2月3日(日)
妙に温かい今日、
大概はパネルヒーターの真ん前を陣取っているコチカは、
やはり暑く感じるのか、うろうろと歩き、
あらぬところで腰をおろして、あいまいな顔をしている。
結局なんでもない床の上で、しばらくすごしてから、
またパネルヒーターの前の戻ってきた。
季節は動いているのだな、と思わせられる。
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2月5日(水)
<爪が滑って…>
毎晩夫によしよしをしてもらい、
最近はキラキラモールで遊んでもらう。
しかしモールを投げて2回ほどタックルすると、
コチカはふいとその場を立ち去り、
爪とぎの所に行って、爪を砥ぐ。
それが毎回なのだが、
急に思い出したように行くのは、
床に爪が引っ掛からないので、
爪を砥がなくちゃと思うのだろうか。
滑るからねえ、床。
体を支えて方向転換するにも滑ってしまって、
思うようにならず、面白くないのだろう。
なんとかしてやらないと…かなあ。
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2月7日(金)
<窓舐めないの!>
ちゃんと新鮮なお水を用意してあるのに、
窓洗面台の流しについている水を舐めたり、
今彼のマイブームなのが、窓の水滴を舐めること。
朝、陽の光が南側に移って行って冷えた東側の窓に貼りついて、
ペロペロなめてる様子は、
妖怪の生まれ変わりみたいで、嬉しくない。
昨日の夜中には、
暗くしてから布団にそーっと入ってきたので、
来たのね、と言いつつ体を撫ぜたら、尻尾が濡れているっ
布団の中で方向転換をして、
私の左の腕の内側に置いた手は、濡れてはいないが、
冷えた鉄見たいに冷たくなっていて、
ネルのパジャマをしているというのに、
冷たさがキーンと伝わってくる。
お風呂でペロペロしてきたのである。
ったくもー
なんでそんなところのお水舐めるかなあ。
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2月9日(日)
<コチカの懸念…病院に行く?行かない?>
立春が来て、春だと浮かれそうになる気持ちを厳しい寒さが襲う…
どころではなく、大雪が降って、人々はパニックした。
うちでは土曜日に友人夫婦が来て飲み会しようと言っていたのも流れた。
飲み会のために準備したから、食べるものならあるので、
土日もじっとしていたかったのだけど、
あろうことか都知事選があるものだから、出かけないわけにいかなかった。
出かけるためには車のタイヤを替えないといけない。
あーめんどくさい、と言いつつ、
夫はベランダに収納してあるスタッドレスタイヤを玄関に運んだ。
タイヤは濡れているので、私が床の拭き番をするのに、
ベランダの窓を開けっ放しにしていた。
作業中は夢中になっていたが、ハッと気がつくとコチカの姿がない。
出ちゃったのかな、とベランダを眺めまわしてもいない。
おかしいな、と思って窓を閉めようとすると、足元に白い姿がぬっとあった。
折角窓が開いているのに、来なかったのはなぜ?と濃密な疑問が湧いた。
もしかして、人間のこのバタバタ加減は、
自分が病院に連れられて行くときと似ている、と思ったのだろうか。
やばーという思いでソファの下に隠れて、様子をうかがっていたに違いない。
でも夫が最後のタイヤを持っていって、
人間の息遣いがちょっと静かになったので、
そして外から入ってくる雪に洗われて新鮮さを増した匂いに、
我慢できずに、そろそろ出てきてみたのだろう。
かわいそうに。
病院はどうあったって嫌いなのだ。
できるだけストレスをかけないようにして、
定期的にヒーリングしてあげるからね。
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2月10日(月)
この嘆かわしい後ろ姿。
お水ちゃんとあげてるのに。。
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2月12日(水)
<他のネコとはちょっと違うらしいコチカ>
昨日友人夫妻が来場。
2時ごろからお茶を初めて9時半までずっと食べ続け、話し続け、盛り上がり続けた。
コチカもかわいがってくれた。
うちに来るお客さんはみな、コチカがすごく意思のある目で見るね、と言う。
人の話をちゃんと聞こうとするのね、とか。
ちょっと他のネコとは違うね・・なんて言ってくれる。
私はそれを、私が伝えないといけないことを、
きっちりわかるまで言って聞かせるからではないか、と思っている。
ちゃんと聞いてもわからないときには、ふっと目を伏せ、つまらなそうな表情に見せる。
わかったときには、目をランと開いたまま、何かを考える様子をする。
言葉と状況とをシンプルな言葉で一致させ、タイミングを逃さないように言うようにしているからか、
彼が理解している事柄も多いらしく、ちゃんと聞いたらわかるのだから、とりあえずよく聞こう、
という姿勢でいるのではと思う。
私の友人たちが、コチカのそんなところに気づいてくれて嬉しい。
気づかない人は気づかないのだ。
気づく人というのは、動物のみならず、まず人間に興味があって、愛情深いのだと思う。
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2月16日(日)
夕食に礼文島付近で獲れたホッケの開きを焼いた。
獲れたてホッケの一夜干しを真空パックにしてあるものである。
冷凍にしたままのを、大きな無水鍋に入れて強火にかけ、
蓋がカタカタ言ってきたら中火にしようと計画し、
火のそばで待っていた夫が、
いい匂いがしてきたけど、なんか言ってくる人いない?
