11月1日(火)
夜中。
気がついたら、右手にふかふかの手触り。
左腕と身体の間に、コチカの丸い身体がきっちり挟まっていて、
右手は柔らかいおなかを触り放題だったのだ。
ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ*^^*至福の冬。
いよいよ到来!
お尻・・
* * * *
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11月2日(水)−6日(日)
実家へ帰省。
朝9時ごろ家を出て、首都高を抜けて東名へ。
人間二人のバタバタ加減に嫌〜な雰囲気を感じていたコチカ。
いつの間にかソファの下で息をひそめていたりしたが、
残念ながら簡単に御用となって、車上のネコとなる。
コチカの大好きなバーバラ・ヘンドリックスのピアノ伴奏の黒人霊歌をかけたのがよかったか、
東名の道路わきの土手(?)にススキが群生していて、その匂いがよかったのか、
早速助手席の私の膝に来て、ご満悦だった。
嬉しいのは、私の顔がすぐ目の前にくるせいか、
顔にすりすりしてくること。
コチカのターゲットはメガネのフレームだったり、鼻だったり。
濡れた鼻先をつけてから、ぐーっとこすりつけるので、
メガネは大変なことになったが、
小鼻を狙ってくるのが面白い。
自分と同じ、ここが鼻であり、穴の端に鼻先をくっつけるもの、と思うらしいところが。
その後、街中だと後部座席のキャリーの中にいて、
両脇が農地だったりして、緑にあふれた場所だと、
うきうきしてやってきて、窓に張り付いていた。
やっぱり緑がいいのね。
☆伊良湖岬へと向かう道 | ||
耳も目も、たぶん鼻も外へ |
真剣! |
カメラうるさい! |
フェリーの中 船酔いと戦うコチカ |
フェリーを降りて走り出すと、またも身を乗り出して窓に向かうコチカ。
ここ知ってる知ってる!とでも言うように、にゃあにゃあ叫んだ。
懐かしいよね〜
久々の実家は、東京の家と違い階段もあるし、
部屋数が多いので、探検し甲斐がある。
あちこちを隈なくくんくんして歩いた。
屋上へも行ってみた。
屋上もだけれど、コチカにとっては外の空気を吸うのも久しぶり。
とりあえず、これまた久々のコンクリートでゴロンゴロンをした。
潮の香りもまじる山の空気は、おいしかったかな?
ゴロンゴロンは猫背を伸ばすため? |
あの山には猿がいるらしい |
寝る前のひととき |
ベッドの下に隠れたコチカ |
* * * *
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11月9日(水)
<よくないイメージが現実化した例>
帰省して東京に戻るとき、ぎょっとしたことがあった。
夫が車の窓のロックをし忘れていたために、
リアシートでドアに手をかけて外を見ていたコチカが、
窓の開閉ボタンに触ったため、窓が開いてしまったのである。
前にも一度、夫が間違ってボタンを押し、窓を開けてしまったために、
コチカが脱走しようとしたことがあった。
そのときには自宅のガレージで、車が駐車した状態だったので、
事なきを得たが、そのことが怖い記憶としてしばしば思い出される。
今の家に引っ越してから、コチカは外へ出さないと決めたので、
予防接種をしていない。
もしも車の窓から出てしまったら、あるいは、
実家で留守番をしている時に、どこかを開けて出ていってしまったら、
と不安に思っていた。
なのでコチカには小さなタグに苗字と電話番号を書き、
鈴をつけて首輪をつけさせた。
見た目もかわいいし、それで安心していればよかったが、
依然として、よくないイメージを拭いきれず持っていた。
果たして帰路の途中、道の駅で駐車している時、
夫がひどく暑がり、窓を開けていて、
そのままロックし忘れて、車を走らせていたところ、
コチカが窓のボタンに触ってしまったのである。
私が眠ってもおらず、窓が開く音にすぐに気付き、
夫に知らせたからよかったが、
信号などで車が止まったりしていたら、と思うと、ぞーっとした。
緑の豊かな地域を走っている時は、
コチカは、外に出たい〜、こんなにいい匂い〜、外〜、ね〜、
とずっと言い続けながら、嬉々として外を見ているので、
チャンスがあり次第、飛び出してしまうのは目に見えている。
私は夫が着ているパーカーを脱げばよかったのに、と内心頭に来たが、
マイナーなイメージを持っていたことには、甚く反省した。
絶対だめである。
よくないイメージ、実現させたくないイメージを持っていたら。
持ってしまった場合は、人に伝えて不安な感情を緩和させるとか、
何か別のイメージ変えるなど、すべきである。
今回は、いろいろな意味で心配性な私も、
とにかく大丈夫、と信じることで、ほとんどストレスフリーな、
快適なドライヴをしてきたつもりだったが、
この一点に関してだけは、大いに反省した。
動物と暮らしていると、いろいろな心配ごとが出てくる。
でも、すぐさま忘れたり、解決策をイメージするとかで、
状況は完全に改善するのである。
いい現実も悪い現実も、すべて自分のイメージが作り出しているのだから。
折に触れてイメージ・トレーニングをしていかなければ。
