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マースとミーシャ：なかよしなかよし

：2006年2月6日(月)
育ての親：ムートンさんの話

寒いですね。
今日は冷たい雨が降っています。

緊急手術が必要だったネオを連れて行く日（1月31日）
「もう一匹も一緒に連れてきてもらっても良いですよ」と病院から電話があった。
急いで二匹を探し、夕方病院へ。
ネオは翌日の手術が決まっていて、ナオは恐らく週末くらいには手術できると思うので
それまでお預かりして迎えに来ていただく日をまた連絡します。とのことだった。

2月4日（土）病院からの留守番電話が入っていた。
「明日お迎えお願いします」
どうやら無事に済んだらしい。

2月5日（日）の夕方二匹を迎えに行った。
先生の話によると
ネオは妊娠していたがお腹の中で子供が死んでいた為にお尻から出血していたらしい。
ナオは怖がりで病院で一度脱走したのだとか。

鳴きわめく二匹を連れて帰宅。
寒い夜の庭に二匹を離さなくてはならない。
心が痛む。
せめてもう少し暖かい時期にしてあげたかった。
（いつもそう思っているうちに妊娠してしまうのだ）
二匹を迎えてくれたのは茶々丸。
餌を食べてる二匹に喜んで体当たりするもんだから、どう見ても邪魔してるようにしか見えないが
本人は親愛の情を表しているつもりらしい。
餌を食べて二匹とも別々に草むらの中に消えていった。
どこで寝るんだろう。

今朝、ナオとネオはいつものように裏口で餌を待っていた。
餌を食べ終わった頃、雪が雨に変わる。
自家製猫小屋に入れてみたけど、すぐに出てきて入ろうとしない。
（結局は全部茶々丸の家となってしまった様子。）
昨日は暗くてよく見えなかった傷口が痛々しくて罪悪感に包まれる。
私のしたことは間違ってたんじゃないか、と
どうしようもない気持ちでいっぱいになった。

避妊手術に連れて行った時はいつも同じような気持ちになってしまいます。
ごめんね、ナオ・ネオ。

☆☆☆

マースは最近順調にトイレでウンチをしています。
どうやらウンチがしたい時は私が来るのを待っているように思います。
トイレに行くと私が必ず来てくれることを知っているのです。
私がお腹を支えてお尻を覗くとウンチが「こんにちは」と顔を出し始めます。
一つ出るごとに砂をかけたいマースはウンチを出しながら砂をかけるのに
クルリと回転、足がもつれて倒れそうになるのを私が必死に支えています。
その繰り返しなので先に出たウンチを踏まないようにと体の向きを調整するのが
また大変です。

マースの体重4.2ｋｇ
ミーシャと比べると、すごく細く見える。
食べ物に欲が無くてあまり食べないんですよね。
昔は猫の缶詰も食べてたはずなんだけど今は一口くらいしか口を付けないし
魚も食べない、人間の食べるものもまったく興味無しで
ドライフードしか食べません。
それはそれでありがたいことなんだけど変わった猫です。
唯一欲しがるのはかつお節くらい。
もう少し太っても良いかな？と思いますが
足の負担を考えると、これくらいで良いのでしょうかね。

今日は寝ているマースのシッポとチー玉を綿棒を濡らして地道に拭き拭き。
マースはされるがまま深い眠りについています。
案外気持ち良いのかもしれませんね。
すぐに綿棒が赤黒くなります。
ん〜、何なんでしょうこれは。
シッポは油っぽいフケのようなものが大量に出てきます。
シッポの上側だけなので、やっぱりスタッドテイル症というものかもしれないです。
そうか〜、マースは限りなく純粋種に近い雑種なのか。

☆☆☆

コチカくん、大変なことになってしまいましたね。
驚きました。
尻尾がミイラ化するなんてこと、ちょっと想像できないです。
先の方はもう死んでしまってるってことなんですね。
それなら手術は止むを得ないです。
コチカくんの尻尾どれくらいの長さになっちゃうんでしょう？
16日の手術、頑張って〜コチカくん！
全身麻酔をするのなら
手術のついでに歯石も取ってもらってはどうでしょうね。

☆☆☆

時々猫の食べ残した餌を食べに狸が来ると以前お話しましたが
犬も来ます。
しかもマースの特大号のような白黒犬。
昨日主人がその犬の飼い主とお会いしたらしく
「いつもうちの犬が入って行く家の方ですね」と言われたそうです。
家でもちゃんと餌をあげているのになぜお宅へ行って餌を食べるのか？と
不思議がっていたとか。
不思議ですね〜。
そんな上等な餌は置いてないんですけども。
動物立ち寄り所になっているのかもしれません。

