>>> マース君とミーシャのへや -41- <<< −2007年5月−
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:2007年5月31日(木)
育ての親:ムートンさんの話
ひまわりさんへ
こんばんは、大変ご無沙汰しています。
いつの間にか5月が終わるところでした。
<はじめてみる別猫のようなマース>
あれはたしか5月の初め、夕食後の午後11時頃
マースと散歩に出かけた時のこと。
外は結構寒くて、薄着で出てきたので早く帰りたい私とは裏腹に
今日はちょっと遠出したい気分なマース。
時間も時間だし寒いし「さ、マースそろそろ帰ろ」と抱きかかえようとしたとたん
ガブッツ。
また左手を骨に達するほどに噛んだのです。
本気で怒った私はマースのお尻を叩いて「マース!何で噛むの!!」
そう言って、帰ろうとしてもマースは足を踏ん張って動こうとしない。
早く傷の手当てをしないとまたしても風船のような手になってしまう。
無理やり引っ張って行こうとしても動かないし、抱いて行こうとしてもまた噛み付こうとしてしまう。
困った。
左手はみるみる膨らんでくるし
マースは見たこともないような別猫のような目でウ〜ッと釣り上がった目で私を威嚇しています。
う〜、これはマースじゃない。
このままでは帰れないので、マースの機嫌をとることにして
声色を変えて「マース、ごめんごめん。散歩の続き行こか」
家とは反対方向にズンズン歩いていくマース。
これまた困った。
そんな時、めずらしく主人が外に煙草を吸いに出てきたのが見えたので
「また噛まれたから来て〜」と呼んで、散歩交代。
何とか早く帰らせる為に、少し離れたところからマースめがけて足音を立てて走って行くと
驚いたマースは一目散に主人を引っ張って家へ走って帰りました。
左手はもうマースのバイキンが回り切っていて、処置の甲斐なく大きく膨れ上がってしまいました。
それ以来散歩禁止です。
<久々の遊び>
散歩禁止でストレスが溜まっているとかわいそうなので
雑誌『ねこのきもち』ついていたおもちゃで遊んであげることにしました。
もうこの年でおもちゃでは遊ばないだろうと思っていましたが
何のことはない食いついてきました。
付録のおもちゃが相当気に入ったようで大満足のマース。
外より楽しいんじゃないのかな?
というより、私がかまってくれるのに満足しているのかも。
<ワンニャンクラブの掃除>
先月も行ってきたのですが、ワンニャンクラブ(里親を探す団体)で預かっている猫の
ケージの掃除に今月も行ってきました。
現在飼い主を待つ猫13匹。
狭いケージの中でストレスを溜めている猫達をみて、とても悲しくなりました。
少しでもストレス発散できるものを・・・と今回はボールのおもちゃと爪とぎを持参しました。
掃除している間、それぞれのケージの中におもちゃを入れてあげて
その間にひとつずつ掃除をしたのですが
そればもう暴れて興奮して大変でした。
爪とぎは大きすぎた為に大きいケージにしか入れることができませんでしたが
大きいケージに入っている5匹が爪とぎの奪い合い。
そりゃ猫だもの、爪も磨ぎたいよねえ。
おもちゃは暴れすぎて、猫砂をひっくり返す始末なので
暫くして撤収。
掃除完了後、羽のおもちゃをケージの外から各ケージにヒラヒラさせて
平等に遊ぶこと30分。
その後、庭に。
庭には犬4匹がいます。
まずはウンチを片付けて、飲み水を補給したのですが
犬って、喜ぶと飛びついてくるんですよね。
4匹が飛びついてきて、ちょっとビックリ。
犬は飼ったことがないのであまり要領がわからないのですが
とりあえず転がっていたボールを投げてやると
ちゃんと走って持ってくるのです。
「えらいね〜」よしよし。
相当気に入られ、しばらく帰れなくなってしまいました。
犬の相手をしていると猫たちが「私も遊んで〜」と鳴いているし、結構辛い。
いつの間にか3時間経過。
「また来るからね」と部屋を出ようとすると全員悲しそうにこちらを見ています。
早くそれぞれに唯一の飼い主が見つかってくれるといいなぁ。
<マリーの親>
主人の会社が近くにあって、そこにマリーの親が時々現れる。と何度も言う主人。
「それマリーやろ」
「いや、目の色違いが反対やし、マリーよりも大きい」
「どっちが何色かわかるん?」
「マリーは信号と同じで、親は反対やから」と・・・。
そんなことを言ってしばらくして
主人の会社の近くで白い猫を発見。
確かにマリーよりも大きくて、大人の真っ白な猫。
目の色までは見えなかったけど、マリーの親のような気がします。
マリーはこの親猫からはぐれて、ここまで来たのでしょう。
ほんの100メートルほどしか離れてないのだけれど、猫の縄張りとしては違う範囲なのか
マリーの親は、この近所までは来ないようです。
<新猫ムサシ>
メス猫と違って縄張りの範囲を常に広げていくのがオス猫なのか
またしてもいつの間にか新顔がサンルームに現れるようになりました。
オス同士なのにチャタオとも仲良しで、マースも他のオス猫だと怒るのに
この新猫には怒りません。
???なぜでしょうね?
