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−2012年4月−


(4/20 ムサシがお星様になりました/去勢後のマースその後/保護猫親子その後)
(4/22 マースの検査結果/ワンニャンクラブのボランティア)


マース


チビ、べっぴんになりました。

:2012年4月19日(木)
育ての親:ムートンさんの話


ひまわりさんこんはんは。
マースの日記、なんだか久々かも・・・。
久しぶりなのに早速悲しいお知らせをしなければなりません。

<ムサシがお星様になりました>
「マヌカハニー」と「きえ〜る」で口内炎が随分良くなっていたのですが、
先週の金曜日くらいから、どうも呼吸が苦しそう。
それが日に日にひどくなり苦しくて夜も眠れないようになってきました。
病院へは連れて行かないと決めたのに、もう見ていられなくて、
とうとう昨日病院へ連れて行ってきました。
いつも行く病院は予約制だし待ち時間が長いので、
一番近くて、すぐに診てもらえる病院へ行ってきました。

日向ぼっこするムサシ詳しい検査は要らないので、とりあえず呼吸を楽にして、
皮下点滴をしてくれるように頼んだのですが、
呼吸困難の原因が分からないと治療の仕様がないということで、
胸のレントゲンを撮りました。
「肺に異常は無いので鼻から喉にかけて炎症があって腫れているのか、
出来物ができているのか、粘度の高い痰が溜まっているのだろう」とのこと。
とりあえずは良く効く注射(たぶん抗生物質)を打って、皮下点滴をして、
様子をみることになりました。
炎症があればこの注射で夜には楽になっているはずだと言ったけど、
夜になっても良くなる様子はありません。
今日になってもさらに苦しそうなムサシ。
昨日の皮下点滴の水分は全部おしっこに出てしまったので、
今日も皮下点滴をしてもらいに行ってきました。
その後用があって、昼過ぎに戻ってみると、
ほとんど呼吸が出来ていない状態に。
ネブライザーという鼻のつまりを治せる治療器を扱っている病院があると聞いたので、
時間外だけど、すぐに診てくれるように頼んで3時頃その病院へ。

その時すでに危険な状態で、ネブライザーでどうこうなる状況ではないらしく、
検査をするのも危ないけどこのままでは苦しくてかわいそうなので、
様子を見ながら出来る範囲での検査と治療をお願いし、7時半頃迎えに行くことになりました。
が4時過ぎに病院から「喉に原因があったので、これから病院へ来られますか?」と電話があり、
4時半頃病院へ。
そしたら「今、呼吸が止まって気道確保して蘇生をしているところです」とのこと。
もう、そこまでしなくても良いです。って言うと、
「まだ心臓が動いているので、それを外すとまたそうとう苦しむことになります」と・・・。
手術室に入れてもらい、必死に蘇生を試みながら、
「命をつなげるには喉に穴を空けて・・・」とか「喉に腫瘍が出来ているので抗がん剤で・・・」とか、
先生の説明が頭の中で空回りし、もう早く楽にさせてあげたい。と、そのことで頭がいっぱいになりました。
「もう、いいです。もう楽にさせてあげてください。」
そして安楽死の注射を打ってもらうと、今までコトコト動いていた心臓がすぐに止まりました。
最後は苦しむことも無く、眠るような最後でした。
「ムサごめん、でもやっと楽になれたね。」

きれいな箱に入れてもらい帰宅し、
ムサシがお世話になっていた近所のおじさんにもお知らせに行きました。
私が庭に埋めると言ったら、おじさんが穴を掘って埋めてくれました。
チャタオとネオの隣です。
「この家で死ねて良かったな〜、また生まれ変わってこいよ」と、
声をかけてくれました。

1週間ほど眠ることも食べることも出来なかったムサシ。
ようやくゆっくり眠ることができました。
わが家の外猫になって6年くらいでしょうか。
他の猫ともケンカせず、おとなしいオス猫でした。
サンルームを覗くとまだムサシが居るような気がして空しくなります。

ムサ〜、またいつか会おうね。

<去勢後のマースその後>
マースは猫が変わったかのような変貌ぶりです。
甘えん坊になったり、顔が小さくなったり、おしっこがやり易くなったりと、
良いことずくめだったのですが、
困ったことに食い意地が半端じゃなくなりました。
今まで人間の食べ物には全く興味が無く、自分の餌でさえ残したりしていたのに、
今ではヒメの餌は横取りするし、人間の食べ物にも食らいつきます。
先日主人の実家から貰った「くぎに煮」を机の上に置いておいたら、
いつの間にかラップを破って結構食べてしまってました。
ひや〜、塩分取り過ぎ。
今までのように机の上に無造作におかずを置いておけなくなりました。
餌を入れてあるタッパーの蓋を開けることもマスターしたようです。
やってはいけない事の上達の早いことったら。

