、
何度もお腹を引っ掛けたまま休んだ。

腰からぼよーんと両足をそろえられた後ろ姿は、
なんだか滑稽で笑いそうになるが、
笑うのも不謹慎だと思うくらい、辛そうなのである。
写真も撮りたかったができなかった。

上に上がるのは諦めて、
なんとか下に降りた際、切ったはずの爪が引っ掛かってしまい、
不自然に腕がねじれそうになった。
これにはさすがに夫が助けてやり、一見落着となった。

さてそれからコチカは、
降り立った階でしばらく休んでいたが、
眉間にしわを寄せ、それはそれは厳しい顔をしている。
あまりにかわいそうなので、膝を叩いて誘った。

すぐさま降りてきて膝に来て休んだが、ほどなくトイレに連れて行かれた。
まあオシッコは問題なくさせて、もうなんでもなくなったように思われたが、

お風呂前のよしよしかねずみをしようと夫が床に座り、
さあ、コチカ〜と声をかけたら、
うにゃ〜!とおなかの底から唸るような声を上げながら近づいた。
これには爆笑した。
まだ怒ってたんだね。
複雑なんだねーやっぱりねー、と夫。
いったいどちらの飼い主に似たかね、と笑っている。
私はいったん爆発したらその瞬間に終わるから、あなたかもね、夫よ。



 *  *  *  * 


6月28日(木)

脱衣所の乾燥機から洗濯物を取り出して畳んでしまっていると、
必ずコチカがやってきて、籐のランドリー入れの上に、ぼすっと乗る。
これに気付かない時があって、狭い場所で振り向いたときに、
肘で思い切り個ついてしまい、驚くことがあるが、コチカは懲りないらしい。
で、そうやってわざわざ私のそばにくる割には、私を見ないで、背を向けている。
いったいどういう心境なのやら。
コチカの日常の謎のひとつなのだ。



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6月29日(金)

穴倉にいるコチカがくしゃみをした。
そしたらキャット・タワーが揺れた。
かわいくて、ふふっと笑った次の瞬間、
隣に住むカトちゃんペッみたいなステテコのおじさんが、
フエックション!と家屋を揺らしてくしゃみをしたのが聞こえてきた、
という妄想が浮かんだ。
妄想の中の私は、ああまたあおおじさんだ、とまで思っている。
コチカのなんか、くしっ、と言う程度のわずかなものなのに、
一瞬にして生まれるおじさんのくしゃみの妄想はなんだろう。
いったい人の思考ってどうなっているのか。
自分の脳ミソながら不思議。



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