>>> マース君とミーシャのへや -51- <<< −2009年4月−
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:2009年4月9日(木)
育ての親:ムートンさんの話
ひまわりさんへ
こんにちは、ひまわりさんコチカくんお元気ですか?
ご無沙汰している間に色んなことがありました。
<主婦になったムートン>
訳あって3月末で仕事を辞め、初めて完全主婦になった私。
そのうち(できれば今年中には)仕事を見つけようと思っていますが
しばらくはゆっくりするつもりです。
<職場猫の行方>
仕事を辞めると決めたその日から、職場猫のことが頭から離れません。
ニコとチビクロ、イシガキちゃん。あんなに居た職場猫もいまはこの3匹。
ニコとチビクロは他でもエサを貰っているようだし、避妊手術も済んでいるので
たぶん大丈夫だとは思うのですが、未避妊でしかも1日中石垣で暮らしている
イシガキちゃんだけがどうしても心配で心配で、もうウツ状態になりそうなほどでした。
ようやく少し触れるまでになったイシガキちゃん、避妊手術に連れて行けたとしても
手術後にエサをあげられないまま放置するのもかわいそうだし・・・。
悩んだあげくネットでケージを購入し、主人の留守中に自宅に設置。
退職日のタイムリミットが迫る3月30日、イシガキちゃんを無事捕まえて
自宅のケージにそっと入れておこうと家に戻ると主人が帰宅している。
最悪のパターン。
何事もなかったように主人の前を横切り、ケージにイシガキちゃんを入れてみた。
主人は目が点になって、「何、それ?」
「職場に居た猫で避妊手術後、里親を探すつもり」と説明したが、
まさか飼うつもりではないだろうなぁと反対ムード炸裂。
が、気にしない気にしない。
とまあ、そんなこんなでイシガキちゃんは自宅のケージで暮らしてますが、
ニコとチビクロはどうしてるんだろうなぁ。
<外猫+3>
職場猫で悩んでいた3月中頃、家の外に新しい猫が3匹現れた。
まだ3匹とも若くて2匹がメス、1匹がオス。
誰か捨てに来たのでは???と最初は追い払っていたのですが
いっこうに家の庭から出て行かない。
結局外猫の仲間入りをしてしまい、これまた避妊手術へ連れていかなくてはならなくなりました。
世の中上手くいかなくて、メス2匹とも逃げ足が速くて捕まりそうもありません。
は〜、前途多難。
<マースの脱走>
散歩に出ると凶暴になるので、ほとんど散歩に行かなくなったマースは
スキをみて脱出を試みる。
キッチンの窓から外を見るのが日課で、いつものように網戸ごしに外を見ていたはずのマースが
こつ然と姿を消している。
少し開いた網戸・・・どうやら自分で開ける方法を見つけ出し外へ飛び出したもよう。
慌てて外へ出てみると、猫用に置いてあった犬小屋に入って出てこない。
犬小屋をひっくり返しても出てこないし、引っ張り出すのはとてもじゃないけど危険すぎる。
結局主人と犬小屋ごと家に入れ、しばらくして落ち着いたのかスゴスゴと出てきた。
そんな脱走が2回ほどあり、結局は網戸をつっぱり棒で固定。
実家でも脱走し隣の庭に潜入。
母は法事に出かけなくてはならなかったらしく、困ったあげくに父親の仏壇に
「お父さん、マースを連れて来て!」チ〜ン。
そして外を見るとマースが帰ってきたらしい。
お父さんも何を頼まれるやら。
マースの悪知恵は益々エスカレートし、私が裏口から出入りするスキを狙うようになる。
ある日、ドアを閉める瞬間に脱出し、外に居たチャタオと取っ組み合いのケンカをし
その後ムサシと取っ組み合いになったあと睨み合いに。
あ〜、どうしよう・・・その場にあったポリバケツひっくり返し、そ〜っと近づきマースに被せた。
被せたもののここからどうする?
主人がポリバケツの蓋を持って来て下から差し込みフタをしてくれた。
バケツごと家に入れ、蓋を開けてやった。
ムサシとケンカしてたはずなのにアッと間に目の前が真っ暗になり、気が付けば家の中。
マースにしてみればキツネにつままれたような出来事だったようで
目を真ん丸にして「何事?」みたいな顔。
その後も脱走してムサシとケンカし、頭にハゲをこしらえた。
<イシガキちゃんとマース>
イシガキちゃんはマースが大のお気に入りでマースがケージに近づくと
ゴロゴロと近づき、お尻を見せたりスリスリしたりするのだけれど
マースときたら興味なし。
マースはやっぱりミーシャ一筋なんでしょうかねえ。
マースが部屋に来るたびに起きだしゴロゴロと健気なイシガキちゃん。
マースに気持ちが届く日は来るのでしょうか?
