11月2日(土)
夜寝る際にも、朝もうすぐ起きるというときにも、
コチカは私の胸と腕の間に丸くなりに来る。
背中をぴったり胸にくっつけてきて、
頭を脇に押しつける。
私の顎の下は、コチカの柔らかな毛に乗る格好になる。
もうたまらない幸福感なのである。
一日こうして眠っていたい、と朝起き出したくないのだ。
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11月3日(日)
夜のハッスルタイム。
都市の地下特集をテレビでやっていた。
ずっとネズミに集中していたのに、
ドクロの山積みが映し出されたら、
急に画面に気を取られ、じっと見ている。
そんなもんに興味あったっけ?
けったいな趣味だねえ
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11月5日(火)
一昨日、食べてすぐ吐いて以来、あまりご飯を食べていない。
昨日はねずみさんもあまりしなかった。
だるかったりするのかな。
今日は午後になって窓を開けたら、気持ちいい風が吹き込んできた。
ああ、秋だな、と浸ろうと思ったら、
コチカはスイッチが入ったようになって走り回り、
何度かキャット・タワーをかけ上った。
お腹が空いたというので、
ちょこっとお皿にキャットフードを入れてやったが、食べなかった。
夕方になって、ご飯ちょーだい、といつものように言うので、
内心ほっとしながらも用意をしてやったが、
葉っぱもカツオブシもしたのに、ちょっと匂いを嗅いだだけで、食べなかった。
そのうちに少し食べたようだが、わずかである。
おとといの夜に新月になって、まだ48時間内ではあるので、
その影響かもしれない。
毛玉も溜まってるかもしれないし。
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11月7日(木)
<ようやくご飯を食べた> 月、火、水、とご飯をろくに食べなかった。 カツオブシも葉っぱもしてやっているのに、 クンクンと匂いを嗅ぐだけで、食べず、 心残りな様子で、うろーと離れてしまう。 どうしたのだろう。。 どこか病気であるようにも見えないが、 とにかく今週末は病院に連れて行こう、 と言いつつも、気になって夫と毎晩話し合った。 抱っこすると確実に軽くなっているし。 歯が痛いのだろうか、 と無理やり口をこじ開けて見てみると、 相当に葉が黄色くなっている。 でもぐらついてもおらず、しっかりはしている。 考えられるのは、 日曜に食べてすぐに吐いてしまってから、 食べなくなっているので、 ひょっとしたらキャット・フードが嫌なのだろうか、 と前のタイプのを買ってきた。 するとなんのことはない、前の通り、バクバク食べた。 なーんだ。 新しくしたキャット・フードが嫌いだったのだ。 それにしても食べ始めてから1ヶ月は経っているのだ。 何がどう変化したのだろう。 袋の中で酸化していたのだろうか。 とにかくまあ、食欲が戻って良かったよかった^^ ついでに数日ファスティング(断食)もできてよかった。 これで当分は元気だろう。 |
心配したんだよ。。ところでこの手は何? |
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11月10日(日)
本日コチカは、
よく寝て、久々によく食べ、よく水も飲み、吐きもせずよく遊んだ。
まあ満足だろう。
私たち人間も満足である^^
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11月18日(月)
<コチカの知恵>
ご飯~と言ってくるコチカに、書き物の途中の私は、
ちょっと待って、ごめん、ちょっと、もうちょっ…とダメ出しを出していた。
するとコチカは離れて行った。
ちょっと行って戻ってくるだろう、そしたらご飯をしてやろう、
と思って書き続けていると、部屋の隅から、かさっと音が聞こえた。
私のもっともしてほしくない、カーテンを引っ掻く音である。
でも1回だったたな、と書きながら思った。
するともう一回、かさっ
顔を上げて音の方向を見ると、コチカがこっちを見ている。
なんだろう、と思って、最後のシメを書きかけると、またかさっ
ひょっとして、と思ってまた顔を上げると、コチカもこっちを見ている。
なんと、今コチカにカーテンを引っ掻きたい衝動はないのだけど、
私の気を引くために、カーテンを引っ掻いているのである。
こうすれば私が立ち上がって、怒りながら何か言いに来るだろう、と。
確かにその通りで、きれいなお気に入りのカーテンを引っ掻いてほしくないので、
コチカがやりだすと、私は必ず立ち上がって、物を言いに行く。
わかったよ、私が悪うございました、とばかり立ち上がって、ご飯を用意しに行った。
コチカが必要以上にカーテンを引っ掻かなかったことが、じーんと響いた。
コチカよ、あんたは偉い。。
完敗である^^;
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11月20日(水)
<月光浴日より>
おとといはすばらしく美しい満月だった。
早い時間から、完全な満月に近い月が明るく雲ひとつない夜空に浮かんでいた。
湿度も少ないのか、空気が凛としていて、地面には濃い影ができていた。
絶好の月光浴日よりで、家にあるほぼ全部の石たちをベランダに並べ、
人間も少しの間月の光を浴びた。
1畳分ほどの石を夫と運び出している間、コチカは出たい、とも言わずに、
人間のやることをじっと見ていた。
もうどうあっても外には出られないのだから、とわきまえているコチカ。
抱っこして一緒に月光浴してみない?と夫に言ってみたが、
思いつきでそんなことしないほうがいいよ、と言うので、断念した。
ガラス窓の向こうでひとちじっと見ている。
なんだか切なかった。
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11月21日(木)
<足元バトル>
パネルヒーターを出した。
足元バトルが始まった。
いよいよ冬本番である。
足伸ばしたい・・
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11月24日(日)
昨日来客があった。
朝からバタバタと掃除に片付けに、と走り回っている人間に、
コチカも落ち着かないらしく、キャット・タワーを登ったり降りたりしている。
2人のうち一人の方が以前にも来場しているので、
Nさんが見えるよ、と何度か言ってみると、
あ、その名前聞いたことある、というような顔をしていた。
男性・女性のお客さんそれぞれが犬を飼った経験があるせいか、
コチカにも興味を持ち、優しく接してくれた。
4人で飲んで食べて笑って、と賑やかにしているつもりだったが、
コチカにとっては、許容できる範囲の賑やかさだったか、
いや、それよりも和気あいあいとした、和やかなムードが気に入ったのだろう。
珍しく、人見知りもせず、足元にすりすりしに行った。
ご飯を食べた後は、ソファを独占して、丸くなって熟睡していたが、
お客さんたちは帰るとき、2人でコチカに近づいて、
話しかけたり、顎の下を撫ぜたりしてくれた。
ほとんど覆いかぶさっているように見えるが、
なんだか逃げないコチカ。
お客さんが穏やかで優しいからか、コチカも年をとったということなのか???
とにかく、お客さんもコチカも嬉しそうでよかった(ˆ◡ˆ)♪~
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