12月1日(水)
<たまには号外>
東京・墨田区で建設中の東京スカイツリーが1日午前9時58分、高さ500メートルを突破し、511メートルに達した。
というのが、今日のニュース。
実は昨日、スカイツリーを見てきたのだ。
昨日のスカイツリー
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12月2日(木)
足がいよ〜に熱いと思ったら・・
抱き枕にされてた。。
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12月3日(金)
あまりに爪が衣類に引っかかるので、切った。
無事終了して、ほっとしているふたり。
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12月5日(日)
夜中。
コチカが腕と胸の間で丸くなっていると、暑くなるらしい。
結果、私はふとんをはいでしまう。
すぅっと気持ちよくなって、ぐっすり眠るせいか、
今度は寒くて目が覚める。
そういうときはたいてい、トイレに行きたくなっている。
ちゃちゃ、ごめん、おしっこしたいから、
とコチカに声をかけると、
やだもんね、とばかりに丸い背中をぐぐっと押しつけてくる。
ちょっと、だめだって、ちゃちゃ、私はトイレに行きたいの・・
背中をぐぐっ・・
私だってこんな気持ちのいい毛皮から離れたくない・・だけど・・というところ。
こんな残念な真夜中のひと揉めが、だいたい週3日くらいはあるような気がする。
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12月6日(月)
友人来場。
何度か来たことのある友人は、
しばらく話した後、あれ、コチカちゃんは?と言った。
キャット・タワーの一番下で寝てるよ、と言うと、
全然動かないじゃない、大丈夫?と言うから、
私は頷きながら、内心でタヌキ寝入りしてるに決まってる、
と思っていた。
果たしてコチカは、友人が帰っていき、
見送りに玄関に出ていた私が戻ってくると、
ちゃんとソファ前のテーブルの下にいた。
まったくねえ、コチカ、感じ悪いよ、ほんと。。
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12月8日(水)
<夕食は早いうちに>
夜遅くに食べるとよくない、とはよく聞く。
夜は体を動かなさないからかと思っていたが、
そうではなく、
タンパク質の一種ビーマルワン(BMAL1)が、
栄養素を脂肪に変えて溜めこめ、という指令を出すのだそうで、
夜10時から急激に増え、夜中の2時にピークに達するので、
肥満の原因になるからなのだそうだ。
マウスの実験でも、
夕食を6時に与えるのと9時に与えるのとでは、
9時に食べた方はたった4日間で5gも体重に差がでるという。
ネズミと人間とでは違うんじゃ?と思うが、
これは日照時間に関係するもので、
地球の裏側でもどこでも同じことがいえる。
ということは、朝夜の区別なく眠っているネコにも当てはまると言うこと?
うちは夜8時にやっているが、これだと脂肪が体に溜まりやすいのかしらん。
しかも夜通しかかって食べているが。
だれか知ってる方いたら、教えてください。
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12月9日(水)
<早い時刻の食事、事始め>
夕食を早い時間に食べる話だけれど、
やってやれないことはない、と思いついた。
思えば、前に住んでいたところだって、
地域の人々は、朝8時ごろにノラニャンのためにご飯を用意してやっていた。
そのときいなかったネコのために、
後から缶を開けたりしてやったのが、
夜まで残ってたりしたけれど、
基本的には、朝だったと思う。
だからあの辺のノラニャンは元気なのかな、なんて思ったりする。
私は割合家を空けることがないので、
ご飯の時間を徐々にずらしていけば、
昼ごろやることは可能である。
ということで、
午後6時ごろに意味ありげな顔をして私の膝にやってきたコチカに、
おなかすいた?と聞いてみたら、
らん!と目を輝かせたので、
ご飯しようか?と言ったら、
ほんと?わ、嬉しい〜とばかりに、
思い切りすりすりしてきたので、ご飯を用意してやった。
これでうまくいくかな・・というより、
いつもこんな時間から、ご飯食べたいと思ってた?