よいイメージに変換する方法を、
一緒に暮らす動物や、家族のため、自分のため、
ひいては人生を快適に生きるためのスキルとして、身につけておきたい。
* * * *
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11月11日(金)
ぞろ目の満月だと言うので、一日わくわくして過ごしたが、
さしたることもなく終わっていった。
具合が悪くなるわけでもなし、コチカも静かにしていた。
実家は地面に建っている家なので(一戸建てということです)、
しかも家の後ろが山なので、土や緑の匂いが濃く、
ただ部屋の中にいるだけで、動物でなくとも癒される気がする。
田舎はいいなあ、ということだろうけれど、
コチカにとっては本当に気持ち良く、久々だったから、わくわくしたことだろう。
実家を出て、車を出発させると、
窓に張り付いたコチカは、ひゃ〜、ふぁ〜、と弱々しい声を上げていたが、
いやだ〜、もっといる〜、と言っていたのかもしれない。
東京へ戻ってみると、なんともまあ、
画一的な部屋の割り方に、狭さ・・
わかっちゃいるけど・・である。
これじゃあ動物でなくとも癒されない。
でもこれで植物を増やし、快適に住んでいるつもりなのだ。
この空間はこの空間で、気に入っている。
これが都市部での暮らしなのである。
これでいいのだ。
ぞろ目の1は天使界で、
思考やイメージがスピードを上げて実現化するというメッセージの数字。
今の環境をありがたく受け止めて、ありがたく暮らしていきたい。
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11月12日(土)
実家では、すでに厚手の羽毛布団を掛けた。
コチカはその重さを厭うこともなく、
私の脇の下にきっちり丸まっていた。
しかし東京のここでは、今一つ寒さに欠ける(変な言い方)。
かけ布団だって、未だに夏用の薄い羽毛布団である。
さすがに脱ぎ出すこともなく、すっぽりと肩まで掛けているが、
コチカは入ってきても、すぐに出ていってしまう。
いつになったら本格的な冬になるのやら。
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11月13日(日)
<ベランダをめぐる人間もコチカも同時にハッピーな道は>
今日はまた温かな一日だった。
窓をケージの柵でガードして網戸にし、部屋に空気を入れ、
ベランダでお茶をし、ポットで買った新しい植物を鉢に植え替えた。
空にマッコウクジラの親子と、サンマが3匹泳いでいるような雲が面白い。
思いがけず、人間は気持ちの良い秋の午後を過ごしたが、
コチカはずっと釣り上った目をして、キャット・タワーの上から外を見ていた。
ベランダから戻ると、コチカにスィッチが入った。
勢いをつけて弾丸のように走り回る。
人間はかまっていられずに、整理などをしていたが、
和室から、ガシャーンとガラスらしい物が落ちた音がした。
夫が思わずコチカ!と大声で叫んだが、
こうやって怒鳴るといけないんだよな、と言い直した。
コチカは棚の上に上がり、物色していたが、
パワーストーンを乗せたガラス皿の上にコチカが乗ったらしく、
猫が乗るには不安定だったために、下に落下し、
乗っていた浄化用の水晶やハーブの葉や石たちが散らばったのだった。
コチカは自分も落ちたことと、夫の大声に驚いたのだろう、
キャット・タワーの天辺に逃げていた。
派手な音を立てて落ちた割には、なにも割れてはおらず、
ほっとし、私はソファへ座った。
物憂げな表情で窓の外を見ていたコチカは私の方を見た。
どんなに人間が驚いて困ったかわかる?と言ってみると、
コチカはキャット・タワーを下りて、私の所に来た。
コチカの心の内がだいたいわかっている夫が、甘えにきたんだ、と言った。
コチカは、私の前に正座をし、私を上目づかいに見た。
私は、どんなに私たちが驚いて困ったかわかる?と3回ばかり言った。
コチカは静かに片づけている夫を見ている。
コチカが私の顔に目を戻したので、
うちには大事なものがいっぱいあるから、あそこにぴょーんとしないでね、
とまた3回くらい言った。
コチカは私の顔をじっと見たままでいた。
どうやら理解したようだ、という気がしたので、
コチカの背中に手を回し、撫ぜた。
コチカは私の横に腰を落とし、私にもたれた。
人間もコチカも同じように楽しめる方法はないものだろうか。
本当にベランダに出したらだめかなあ。
ネコは犬みたいに鳴かないんだけどなあ。
そういう問題じゃないのかなあ。
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11月16日(水)
私の膝にもたれて、じっとしているので写真を撮ってみたら、
ただ物憂げにぼーっとしているのでした。
しんなり・・
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11月19日(土)
コチカのご飯を元に戻したら、う○ちも元に戻った。
Hill'sシニアのヘアボールコントロールと書かれたものから、