と暗にコチカのことを指して言った。
テーブル付近にいた私のところにまでは匂っては来てなかったので、
もうちょっとなんじゃない?などと言ってみたが、
夫は、あ、もう来てた、笑った。
すでに台所の入口に座って、夫を見上げていたのだった。
やっぱりネコの鼻なのだ。
大したものである。
だったらちょっとはあげようかな、と言って食卓に来たホッケを見たら、
もうそんなことは忘れて一気に食べてしまった。
魚臭さがまったくなく論外なおいしさなんだもの。
あーしまった、と思ったが、
キャット・フードで育ったネコだから、
どうせあげても食べないし、いいか(笑)。
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2月22日(土・にゃんにゃんにゃんの日 =^ᴥ^=)
<プロキュア>
10日くらい前からプロキュアというサプリを食べさせている。
人間と暮らす犬や猫たちの体の不調は、
熱を加え過ぎた食品しか食べず、慢性的な消化酵素不足になっている、
という発想から、酵素とプロバイオティクスを与えることで、
胃腸の働きを助け、免疫力・自然治癒力を促進する、というもの。
酵素へのこだわりは夫と私も持っていて、
食事の半分以上は生の野菜+乳酸菌を持つ野菜を食べることにしている。
動物に酵素を与えることについても、気にはしていたものの、
信用できるサプリが見つからなかったので、棚上げしていた。
ところがウェブ上で目に飛び込んできたのがプロキュアであり、
なんとなく試してみようかという気になったのである。
夫が言うに、プロキュアを与え始めたころから、
オシッコの出方が普通に戻ってきたというのだ。
でも、
そのちょっと前から、良くなってきつつあったことと、
プロキュアは小さじ1杯くらいの顆粒状で、
コチカのかりかりのキャット・フードをくぐり抜けて、
ご飯の器の下に溜まってしまい、
本当に口に入っているのか疑わしいので、
結果がよくわからないのである。
コチカのオシッコに関しては、
懇意にしている天界の存在…天使やマリアさまにお願いしているので、
そのご利益と、私がするヒーリングのせいでもあるだろうと思っている。
実際問題、先月12日ごろに病院に連れて行って、
嫌いな病院に連れていかれたストレスと副作用で苦しんだことで、
それ以上検査しに病院に連れて行くのをやめたが、あれは正解だった。
なんとか食べさせようと、
プロキュアに水を含ませ、キャット・フードにくっつけるようにしたら、
匂いが嫌なのだろう。
コチカから猛抗議を受けた。
結構真剣なやり取りをしたので、夫に話したら甚く面白がった。
それについてはまた別の日に^^
黙々と毛づくろいするコチカ
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2月26日(水)
今日は都心で15度もあったそうで、人間にとって暖かだった。
なのでエアコンも入れておらず、寒くなると閉める襖も開けている。
それがネコとしては寒いのだろうか。
ソファにやってきて、かっちりまるまっている。
こんなにだったらノラニャンなら、
あー今日はちょっとはいい感じ、などと言っているだろうに。
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