▲

：コチカの飼い主：

ムートンさん！
相変わらず寒いですね〜。
でも明日は東京は暖かいそうです。

ナオとネオの手術、ご苦労さまでございました。
無事済んでよかったですね。
辛い気持ち、私はそもそも猫を飼ったこと自体が初めてでしたから、
避妊も去勢もさせたことがありませんし、実感としてはわかりませんが、
そんな私の超第3者的な立場からいうと、やはり仕方がないことである、ということです。
恨まれたり虐待される運命を持ち合わせる猫を増やさないためにはどうしても必要なのですから、
良いことをしたとしかいえないのではないでしょうか。
タイミング悪いと、ネオみたいに死産であっても助けてもらえないまま、ということもありますしね。
どうか元気出してね。

* * *

マース風トイレの方法というのがもう決まっているのですね。
自分でトイレに行くところが偉いです。
コチカなんか、ウンチ。。というと人間に抱っこして連れてってもらうのですから。
それにしてもマース法は、大変な技術を要するものですね(笑)。

スタッドテイルについて言葉足らずだったのですが、
にきびみたいなものも同じようなもの、というのは恐らく、
ホルモンのバランスに寄るものだと思います。

コチカも体重はマースくんと同じくらいです。
もっとあるように見えると人に言われますが、
毛がもこもこしているので、太って見えるのだと思うのですね。
でも、マース君はコチカほどもさもさでもないのに、4.2ｋｇということは、
体格がしっかりしている、ということでしょうか。

* * *

そうなのです。
コチカの尻尾は切られてしまう。。
これこそ本当に罪悪感に見舞われます。
私のうっかりのために、体を切り取らなければならないなんて。。
歯石も、とは私も思っているのですけれどね。
でもいっぺんにやって顔も尻尾も痛いのであれば気の毒なので、
片方だけでいいかな、と思っています。
でも程度問題かも知れないので、獣医さんに相談してみようと思います。

* * *

マースくんにそっくりな犬なのですか。
本当にいろいろ来ますね。
どっかに「ムートンさんちはあっち」とか、たて看板があったりして。動物にだけわかるやりかたで(笑)。

▲

：2006年2月20日(月)
育ての親：ムートンさんの話

こんにちは。
先ほどナオとネオの抜糸を無事済ませ、ホッと一息ついているところです。

コチカくん、術後の経過も良いようで本当に良かったです。
マッチ棒みたいになっていたシッポが今度はジッパー付ビニール袋に入れられていますね。
コチカくんの後姿、失礼だと思いつつ笑ってしまいました。
かわいいです。

今日のマースは興奮気味
ナオとネオを病院へ連れて行く為に朝から家の中に２匹を入れていたので
ナオとネオがウロウロ歩き回るのを見て、どうして良いかわからない様子。
そして私が２匹を抱っこしたり撫でたりするを恐らく複雑な思いで見ていたのだと思います。
病院から帰り、ナオとネオを外に放してからもマースの興奮は続いていて
変な声で鳴きながら部屋中を歩き回っています。

ミーシャと仲良しなマース
昨日も部屋に閉じ込められたミーシャのことを必死で人間に伝えようと
部屋の前で鳴いていたそうです。
寒いからとマースをコタツに入れても何度も出て行き部屋の前へ行って
鳴いていたにもかかわらず結局母も姉も気づいてあげられなかったらしく
随分たってからミーシャが見つけられ、マースの鳴いていた理由がわかったのだとか。
以前も同じようなことがありました。
マースって案外賢いのかも？→2005年3月の日記

いつもと違う格好をしている主人にビクつくマース
消防団の服、ゴルフの帽子、派手な色のパーカー
どれを見ても逃げ出します。
パーカーには少し慣れてきた頃、パーカーの帽子をかぶって現れた主人に
再度ビックリ！
どうやら帽子をかぶっていると別人だと判断してしまうようです。
私が帽子をかぶっても別人だと思うのかな？
今度やってみよう。

マースはようやく落ち着いて寝てしまったようです。

それではまた。

：コチカの飼い主：

ナオ＆ネオの抜糸、無事済んでよかったですね。
これでやれやれ。当分は心配なし、でしょうか。

メス猫２匹が家の中に入ってきたので、
純情なマースくんの心はかき乱されたのかもしれませんね。
でも確かに自分の馴染んだ空間に、他の猫が入ってくると、
しかもムートンさんが撫ぜたりしていたら、混乱するでしょうね。
うーん…わかるような。
でも、それも経験ですよね。

コチカはあの尻尾で、神妙な顔して寝ていたり、大真面目にグレイを追いかけたり、
ほんと、笑わせてくれます^^\

マースくんは、賢いのもそうだけれど、優しい猫ですよねえ。
ミーシャもきっとそれを知っているでしょうね。
いいなあ。
猫同士の美しい愛情。
コチカもそんな風に仲良くできる相手がいたらな。。

ムートンさんの帽子姿を見て、マースくんのリアクションがどうであるか。
私は、一瞬驚いて目をまん丸にするかもしれないけれどすぐにわかる、とー然！にかけます(笑)。

外猫トリオはいい雰囲気ですね。
全員トラ猫なのだけど、色の濃淡がまたいい味出てます。
あくびが出そう。。
ふぁ〜〜〜〜

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