それにしてもそろそろ病院へ行かなくてはならないイシガキちゃんですが
病院で名前を言うのが恥ずかしいので、そろそろ改名しなくては。
<テンちゃん天国へ>
テンちゃんの飼い主のおじさんと久しぶりにお会いし話をしていると
どうやらチャタオ、ムサシ、ナオ、ネオがおじさん宅へもエサを貰いに
行っていることが判明した。
そしてテンちゃんが死んだことも判明した。
「あの猫はほんま賢かったなぁ」としみじみおっしゃっていました。
ひょっとしたらマースを連れて来てくれたのかもしれないテンちゃん。
ほんとに賢い猫でした、ありがとうテンちゃん。
相変わらず猫のことで頭を悩ませているムートンですが
お陰でいたって元気で、他に悩みもなく楽しく暮らしています。
なんだか猫たちが色んな問題をどこかへ持って行ってくれているような
そんな気がしてなりません。
ムートン
コチカの飼い主:
お久しぶりで〜す*^o^*
本当にいろんなことがありましたねえ。
コメント、ちょっと待っててくださいね。
再び、こんにちわ〜
ムートンさんは、しばらくはずっとおうちなのですね。
そりゃ職場ネコたちが気にかかりますね。
でもイシガキちゃんを連れてくるなんて、
さっすが、と思いましたが、よく決心されましたねえ。
偉い!の一言です。
その上、外来者が2匹もとは。
やっぱりイエローページの親分なのですよ、ムートンさんは。
またまた脱走のマースくん、はげの具合はいかがですか(笑)。
相変わらず元気一杯なのですね。
コチカはすっかり家ネコになってしまいました。
ベランダの植物が風に揺れているのを見たりすると、
外〜、と言い出しますが、一度出したらぜひ次も、ということになりますからね。
心を鬼にして無視するのですが、もうコチカは一生外に出ることはないでしょうね。
昔のお散歩生活を思うとやはり可哀想になってきます。。
それにしても一度マースくんが脱出すると、
大変な捕物帳になるのですね。
天国のお父さんまで動員させられて(笑)。
イシガキちゃんの名前はそのままでいいような。
病院のカルテに「いしがき」と書かれるかと思うと笑っちゃいますが、
かわいいじゃありませんか。
そうですか。
テンちゃんはお星さまになりましたか。
なんだか寂しくなります。
マースくんはそういうことを感じるのでしょうか。
思えばテンちゃんがイエローページの第一発見者ですね。
→テンちゃん
:2009年4月24日(金) 育ての親:ムートンさんの話 ひまわりさんへ ひまわりさん、コチカくん、こんにちは。 木々の新芽があちらこちらから芽吹いてきて、うれしい季節なりました。 マースも春の匂いをクンクンと目を細めて嗅いでいます。 仕事を辞めて約ひと月たち、家中の使わない物を片っ端から捨てたので、 ようやく少し片付いたような気はしますが、 どうもスッキリしないんですよねぇ。 ひまわりさんには片付けのエキスパートの知り合いがおられるのですね。 近ければ家にも来てほしいくらいです。 |
手足ぶらぶら・・かわい〜ん |
<マースとイシガキちゃん病院へ>
今朝イシガキちゃんのケージを覗くと、嘔吐物を発見。
吐いたものの中に妙なものが・・・。
エサと毛玉と白い紐状の物体が3本!!
これは以前マースが子供の頃、虫下しを飲んだあとにウンチに混じって出てきた
回虫に似ています。
ジーッと観察。
先が尖がっていて、これは間違いなく回虫です。
回虫はお尻から出るものだとばかり思っていたのですが、違うんですね〜。
マースのワクチン注射の時期でもあったので、2匹を連れて動物病院へ。
マースは石のように動かず、難なく終了。
ついでにイシガキちゃんもワクチン注射をしてもらうことにしたのですが
カゴから出せないほど興奮。
結局タオルに包んで洗濯ネットに移し換えられ、ネット越しでの健康チェックとなりました。
血液検査の結果も陰性で、白血病と三種混合の1回目の注射を無事打ち終えることが
できました。
虫についてはやっぱり回虫で薬を一回飲んだだけで大丈夫そうです。
ついでに避妊手術の予約も完了。ついでのついでで、外猫2匹の避妊手術もお願いしてきました。
来月の22日、3匹の避妊手術を行う予定。
外猫2匹についてはその3日ほど前から捕まえた時に連れて来てもらったらいいと
言っていただけたので少しホッとしています。
<イシガキちゃんに悪戦苦闘>
病院でもらった虫下しの薬が結構大きくて、ただでさえ触らせないイシガキちゃんに
はたして飲ませることができるのか?