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12月10日(金)
<日常における淋しさ>
朝食後、台所で探し物をしている私に、
にゃ〜、と声をかけるので顔を上げたら、
コチカはダイニングテーブルの椅子にいて、
ちょうどカウンター越しに目だけ見えていた。
あまりない光景だし、かわいいな、と思いながら、
また探し物を続けていたら、
次に顔を上げたら、なんとカウンターに載っているっ!
なにやってんのさ、そんなとこにいたらダメじゃん、と声を荒げたら、
そろそろとカウンター下の棚に注意深く手をかけつつ降りて行ったので、
ほんとにもう、などとまた探し物に戻り、
再度顔を上げたら、なんと今度はテーブルの上に座り、
振り返るようにしてこちらを見ている。
ダメだってば、テーブルの上とかに載ったら!
と大声を上げながらリビングに行くと、
コチカは大慌てでテーブルを降り、
キャット・タワーの下に避難し、
な〜、などと腑の抜けた声を出して、
不安そうに私を見ている。
どしたのさ、と言っても、ぺったり腰をおろして私を見ているだけ。
なんだったのだろう。
いつもしないことをして、いったい何を考えていたのか。
もうまったく意思の疎通が不能なのであって、
ふとコチカの孤独さに思いが行きつき、妙に淋しくなるのである。。
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12月11日(土)
よしよしの最中に・・
ちゃちゃ、と声をかける
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12月13日(月)
今日はこの冬一番の寒さだという。
加えて、空気が乾燥しているからだろうか。
足元で丸くなっているコチカの毛並みが、
珍しくぼそぼそに見える。
なんかきれいじゃないな。。
ファイルから画像を選び出す時、クリックし間違えてこんな懐かしい画像が出てきた。
確かこの格好で、上から滑り降りてきたのだと思う。
2002年3月(1歳半過ぎ)。
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12月15日(水)
計画と通り、ご飯の時間がずり上がってきた。
今日は5時に成功。
ずっと前から午後になったらいつでも食事OKだったのかもしれない。。
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12月16日(木)
<一瞬の転落劇>
夕方過ぎ、瞑想をしていると、コチカがやってきた。
ソファに深く座り、目を閉じている私のおなかにずんずん乗ってくる。
目の裏に見えている光のシャワーがだんだん薄まってきたので、
もうすぐ終わりだから、と思いながら私はだまっている。
コチカも何も言わずに、おなかの上でもみもみし、
適当に腰を落ち着け、スフィンクス座りをしたのがわかった。
光のシャワーがすっかりおさまったので、目を開くと、
コチカがじぃっと私を見ていて、
目が合うと、ごん、とばかりに額を私の鼻にぶつけてきた。
ふわふわの毛がくすぐったいみたいで嬉しくて、
ちゅー、と言いながら私も返した。
おなかすいた?と聞くと、もっとちゅー、とするので、
ご飯する?と言うと、私に向けられた目がぐーんと広がった。
じゃあご飯しよ、と言いながら立ちあがろうとすると、
コチカも立ちあがり、方向転換して、降りて行き、
私はひざの間近にあるテーブルを前に出そうと手をやった。
すると、するとするとすると!
テーブルの上に歓迎せざる茶色いブツが。。
そばに私のメガネが畳んで置いてあるっっっっっっっ!
あ〜コチカ!!!
と叫ぶと、コチカはわかっていたのだろう。
ごめ〜ん、と言う感じで、すねにすりすりしようとした。
テーブルに足がぶつかると、その振動でブツがメガネに当たりそうだったので、
避けようとして、返って激しくぶつけてしまった。
ブツはぐらっと動き、メガネのフレームの角にぶつかったっ!!!!!!!!
