6月・7月・8月

~~~ミルク色のコチカ~~~


日課牧歌 -110-

2010年7月:誕生月



昔シリーズ
リハビリのために木登りしてました
にゃ、にゃ、と小さく叫びながら降りているコチカ
(生後5カ月くらい)


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7/4久々のボディチェック 7/6A HAPPY TIME 7/7不思議なこと 7/12目のトラブル 7/16コチカのマイブーム

7/17誕生日 7/22エアコンの効能


7月1日(木)

とうとう7月。
どうしてこう月日は着々と流れるのだろうか。
正確すぎ。。

そしてコチカとの出会い月間がきた。
9月2日に出会ってすぐに病院に連れて行ったら、
獣医さんに生後50日だと言われ7月17日が誕生日になった。
私と夫にとって、コチカ誕生の日から9月2日までは、
私たちとコチカが出会うまでの準備期間であるのに、
そんなことは全然予想だにしなかった空白の期間として、
感慨深い思いにさせられるのである。


ずっと一緒だったね。


 *  *  *  * 


7月3日(土)

今日は生後3週間、体重250gのミュミュがうちに来た記念日である。

         こんにちわ↑クリック



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7月4日(日)

<久々のボディチェック>

延ばしに延ばしていたコチカの検診に行ってきた。

帰ってくるなり、にゃ〜、と走り寄ってくるから、
頑張ったねえ、と手を伸ばすと、
私の前でピタッと止まり、やおら手の裏を舐め出した。
それから体丸まるごと、まるで厄を落とすかのように、
ムキになってぺろぺろしまくっている。

検査項目のすべてをお願いします、と言ったのに、
2年前に数値の高かった腎臓と肝臓だけ(そうだったかな)しか調べてなくて、
じゃあもう1回やります、と2回も血液を抜かれたのだそうな。
だからコチカ怒ってんだよ、と夫。

結果は、コレステロールが基準より高い、というだけで、
どこもなんともなかった。
体の大きなネコなので、太らせないでください、と言われたというが、
うちではご飯のときのカツオブシのトッピング以外、なんにもやらないのに。
人間がコレステロール値が高い場合、どうするだろう?
運動しましょう、か。

うーん。
痛いところを突かれた。
もう長いこと、
遊ぼー、と誘うコチカの自然な欲求を無視してしまっている。
コチカが体を動かしたいとき、たいてい人間は入浴後なのである。
お湯につかってリラックスしつつも、髪なぞを洗うと疲れる。
いろいろ準備をして、あとはベッドにバタンキュー、となるのが最大の喜び、
としているところに、走り回る気力なんてない。
よくないな、とは思っていたけれど、やっぱりだめだったか。
反省した。
今度から夜以外の時間に遊んでやろうと思う。

気になっていた、眼やにもどうということはなかった。
網膜もとってもきれいです、と言われたとのこと。

季節の変わり目にしばしば嘔吐するのはよくあることで、
やはり気候の変動に体がついていけず、
胃腸炎を起こすことがあるのだそうだ。
確かに今まででも、夏になりかけの頃と、暑い盛りには、よく吐いた。
昔のご近所のチャコちゃんもそうだった。
あまり食欲がないようなら、薬出しますよ、と言われたそうだが、
あれ以来吐かないし、食欲もそこそこ戻っている。

やれやれ、とほっとしたところに、しめて12000円だったって!?
えっ!と目を剥いたら、人間だってそんくらいじゃん、と夫は言う。
人間の何分の1かの大きさなのに?
まあ手間のかかり方は同じってことなのだろうけれど。。

なんにしても、コチカは目下健康である、ということがわかってよかった。
運動不足である以外は、さしてストレスもかかっていないらしい、ということで、
今までの生活を続けていればいいのだろう。
これで胸を張って誕生日を迎えられるね。

心配をしてメイルを下さったみなさん、
ありがとうございました。


入り心地はいかが?