明日はマースの検査日。
体重管理用の餌を食べているにも関わらず体重が減っていない気がします。
ストルバイトはたぶんもう大丈夫そうだけど、この食欲は何とかならんもんでしょうかね。
お腹がパチクリしています。
ヒメも太り気味でお腹がタルンタルンしてるのでマースと一緒の餌を食べ始めたのですが、
痩せる様子なし。
ほんとに体重管理用なのか、あの餌は?

<保護猫親子その後>
ようやくサンルームのケージを開放し、自由気ままに外に行けるようにしました。
今では外を楽しそうに走り回って、いつの間にか姿が見えなくなりますが、
ちゃっかり帰ってきてケージでくつろいでいます。
チビのきれいな長毛が台無しで、足裏の毛も泥んこ。
親猫タマは短毛なので汚れにくいようです。

チビとチャム先日の嵐の日、親猫タマちゃんはお出かけ中。
ケージの中を見ると「おや?」見慣れない色が。
チビの横でずぶ濡れになって眠るチャム。
露骨に嫌な顔をするチビ。
「ゲッ、おっさんなんでおん(居る)ねん」って感じでしょうか。
チャムはいつもチャコちゃんと一緒に寝てるはずなのに・・・浮気〜?
嵐が去るとチャムもケージから去って行きました。
おかあちゃんが戻ってくるとチビはホッとしたようで、
べったりくっ付いて寝てました。

サンルームの天井部分がお気に入りなので、
ケージを1段低くして天井に上りやすくしてやると、
ケージの中で過ごすことは無くなり、天井が2匹の住まいとなっています。

チビには何軒か里親のお話があったのだけれど、
結局、情が移ってしまい手離せなくなってしまいました。
まあ、色々悩んだけど、これが一番ベストだったのかな。
2匹ともマースやチビとも仲良く遊ぶし、外猫とも仲良くやっているようです。

コチカの飼い主:

ムートンさん、こんにちは。
桜の散る時期に、辛い思いをしましたね。
でも、生き物はみないつか息絶えるのだし、
ムサシは良く頑張ったと思います。
この辺がすごいですよね。
生きている限り、できることは全部する。
病気だろうがどんなにしんどかろうが、
ノラニャンとしての日課を毎日こなし、いよいよ来るべき時がきたら、息絶える。
待つでもなく、耐えるでもなく。

人間だったらこうはいきません。
必ずそばにいる人から、ドクターストップならぬ家族ストップがかかって、
最期の最後にしたいこともできなくておしまいです。

本来、ノラニャンとして生きたムサシは、
誰も見ている人がいなければ、
心臓は動いているのに呼吸困難という苦しい時期も経験したでのでしょうね。
それはそれなのだけど、
でもそこで見ていたムートンさんがいた。

ムサシのネコ性に最大限の敬意を払いながら、
ぎりぎりまで見守ったムートンさんは、
最後には手を差し伸べたけれど、
それでムサシが不自然な不自由さを味わうことなく、
ノラニャンとして生き抜くためだけに命が延び、
最後は人の手で心臓を止められたけれど、
もう出歩くこともできなかったのだし、
ムートンさんの「ごめん」という言葉で、
すべては自然に返され、ムサシも納得したのでは、と思いますね。
こっちだって人間なのだし、そのくらいは許されるでしょう。
なにより、ムサシはムートンさんを頼って生きていたのですし。

ムートンさん、ご苦労さまでした。
ムサシ、すばらしい生き様を見てせくれて、ありがとう。
また誰かになって帰っておいでね。
・・て言うと、また誰かが来そうな。。
さあて、今度は誰が?