んもーやられたー、コチカー・・
折角瞑想して心が洗われて清々しい気分だったのに。
コチカからちゅーってしてきたから、嬉しかったのに。
一瞬にして暗転した夕暮れだった(+o+;)
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12月18日(土)
こんなだからテーブルを動かすのに、いちいち気を使う。。
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12月19日(日)
<根負けの巻>
なにか意図しているらしい顔つきのコチカ。
私の足元に座り、なにげなくこちらを見ている。
といって私と目を合わせるわけではない。
「私の顔の方」を、見ているだけである。
そして私の顔の高さに視線をパンさせて、
私の左側にある、ひざかけをじっと見る。
はーん、コチカは私の膝に乗りたいので、
ひざかけをしてほしいのだな、と思う。
その方が座りやすいし、温かだからである。
1回目は私は無視した。
向こうを向いていたコチカが、
また私の方を、振り向く。
私がコチカを見ていることを確認する。
そして、
私の顔の高さに視線をパンさせて、
私の左側にあるひざかけをじっと見る。
こうやって人を誘導するんだな、
と思っていると、3回目にまた振り返った。
そして全く同じことをするので、とうとう私は吹き出してしまった。
もう根負けである。
わかったよ、といってひざかけを膝にかけ、
ちゃちゃ、おいで!と声をかけた。
コチカは、目の端でちらっとこちらを見た。
でもすぐには動かない。
え?あれ?そうお?そういうつもりじゃなかったんだけど、でもそういうことなら、お言葉に甘えちゃおうかな・・
と人間だったら言ったかもしれないくらいの時間が経ったころ、
おもむろに動き出して、膝の前に来て、
ぴょん、と飛び乗った。
あまのじゃくコチカ。
楽しいよ、ほんと ^_^)。
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12月21日(火)
何見てんのさ!
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12月22日(水)
このところ夜10時を回った頃に、
当惑したような表情で、ふにゃ〜、と言うことが多い。
もう寝よう、と言っているように聞こえるのだが、
ご飯の時間を繰り上げ始めてからだから、
ご飯を食べ始めてから、寝るまでの時間的な感覚を、
覚えているということだろうか。
ネコがそこまで考える?
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12月24日(金)
しんっけん!
でもちょっと狭くない?
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12月25日(土)
最近、お笑い番組を良く見るし、歌謡曲などもよく聞くようになった。
テレビがついている間、コチカはときどきうるさそうな顔をするので、
時間が経つにつれて、私はだんだん音量を小さくしていく。
私はコチカの顔色を気にしながら、騒々しい番組を見ているのである。
昨日NHKでやっていたベートーベンの運命を聴いていて、
そういえば、と思った。
コチカはクラシック音楽が好きなのを忘れていた。
私は最近は、ほとんどクラシック音楽を聴かないでいるが、
もしかしてコチカは焦がれていたのだろうか。
指揮者陶酔、コチカもうっとり。
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12月26日(日)
<メンテナンス>
爪を切られ、毛を梳かれた。
その後ご褒美にポンポンで遊んでもらった。
爪をチェックされる 吊り上げられて毛を梳かれる
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12月29日(水)
母が来るので、籐椅子を出した。
座り心地の良い、母お気に入りの椅子である。
ところが、コチカが陣取ってしまった。
当たり前に丸くなっている。
私はコチカをどかそうとするのだが、
折角寝てるのに、と母は遠慮する。
コチカがご飯を食べに降りて行ったところで、
ゴロゴロをし、物を載せてガードした。
すると戻ってきたコチカは、あれ?と言う顔をし、
私のところにきた。
あいまいな顔をしている。
どうしたの?というと、椅子の方を見て、私の顔を見る。
あれはお母さんの椅子だから、
コチカは座らないの、
と3回も言うと、コチカはなんとなくわかったようだった。
しぶしぶパネルヒーターの前に長くなる。
人間はコチカのようにどこにでもいられるわけじゃないだからね。
わかってよ。
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12月31日(金)
いよいよ大みそかということで、
人間はみなバタバタしている。
ということで、コチカもバタバタしたくなる。
最後の片づけものの途中で、
何度か追いかけっこにつきあわされた。
人の顔色を見ながら、そろそろと玄関に行き、
人が近づくともうすっかりその気になっていて、
背中をきゅーっと丸くする。
するとなぜか私も、よし、とスイッチが入るから不思議である。
だだっ、と足音を立てて1、2歩踏み出すと、
すわっ、とばかり人の足元をすり抜けて、
リビングに駆け込み、私を振り返る。
そこで、こらー、と近寄っていくと、
キャット・タワーに駆け上がっていくのだ。
久々にやったので、結構楽しかった。
案外、いい締めくくりになったような。
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