 *  *  *  * 


7月6日(火)

<A HAPPY TIME>

木村拓哉主演のドラマ「月の恋人」の録り溜めたのを、細切れに繋げて観た。
こんな観方してたら製作者は絶対嫌がるな、と思いながら、
男たちの心模様を精一杯味わいつつ、女優さんたちの美しさとキムタクの格好よさを堪能しつつ、観た。
ハッピーエンドだったので嬉しくて、
つい横で寝ているコチカに抱きつきにいった。
ちゃちゃちゃちゃ!と言いながら、
コチカの体とソファの間に腕をそろそろと入れ、顔と体を近づける。
コチカは、な、なんだんねん・・と当惑したときにいつもするように、
舌で鼻の下をぴちゃぴちゃ舐めた。
へへ〜コチカ〜ハッピーエンドだよ〜ん、と言いながら、コチカの顔を撫ぜる。
コチカは、体勢を、よっ、と立て直し、はいはい、わかったから、
という感じで、手をペロペロ舐めてくれた。
一旦舐め出すと、しょっぱくておいしいからか、しばらく舐め続けた。
うっとうしい梅雨の幸せな午後でした。



 *  *  *  * 


7月7日(水)

<不思議なこと>

台所でお昼ご飯の用意をしていたら、
Grrrrrrr、とコチカがやってきた。
歩いてこないで、走ってきた。
そしてちょっとあたりをくんくんし、椅子に座った。
どうしたのさ、コチカ?
珍しいじゃん?
ご飯?
と言ってみたら、元気よく、にゃあ!と言った。
こんな時間になんか食べたくなるなんて。
でもここ数日食が細かったから、まあいいか、
とご飯を10粒ばかりやった。

ということがあった午後の夜、私がご飯を食べていると、
Grrrrrrr、とソファからコチカが降りて行って、
どこかに走って行った。
私はテレビを観ながらの一人ご飯だったので、
最初は気にしていなかったが、
番組がCMになるとさっきのコチカの様子が気になりだした。
狭いスペースなので、走って行ける場所なんて限られている。
風呂場?と覗いてみるが、いない。
暗い台所をカウンター越しに覗くと、
なんと椅子の上に背を丸くして座り、
目をまん丸にして私を見ている。
なにやってんのそんなところで?
コチカの背後の水屋には、微妙な位置にカツオブシが置いてある。
そうやって時間をかけてじわじわと近付いて行くつもり?
あ、いや、ご飯か、と思って準備してやった。
しかしいつもの時間ではあっても、
お昼の中途半端な時間に食べたせいか、すぐには食べに行かなかった。
それどころか、私が声をかけたら、
台所の椅子から降り、キャット・タワーのてっぺんに走って行った。
どうにもわからない。
コチカの脳ミソに何が起こってそういう新しいことをする運びになるのだろうか。



 *  *  *  * 


7月9日(金)

寝不足なのか頭痛がするのでソファで昼寝をした。
気がつけばコチカは私の足の橋けたの下で微動だにせず、寝ていた。
さぞかし静かで平和な時間だったことだろう。


人とネコ、それぞれがそれぞれに
(もう一方の足は背もたれの上ですが写真撮影のためです^^\)


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7月10日(土)

ソファを降りて背後の和室に行ったコチカは、
足音からベランダの窓まで行ったのだと思った。
しかしその後うんともすんとも物音が聞こえていない。
メイルの返信を書いていてすぐに振り向かなかった私は、
急に気になってきて、立ち上がり、和室を探した。
コチカの姿はなかったが、見慣れない段ボール箱があった。
たぶん夫がコチカ用に置いてやったものだろう。
はぁん、あの中だな、と納得したが、不気味なものである。
狭い空間の中で、コチカが行った先で静かにしていると。



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7月11日(日)

久々に毛玉をまとめて吐いた。



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7月12日(月)

<目のトラブル>

相変わらず目やにが黒い。
ティッシュで拭いてみると、赤かったりする。
目のふちもほんのり赤っぽくしている。
どこかで炎症を起こしていて、血が滲み出てるってことある?