* * *

さてさて、マースくんの食欲は困ったものですね。
くぎ煮・・そちらの言葉で「チンカラ」でしたっけ?(爆)・・はよくなさそうですね。
ホ・オポノポノをいっぱいしてください。
そして、どうすればいいか答が降ってくるよう、待ってみては?
夢に出てくるか、瞑想すれば、最善の策が教えられるかも。

* * *

ちゃっかりチャムには笑えます。
チビの人間くさい迷惑顔も。
若いので、嫌とは言えなかったのでしょうか。
チャムはタマが帰ってきたら、あっさりどいたのですか。
その辺のやり取りがおもしろいですね。




最近出番のない久々のヒメちゃん

:2012年4月22日(日)
育ての親:ムートンさんの話


今日は朝から暴風雨。
ムサシが眠っている土に雨がどんどん染み込んでいきます。
こうやって肉体も自然に帰っていくのですね。

親子猫2匹が来てからサスケが居なくなり、
ムサシも亡くなりました。
やっぱり定員オーバー状態だったのかもしれませんね。
もう誰も来ないことを切に祈ってます。
ムサシとは来世で会うことにいたしましょう。

ひまわりさん、色々ご心配いただきありがとうございました。
ムサシが居なくなった悲しみよりも苦しみから開放してあげられた、
という安堵感の方が強いので、それほど落ち込んではいません。
まあそれも自己満足でしかないのかもしれませんが、
私自身の我慢の限界だったので、私によって命を絶たれる運命だったのかも。
体調が悪くなると姿を消す猫もいるのに、
最後まで私のそばに居てくれたことが本当に幸せなことでした。


<マースの検査結果>
結果は良好だったのでもう普通の餌に戻しても良いのでは?と思うのですが
先生は「この餌が合っているみたいですね。このまま続けましょう」と、
いとも簡単に言ってくれます。
体重は一応増えて無かったので、この調子でいいらしいです。
また1ヵ月後に尿検査をします。
まあおしっこを採るのも簡単だし、安心といえば安心だけど、
マースにとっては迷惑な話。
おしっこだけ持ってけばいいんだったら楽勝なんだけどなぁ。

<ワンニャンクラブのボランティア>
淡路の野良猫の野良犬の里親探しの団体アワジワンニャンクラブ。
最近保護部屋の掃除に行ったり、
病院へ連れて行くお手伝いをしたりしています。
先日はイオンのイエローレシートの日(毎月11日)に、
箱を持ってレシートをお客さんに入れてもらいに行ってきました。
集まったレシート金額の1パーセントをイオンから品物で、
寄付していただけるシステムになっています。
この日はあいにくのお天気でお客さんが少なかったので、
片っ端から声をかけてレシートを入れてもらいました。
そんなことできるタイプの人間ではないので、
「猫の為だったらそんなこと出来るんや」と主人はすごく驚いていました。
「俺の為には、出来る?」と聞かれたので
「無理」って即答しました(笑)

ワンニャンクラブの姉さん的存在の方が、
里親募集をすごくかんばってくれているおかげで
最近次々と里親さんが決まって、本当にうれしいです。
先日は3匹の猫を里親に迎えてくれた瞬間に、
立ち合わせていただき、感動しました。
3匹のうち2匹はケージ生活6年のちっち&ぽっぽ。
ぜんぜん懐いてないし一匹は毛が抜けてたりもします。
何事も諦めては駄目ですね。
昔飼ってた猫に似てるらしく、
里親募集の写真を見た時から心惹かれてたようです。
縁っていうのはあるのだなぁ〜、と感じた瞬間でもありました。

みんな幸せになってます。
http://simasima-blog.com/nekomaruclub/


明日は負傷猫の保護に行ってきます。
手に罠をぶら下げたまま1週間ほど逃げ回っててかなり難しい状況です。
ホ・オポノポノをしてから出かけます。

コチカの飼い主:

ムートンさん、どもです。
ヒメちゃんかわい〜

外は温かくなりましたね。
でも家の中は寒いので、不用意に家から外に出ると、
モコモコに着こんだ山ザルみたいになって、と言った人がいますが、
そちらはいかが?

そっか。
タマ&タマ親子が来たときから、定員オーバーだったのですね。
というと、お宅のノラニャンは、元の3匹に落ち着いたということでしょうか。

ムートンさんはこのところ、
結構良い結果を産み出しているようですが、
頻繁にホ・オポノポノをやっているせいでしょうか。
今や日常的になってます?

クリーニングするごとに、一枚一枚はがれるように問題が去っていきますからね。
これ、今目の前の問題が解決できていっているだけではなくて、
そばにいない知らない人や場所の問題も解決しているわけですから、
地球のために貢献していることになると思います。
そしてずっと続けていたら回り回って、
自分の環境ももっとより良くなっていくのだと思います。
そうなっていくと、
問題が起きてきても、あわてることも少なくなるでしょうし、
そこそこの結果がもたらされていくと思います。
もう目に見えてきていますものね。
面白いものです。
やめられませんよね。
私も続けますよ。







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