でも飲ませないわけにはいかないので心を鬼にして、イシガキちゃんの顔を鷲づかみし
薬を舌の奥に押し込んで口を閉じたのですが、いつの間にか下に落ちている。
4回トライして、いずれも失敗。
挙句のはてにシャーッと威嚇される始末。
でも今更こんなことで挫けるムートンではないのです。
再トライ。
人差し指を負傷するも無事飲ませることに成功しました。ふ〜やれやれ。
虫下しとは別に鼻が少しグスグスしてたので抗生物質の薬も処方してもらったのですが
さすがに1日2回飲ませるのは不可能に近い気がします。
とりあえず缶詰のエサを丸めた中に忍ばせましたがイシガキちゃんもカリカリしか食べないのだった。
とメールを打っている最中にイシガキちゃんが嘔吐する音が。
う〜、苦労して飲ませた薬が・・・。
がっくりしながら吐いたものをビニールで取って、中味をじっくり確認。
エサと毛玉と病院から帰ってきた時に食べさせた葉っぱが確認できたものの
薬も虫も吐いてませんでした。
薬はもう溶けて腸へと流れて行ったのでしょうか?
それならいいんだけど。
<職場猫のその後>
先日用があって前の職場へ行ってきました。
なんとニコとチビクロが走ってきてゴロンゴロンしています。
触ってみても痩せてないので、ちゃんと他でエサを貰えている様子でひと安心です。
<マースの今日この頃>
昨日は久しぶりにミーシャに会いに行ってきました。
マースの声にミーシャが飛んできて、お互いのお尻をクンクン。
朝から夕方まで実家に預けてあったのですが、楽しかったのでしょうか?
帰宅後はぐっすり眠りこんでいたので遊びすぎたのかもしれません。
ケンカして出来たハゲも回復中です。
外猫のメスで小さい黒い猫(チョコちゃん)が居るのですが、マースがおしっこをしていると
近づいてきておしっこの途中でマースにチュウします。
私だけだと近づいてこないのに、よほどマースを気に入っているようです。
マースって結構メス猫には人気があるんですよ。
コチカの飼い主:
ムートンさん、こんにちわ〜
回虫が口から出てくるとは知りませんでした。
ミミズ系はまるでダメなので、
私だったらムートンさんのようにしげしげと観察などできず、
座り込んだまま動けなくなりそうです。。
でも他に悪いところがなくてよかったですね。
やっぱりイシガキという名前、いいじゃありませんか。
発泡スチロールちゃんか植木鉢ちゃんになる可能性もあったのですよね。
イシガキちゃんでよかったような。
オスだったらもっとさまになったかも知れませんが。
よぅ、イシガキ!なんて(笑)。
それにしても薬飲ませるの、大変そうですね。
リキッドタイプで、スポイトで飲ませるタイプだったらいいのにと思いません?
飲ませやすい場合もあるけれど、そうでない場合の方が多いはずなのに。
なんで開発されないでしょうねえ。
全部で3匹避妊ですか。
あー大変だ。。
もうそろそろ去勢・避妊手術だけで10匹くらいになりませんか。
割引チケットとかあればいいのに。
練馬区は区の援助がありますけど。
そうですか。
マース君はモテモテなんですね。
男っぷりがいいのでしょうね。
体の黒い毛と真っ白なソックスとのコントラストが、いかしてますし(*^o^*)。
コチカなんか、いつもメスにはやられてばかりいました。
クロキにはいつも追っぱらわれてたし、
アスカ(懐かし〜)には遊ばれっぱなしでしたしね。
適当にあしらわれて、家に帰ってきても切なさそうにしていた様子を思い出します。
オスと戦ってきたときは、カッコ良かったですけど(笑)。
*
片付けのエキスパートは、知り合いじゃなくってプロの方です。
夫婦そろって片付けが苦手な上に物が多すぎるので、
あーしなさい、こーしなさい、とアドバイスをいただいて、
何も考えずに、はい、と言われるままにでもしないと、
一生片付きそうにありません。
写真で見る限り、ムートンさんちはいつも広々ときれいに片付いているようですけど、
まだダメですかね。
このGWはお片づけで終わってしまいそうです。トホホ。