こないだ獣医さんに診てもらったばかりで、
なんともないということだったが。
同じような症状の例も見つからないので、
一過性のものなのだろうけれど。
どうも気になるのである。



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7月14日(水)

トイレに行きたいのだけど、もう少しでキリがつくから、
と頑張れるだけ頑張り、いざ立ち上がるその前に、
と床の下に落ちたものを拾おうと腕を伸ばしたら、
体がソファに横になる格好になったところに、
すかさず横にいたコチカがわしわしと乗ってきて、
あろうことか破裂寸前の下腹部をもみもみしだした。
こういうときのネコの重みって効くのですね。
わ〜ごぢがーだめ〜どいてどいてど〜い〜で〜〜〜〜〜〜、
とつい大騒ぎしてしまった。
コチカもびっくりしてあわててどいてくれたが、
我ながらはしたない展開にちょっとへこんだ。



 *  *  *  * 


7月15日(木)

コチカの目やにが黒っぽく見えるけれど、
ティッシュで拭くと赤いのは、細菌なのだそうだ。
先日、コチカを病院に連れて行った方がいいかも、
と心配メールをくださったにゃんだふる☆でぃずのhanatoqooさんの診断である。
hanatoqooさんは多頭飼いで病気のネコの看病の経験が豊富な方である。
コチカのこのページにも1年に数回、
病気や半身不随のネコについての質問メールをいただく。
今やコチカは半身不随でもないし、
得意なことと言えば、おしっこの出し方くらいで、
私にはさしてアドバイスになるような知識もなく、
できることといえば、ただ励ますくらいである。
そんな方にこれからも力になっていただければと思い、
トップページからリンクした。
里親募集もしておられ、ネコの写真もたくさんあるので、
どうぞご覧ください。
20歳の長寿ネコ、ミケちゃんがいます。
にゃんだふる☆でぃず



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7月16日(金)

<コチカのマイブーム>

やめてほしいことがある。
私がトイレに行こうとすると、
ソファから飛び降りて、私の後を追ってくる。
リビングと廊下を隔てるドアが開いたら、
玄関まで行き、下駄箱の下の空間でくつろぐためである。
毎日きちきちと掃除する場所ではないので、嫌なのだ。
しばらくドアも開けておかなければならないし。
最近は、新たに和室の箱も気に入ってしばしば座りに行くので、
かたづけられないでいるし、なんだか面倒なことが増えている。
やはりソファで寝てるだけでは退屈なのかなあ。


なんか悪い?


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7月17日(土)

<誕生日>


今日はコチカ9歳の誕生日である。
人間同士は華々しく(あるいはいつものように?)乾杯をした。
コチカには期せずしてちょっとしたプレゼントをした。

なにをしたかというと、
玄関のドア前に迷い込んできていたカブトムシのメスを、
ベランダの植木に置いてきてやる、とベランダに出た夫は、
硝子戸を閉めるのを忘れて、
カブトムシのために快適な場所選びに神経を集中させていたのだろう、
その間にコチカがちゃっかり出てしまっていたのに気付かず、
中に入って硝子戸を閉めた。
あれ?コチカは?と言った私の声で、あっ、やべっ、とベランダを見ると、
ほらほらほら〜
コチカがそろそろと歩みを進めながらあたりをくんくんしている。
コチカ!と呼ぶと、やべっ、と思ったかどうか、急ぎ足で中に入ってきた。

何が言いたいかと言うと、
ちょっとでも外に出るチャンスを作ってやった、と言いたいのだ。
たとえ、人間の不注意だったとしても。
その後、コチカがいつもよりも外へ行きたい気持になったとしても。
外の空気を嗅いだことで、昔の記憶が思い出されて、
つかの間の空想にもふけることができるかもしれないし。

その昔の記憶であるが、
今日たまたま昔住んでいた場所で通っていた美容院に行ってきた。
その帰りに、昔の家の通りを帰ってきたのだが、
なんと住んでいていた家は建て替え工事をしていた。
駐車場も壊されて、白いレンガ風の玄関の入り口が通りに面していた。
おお!ついに!と言いながら通った。
コチカが見たらなんと言うだろう。

もうひとつついでにコチカ繋がりの話。
美容院で髪を切ってもらいながら話をしていると、
美容師さんは、なんと今日が誕生日だった。
うちのネコもです、と言うと、
なんだか嬉しくないな、と口をもぐもぐさせていた。
彼は、子供のころに化けネコ伝説を読んでから、
ネコが大の苦手なのである。
ネコが家にいると、音もなく障子が開くでしょう、とか真顔で言う人である。
彼は嬉しくなくとも、話していて楽しい彼と一緒の誕生日なら、
私ら夫婦は嬉しい。

なんだか今日は、
妙にいろいろあった、コチカの誕生日だった。


誕生日って楽しい?