マースのおしっこをさせてる私の背中にスリスリして
振り向くとゴローンとお腹を見せてゴロゴロ。
サンルームで寝泊りはしていないけど、毎日やってくるので
仕方なく名前をつけてやることに。
なんとなくムサシって感じ。
裏口を開けると門番のようにチャタオとムサシが両端に寝そべっている。
2匹とも何とも気のやさしい門番です。
<ネオ負傷>
ネオが10日ほど前から左足を上げて歩いています。
捻挫かな?病院へ行こうか、どうしようか?
もうしばらく様子を見ることにして、最近ようやく少し左足を地面に付けることが
出来るようになってきました。
ひょっとして骨折?
やっぱり病院へ行った方がよかったのかな?
まあ、もうしばらく様子を見ることにします。
最近ネオはチャタオといつも一緒に寝ています。
チャタオはこないだまでマリーと一緒に寝てたのに・・・・。
罪なチャタオ。
<ムートンの定例体調不良>
27日(月)から体調崩してました。
なぜかこの時期になると突発性の高熱が出てしまうのです。
しかも血圧が急激に下がってぶっ倒れる始末で・・・もう踏んだり蹴ったりです。
今はもう元気になりましたが、年のせいですかねえ。
原因不明の体調不良に毎年見舞われるようになりました。
来月はもう梅雨ですね。
体調を崩しやすい時期ですので皆様、お体には十分気をつけて下さいね。
ムートン
:コチカの飼い主:
ムートンさん、お返事が遅くなってすみません。
もう手と体調は大丈夫ですか。
私はコチカを抱き上げる際、
コチカがちょっとでも猛っていたり、
まだまだ家の中に入りたくなさそうなときには、
まず声をかけながら体をぽんぽん叩きます。
そしてコチカの様子を伺ってから、大丈夫そうなら抱っこします。
それでないと、やはり恐いと思っています。
信用してないわけではないですけれどね。
どうか気をつけてくださいね。
ネコの毒は体が体力を失っているときには、悪化しやすいですから。
* * *
ワンニャンクラブのお手伝いをしてらっしゃるのですね。
偉〜い。。
でも大変そうですが、楽しそうですね。
動物園みたいで。
私は犬が4頭も飛び掛ってきたら、ぎゃ〜、ですが、
ムートンさんならすぐ慣れるでしょうし、
好かれるでしょうね、どの犬にもネコにも。
一度嬉しい思いがあると、これから楽しみにしてるんじゃないですか、みんな。
* * *
へ〜。
マリーの親もまた白いネコだったのですね。
マリーは好奇心旺盛はネコで、ちょっと外へ出てみたら、
居心地のいい場所が見つかった、ということでしょうか。
親はさぞかし心配したことでしょうね、最初のうち。
うちの近所のクロキ母さんが、
子供が小さい頃、あの子がいないあの子がいない、
と小さな声を上げながら、あちこちを足早に走って探していたのを思い出します。
切ないです。そういう姿。。
* * *
面白いですね。
新顔ムサシ。
どんなネコなんだろう。
サンルームの住民と門番たちの写真もそのうち見せてくださいね。
* * *
ネオはもうよくなりましたか。
ノラニャンってなんとなく怪我していたり、
目やにを出していたりして、
でもそのうちに治っていくこともしばしばありますよね。
いったい何があって、どういう気分でいるのかな、なんて思うことあります。
* * *
ムートンさんの体調はよくなりましたか。
職場も変っていろいろ大変で、気候は変だし、
体調が崩れることもあるかとは思いますが、
軽く済むように、普段からうんと気をつけてくださいね。
ムートンさんを頼りにしているご家族やネコたちが、
いっぱいいるのですから。