猛暑の名残を引きずったまま10月に入った。
とはいえやはり、ときどきは秋の気配。
比較的空気の乾いた日、窓を開けてみた。
さっそくコチカが来て、鼻をひくひくさせた。
完璧に季節が移ろったな、と思っただろうか。
秋の匂いを嗅ぐ
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10月14日(日)
夏毛が抜けるのだろうか。
コチカがソファに飛び乗るだけで、ふあ~と毛が飛び散る。
あまりにすごいので、毛を梳いた。
最初こそ気持ち良さそうにしていたが、
次第に退屈にもなり、嫌になってくる。
逃げ出そうとするコチカに、ほら、と言ってクシをやったら、
両手でつかんでカミカミしていた。
もうちょっと、はい、もうすぐおわり、とか言いながら、
毛を梳き終わると、大きなハムスターなら1匹、
小さいのなら3匹分くらいの毛が取れた。
やれやれ。
毛並みもきれいに整って、
ちょこっと小さくなったように見えるコチカ。
これで当分は毛にも煩わされなくて済むかしらね。
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10月15日(火)
なんとなくソファにきて私にぺったりくっつく。
そして私が用事に立つと、しめしめと私の座布団を陣取る。
でも戻ってきたとき、そこは私の場所よ、どいて、というと、どいてくれる。
ち。
とか思ってるんだろうな。
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10月16日(水)
関東では深刻な被害を出した台風26号。
コチカが住むここは比較穏やかにすんだけれど、
南の地域では大きな爪痕を残した。
被害に遭われた人々に心からお祈り申し上げます。
ソファに座る私の隣で横になっていたコチカの右太ももの毛が不自然にもさもさしている。
手で探ってみると小さく脱毛している。
さらによく見てみると、5mm-10mmくらいの大きさで、
なにかができているのだった。
なんだろう???
最近あまりヒーリングもしていないので、今日の夕方あたりしてみよう。
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10月18日(金)
<ネコの喉ゴロゴロのヒーリングパワー>
ネコはゴロゴロいうとき、20-140Hz以内の波動を生み出しますが、多くの病を医学的に治すのですって!
ご存知でした?
1.呼吸困難を緩和。
2.骨を強くする作用。ゴロゴロの波動が25&50Hzであるのがベスト、次に100&200Hzが効果がある。
3.ネコと一緒にいることや、喉のゴロゴロを聞くことで、血圧を下げる。
4.ゴロゴロ言っているネコをよしよしすることで、心が休まりストレスが弱まる。
5.ネコを飼っている人は心臓発作のリスクが40%少ない。
6.ゴロゴロの波動が傷ついたアキレス腱や筋肉のヒーリングに役立つ。
7.空気感染や腫れを癒す。
知らなかった~@@; そんなにも人を癒せるなんて。ネコさまさま。もうネコに足向けて寝られませんよf^^
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10月19日(土)
<布団の中に入ってきた>
つい数日前まで夏並みに暑かったのに、急激に涼しくなった。
特に昨日は決定的に涼しく、
エアコンを入れない寝室も、
除湿機の熱で温まっているのがありがたいくらいである。
やれやれという思いで寝られるが、
この涼しさは、ネコを心細く思わせるのだろうか。
コチカがちょいちょいと布団口をひっかき、お伺いを立ててきた。
すぐさま、どうぞ、と布団を上げる。
2日前には、入ろうかどうしようか、と迷い、
入ってきたものの、すぐに出て行ってしまったが、
昨日はさっさと私の脇の下に腰をおろし、
腕でもみもみをして、丸くおさまった。
私はまだ半そでのパジャマを着ている。
むき出しの肌に、ネコのほわほわの毛。
むふふふふ、と笑えてくるくらい気持ちいい。
いい季節になってきた。
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10月20日(日)
爪を切った。
あまり運動もしない割には、
爪がうまいこと生えかわっていて、
先端がステキに細くするどくなっている。
これが私の太ももや二の腕の裏側でモミモミするときに、
泣きたくなるほど痛いのである。
痛くないようにして、と頼むと、
気を使ってうまいこと爪を引っ込めながらしてくれるが、
それだとコチカも気持ち良くできないだろうし、
1回2回当たっただけでも、プチプチちくちく痛いのである。
なので、夫に頼んで爪を切ってもらった。
たくさん切ると、コチカのネコ的生活に支障ができるので、
最も尖っている先端の1mmにも満たないほどを、摘んだ感じ。
夫も慣れたもので、のんびりしていると、
コチカがむずがり出すので、
わずか1分半くらいで全部の指の爪を切った。
ネコと12年も暮らしていると、こうなるのだな、
と妙に感心した秋でした。
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10月21日(月)
秋になると、朝陽がリビングに長く伸びる。
朝からコチカと朝陽浴をする。
暑い。。
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10月23日(水)
おもちゃが気に入らないのか、あまりハッスルしないので、
夫がマタタビの粉を嗅がせたら、それなりに昂揚して、
しばらく怪しくクネクネしていたけれど、
マタタビが古いのか、前ほどのことはなかった。
でも若干そこらに残ったらしい匂いが気になるのか、ずっとそこにいる。
人間からしたら中半端で、なぜそこにいられるのか解せない場所。
今年初めて床暖房をつけたので、クネってみたところが気持ちよかったのかも。
上にはちょっとだけど軒(のき)もあるし(笑)。
そんな中途半端なところで落ち着く?
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10月24日(木)
人間がお風呂に入るのを待っている。
早くしてくんないとなかなか寝られない…と思ってるのかどうか、厳しい表情。。
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10月26日(土)
涼しくなったので、夜のよしよしのあとに、
ねずみのひも(ねずみは最近つけていない)、ハッスルするようになった。
これで運動不足も解消できそうだ。
よかったよかった^^。
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10月31日(木)
今日もねずみさんで大ハッスルしている。
こないだの日曜に、
本物のファーのポンポンがついたおもちゃを新調して、
コチカはそれを大いに気に入ったようなのだ。
今更ながら夫が感心するには、
捕まえただけじゃなくて、捕まえたら口に持って行っておしまい、
というところが本能だよな、とのこと。
なるほど、捕まえたと同時に、
あるいは手間取って捕まえたとしても、
なるべく早い段階で口に持って行って噛みついている。
なーるほど。
だから本物のネズミも、瞬時にガブリとやられるのである。
でも、死なない程度にガブリで、ネズミが即死しないところが、
いろんな意味で痛みとして残るのだけど…人間には(ᄬ;)
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