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7月18日(日)

連休に入ったららいきなり梅雨が明けたらしい。
日ごろの行いが効いたのかな。
ベランダでお茶をしていると、
生温かくはあるけれど、からりと乾いた風が5月の風のよう。
真っ青な空に、レースみたいに薄い雲が少しずつ浮かんでいる。
なんて気持ちのいい日だろうね、
と、ご褒美みたいな快晴を満喫していると、
コチカがボクも外に出たい〜、と硝子戸を引っ掻いている。
こんなに気持ちいいのだから、出してやりたいけれど。
動物はベランダに出してはいけない決まりがあるし、
一度出したらまた出たくなって、ダメを出していたら、
欲求不満が膨らむばかりだろうから、やっぱりまずいよね、
といいながらお茶を飲む。
不満そうな面持ちのコチカを目にしていると、
ぱーっと心地よかった空間も、縮まったみたいに窮屈に感じられてきて、
もう切り上げる?といましばらくゆっくりしたかったのをやめにした。
心残りな気持ちは、ソファに駆け寄ってきたコチカを、
思い切りよしよしよしよし〜、とすることで補った。



 *  *  *  * 


7月19日(月・祝)

いつもいない人(夫)が3日も続けているので、コチカは調子が狂っているらしい。
今日はずっとキャット・タワーの4段目にいた。
コチカの体には十分ではないスペースで、いつも足が落ちている。
それでもネコ的にはOKなのだろうか、
ときどき背中を丸めて伸びをし、毛づくろいもしている。
相当な省スペースで済むネコなのだ、コチカは。



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7月20日(火)

暑いですね。
言わなくてもわかることを何度も口にするのも気が引けるので、小さな声で言った。
余計暑いような(笑)。

おとといの夜中はかなり寝苦しく、
何度も目が覚めたが、いつもコチカはいなかった。
玄関の床で伸びているのである。
布団よりはひんやりするだろう。
でも人間がエアコンを入れてしばらくすると、やってくる。
震動や音でわかるのだろうか。
昨晩はつけっぱなしにしていた。
そのせいかコチカもずっといたようだ。
昼間もずっと点けているし、前の家よりは過ごしやすいはずである。



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7月22日(木)

<エアコンの効能>

朝のこと。
コチカは、人間が起きて着替えをする間に入れていたエアコンの余熱ならぬ余冷気を楽しんでいるのだろうか、
なかなか寝室から出てこない。
すると廊下のドアを開けておかなくてはならない。
出かける前に汗をかきたくないので、
エアコンの温度設定を低くし、
ぎんぎんにリビングを冷たくしている夫は、
コチカ!おいで〜、と声をかけに行った。
するとコチカが、んもーなにさうるさいなー、と文句を言いながら、やってきた。
文句を言いながらも来るところがおかしいのだけれど、
リビングに入ると、お!涼しいじゃん、という顔をして、
不機嫌そうに下げていた頭を上げた。
それがまた人間くさくて笑えるのだが、
おはよー、と元気にソファに来た。
よしよししてやると、ペロペロ手を舐めてくれて、を何回か繰り返し、
しばしハッピータイムを味わった。
思えばしばらくぶりである、コチカが朝、私の膝に乗りに来たのは。
涼しくしておくと、朝の挨拶もきちっとしにくるのかな。
よーっし、と思った。
エアコンがんがん入れよ(笑)。



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7月24日(土)

コチカが場所替えをした。
昨日あたりからリビングの隅のテーブルの下で伸びている。
テーブル面に遮られるものの、
エアコンの直下なので、涼しいのかも。
キャット・タワーに比べて、
横になれる面積が広いので、楽チンに決まっている。