新製品らしいシニア・プラスに替えたら、
小さく四角い粒に変わり、食べやすくなったようだった。
するとどう変わったか。
お水を今までより30秒以上も長く飲むようになったが、
オシッコの量は変わらず。
しかしう○ちが一日2回のオシッコの際に出るだけになった。
悪くはなさそうだが、もう一度試しに元に戻してみたら、
う○ちも元の通り、何度か小分けにするようになったというわけである。
いったい何の配合がどう違うのか。
新しいのは消化吸収の効率がいいのかね、などと言っているが、
人間も食品によって、今までの健康を保ちながら便の量が減る、
なんてことあるのだろうか。
誰か知ってる人がいたら、教えてください。
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11月20日(日)
<真夜中のふわふわ>
夜中に目を覚ましたら、顎が温かくふわふわしたものが触った。
コチカが左側を下に横になった私の脇の下で丸くなっているのだった。
ぴったり胸に押し付けられたコチカの背骨までまろやかで温かい。
うわ〜コチカ〜
夢とうつつの間でやんわり広がっていく感動的ななにか。
身体中の細胞のひとつひとつが、にっこり笑っているような気がした。
右手が夢中でふわふわなコチカのおなかをまさぐる。
起きていたら、コチカがうっとうしそうな顔をしているのに気がつくだろうが、
半ば眠っているので、触りたい放題触っていたと思う。
でもコチカは逃げもせず、起きる頃も私も同じ格好で丸くなっていた。
目下私の味方は寒さだろうか。
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11月21日(月)
<至福のかいかい>
お風呂の前には必ずかいかい。
コチカは夫の足元をまいまいし、かいかいまだ〜?と待っている。
つま先立ちになって背中を丸めている様子が、子ネコみたいでかわいい。
どんなに急いでいても、眠くても面倒でも、マストな時間。
これが終わったら、人間も就寝準備に向かってラストスパートをかける。
なんだか重要な区切りになってきた。
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11月23日(水・祝)
移動していく朝陽と共に移動するコチカ。
6、7分ごとに動く太陽の角度は何度くらいなのだろう。
棚の上に来たコチカ 朝日を浴びる自分にうっとり? |
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11月25日(金)
子供の頃、寒い冬に誰かの背中に口を当て、
衣類の中に息を吹きこんで(?)遊んだ。
相手は、思いがけずぬわーっと暖かくなって、
気味悪いやらわけわからないやらで、わーっ、と声を上げる。
それが面白くて何度もやった。
コチカにもやってやった。
膝の上で両手を胸の中にしまってくつろいでいるコチカの頭のてっぺんに口をつけ、
口をすぼめたままゆっくり息を吐いていく。
温かい空気が口の周りを包む。
どう?
あったかいでしょ?
口を外して、顔を覗く。
じろっとコチカの目が私の方に動く。
何にも言わないの?
だったら嫌だというまでやってやろう、と思い、
何度か繰り返してみるが、コチカは何も言わず、逃げもしない。
つまんないの!
なんか言ってよ。
ともう一度顔を覗いてみるが、
さっきと同様、じろっと目が私を見るだけ。
ばーか、と言っているようにも見えてくるのだが。。
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11月27日(日)
東京も完璧に寒くなったので、パネルヒーターを出した。
今年も足元争奪戦の始まり始まり〜、である。
(画像を貼りたいのだけれど、なぜかカメラからPCにうまく送れなくて。。)
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11月29日(火)
<日常での意外さ>
夜中。
地面が隆起している夢を見ていた。
これから地震がくるぞ、と身がまえたが、
揺れは始まらず、変わりにもう一度隆起した。
おかしい、と思ったところで目が開いた。
目の前に白いかたまり。
頭を離して見てみると、コチカの顔だった。
ちゃちゃ・・こんな間近に、と頭を戻すと、
耳のあたりが下からもこっと持ち上がった。
ん???
頭を上げてちゃんと見ると、
コチカの足が私の枕の下に入り込んでいて、
足先を組み替えたり、さらに奥へ突っ込もうとするのだろうか、
そのときに頭の下が隆起したように感じたのだった。
意外なことって起こるもの。
地滑りでも地震でもなくってよかったけど。。
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11月30日(水)
そんなことあるだろうか。
ポチたまの旅犬、だいすけ君が急死したって。
まだ6歳。
胃捻転だったとか。
松本秀樹さんを思うと、やりきれない気持ちに。。
松本君のブログ→☆
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