見た目にも楽チン。


昔シリーズ:金の輪で遊ぶコチカ


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7月25日(日)

朝起きて台所のシンクの蛇口をひねったら、
お湯が出たので、ガスのスイッチを消し忘れたのかと思ったら、
ちゃんと消してあった。
朝だというのに、水道管の中の水が温まったままだったのだ。
こうも暑いと、テンションが上がってしまい、
食べすぎるし、声高にしゃべってしまう。

普段なら注意するコチカを刺激するような言葉も、口から出まかせになる。
葉っぱがどうの、という話をしてから夫がベランダに出て行ったら、
部屋の隅で伸びていたコチカがむくっと起きて、後を追っていった。
以心伝心だろうか。
戻ってきた夫は、コチカの好きな葉っぱを手にしていて、
コチカは思いがけずおやつにありつけたのでよかったけれど。

生き物の心も空間も、テンションが上がると、
暑くても楽しくなるらしい。



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7月27日(火)

エアコンのお陰で過ごしやすいせいだろうか。
夏なのにそこそこ食欲があって、
遅い朝にも、残りのご飯を食べたりする。
やっぱり食べなくなるよりは全然安心だわ、
と思っていたら、昨日は吐いた。
食べて間もなかったので、
吐き戻したのか嘔吐したのかわからないが、
食欲もあって、毛玉も見当たらないのに、
どうして吐いたりするのだろう。



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7月28日(水)

夜中。
目が覚めると、結構涼しかった。
枕元に置いてあるエアコンのコマンダーを見ると、
あーもー、夫が25度のまま寝てしまったのだな、
これじゃ体が冷えてしまうので、27度で弱風にした。
やれやれと枕に頭を戻し、コチカに手を伸ばすと、
ひんやりした空気の中で、ほわほわの毛がさらさらさら〜
それはそれは気持ちよかった。
なるほどね。
このくらいの涼しさだと、夏でもネコの毛が気持ちよく感じるのね。
なんかちょっと儲けたみたいな丑三つ時だった(笑)。



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7月29日(木)

今日は日中に3回も、ちぁ〜、と細く甲高い声で鳴きながらソファに来た。
珍しいこともあるものである。
いったい何がいつもと違うのだろう。
朝から雨模様で、少々しのぎやすいことがそうさせるのだろうか。
何度も膝に来たら、嬉しくはあるのだけれど、
なんで?と疑問に思えるところが、
せっかく涼しいのに、暑い。。



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7月31日(土)

玄関方面で掃除機を使っていた夫が、
ついでだからキャット・タワーもやろう、と言って、
持ってきた掃除機をとりあえず床に置き、アタッチメントを変えた。
ソファに座る私の膝にいたコチカは、
悲しいかな人間の言葉の細かい意味がわからないので、
こりゃやばい、という感じでそろそろと立ち上がり、
床には降りず、ソファ経由でキャット・タワーの4段目に逃げた。
そのタイミングで、
小さいブラシの付いた掃除機の先がコチカの方にやってきた。
逃げた先に自分の脅威がやってきて、コチカは混乱したのだろう、
歯を剥きだして、シャー!!!と威嚇した。
残念だね、怖くないもんね〜、と言いつつ、
夫は掃除機の先を最上階に向けた。
コチカはソファに飛び降り、背もたれ経由で和室に避難し、
落ち着いた先でも、うにゃ〜〜〜、う〜〜、と悪態をついていた。
びっくりしたねえ、一瞬だったけれどねえ、コチカ。
思えば久々の非常事態になってしまった。
いい刺激になったかな???



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