2014/1月・3月・4月

~~~ミルク色のコチカ~~~


日課牧歌 -154-

2014年3月





えへへな口元


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3/8親指の爪が…伸びすぎ!!! 3/16以心伝心ではあるけれど 3/22極上の日がコチカにはわかる?
3/26春なので眠くて

3月4日(火)

今日はきれいなお天気だった。
陽の光はもうすっかり春。
でもまだ緊張をほどくわけにいかないなんてね。。

夜中にはコチカ布団の中にいる時間が短くなってきた。
私の枕の隣で寝ていることが多い。

私は枕の端に頭を置いて寝る癖がある。
たいてい横向きに寝ている。
夜中に目を開いたら、
暗がりの中、目の前にまっ黒な丸いものがぽこぽこと2つあった。
何だろうと思い、少し顎を引いて距離を作ったら、
なんとコチカの目玉だった。

恐らくはくるりと足先を顔の前に持ってきていて、
すねと足との境の90度ほどの曲がり目に、
自分の鼻先を押し当てているのだ。
その位置で目を開けてじーっと私を見ていたらしい。
起きてたの?というつもりで少し顔を上げて見たら、
なに見てんだよ、という風に目を閉じた。
いいじゃん、見たって。
それにしてもコチカ、起きてたの?



 *  *  *  * 


3月8日(土)

<親指の爪が…伸びすぎ!!!>

寝そべっていて伸びている腕の先を見ると、
何か見覚えのない様子をしている。

手にとって良く見てみると、
なんと親指の爪が伸びすぎ、
おまけに爪の付け根が異様に太くなっていて、
まるで円盤みたい…これは何?
どういうわけでこうなったの???!!!
あまりの異常さにパニックしそうになった。
ごめんねコチカ、気づいてあげられなくて!

そして何かを話していた夫を制して、
ねえちょっとこれ見て!と半分叫んだ感じで声をかけた。
夫がコチカのそばに来て、コチカを驚かさないように、
そっと手を取って見て、即刻言った。
切ろう!と言うが早いか、やっとこを取りに行き、
爪の方向を見定めてパチンと切った。
やれやれ。

もうちょっと発見が遅かったら肉に食い込んでいただろう。
他の爪は定期的に切っていたのに、
なぜ親指だけ見落としていたのだろう。
外猫の用に、固い面を歩くことも走ることもない、
というのはこういうことなのだろう。
とはいえ、今までこういうことはなかった。
前の家では、外に散歩に行っていたから、
古くなった外の爪は自然にはがれ、問題はなかった。
爪を切るようになったのは、今の家に来てからだ。
ということは7年前にここに来て以来、
徐々に爪を異常な風に成長させてきたのだろうか。
もちろん家の中に何箇所か爪とぎの場所は設置してあるが、
それだけでは足りない、ということだろう。
なんとも不憫なことで、申し訳ないことをした、と思う。
お宅のニャンコの爪は大丈夫ですか?

爪を切り終えて、鋏をしまっている夫の足に、
コチカはすりすり~としたら、
夫が、あはは、ありがとうって言った、と笑った。



右手

左手

切った爪



 *  *  *  * 


3月11日(火)

東北大震災の記念日である。
あの日、私とコチカはいつものようにそれぞれに午後を過ごしていた。
ぐらりときて、いつもよりも揺れが大きいと感じ、
キャット・タワーの最下階の穴倉にいたコチカが出てきて、
うぎゃ~と叫んだので、私は心底ビビってしまった。
コチカは地震や雷などには動じたことがなかったからある。
膝にコチカを抱いて背中を撫ぜながら、
びっくりしたねえ、などと言っていたら2回目がきた。
これはもう大変なことが起きたんだと思いテレビをつけたら、
しばらくしてから映画のCGかと思うような映像が次々と流れてきた。
あれから3年たって未だ、復興できていない地域がずいぶんある。
復興で来ている場所でも、大切な家族、故郷を失くした心の傷はずっと消えないだろう。
被災地ではない場所で暮らす私などは、
ただ思い、祈り、光を送るしかない。
そして折に触れて義援金を送ったり、特産物を買ったり。
できる限りそうしていきたい。
早く全ての人々が納得のいく形で落ち着いて、
防災対策についてのみ話される日が来てほしい。


まぶしいのでこんな顔・・
コチカの仲間も大変だったんだよ。


 *  *  *  * 


3月12日(水)

昨日は変な顔の画像載せちゃったので、リベンジ(笑)。
カメラを向けると顔をそむけるので、
なかなか欲しい写真が撮れないのだけど、
携帯で撮ったというのに、なかなかな画像になった。
たまにはちゃんとしたとこ見せないとね☆




 *  *  *  * 


3月16日(日)

<以心伝心ではあるけれど>

夜中に目を覚ますと、
コチカが私の枕の横で、ふとんの入り口をじーっと見ていた。
いつものように布団の中に入って眠りたい、と思う一方で、
もう最近では二人でくっついていると暑くなるのだろう、
割合に早く出ていってしまうので、入ろうかな、でもまた暑くて目が覚めるかな、
と迷っていたのだと思う。
その思考するエネルギーがじんわりと伝わってきて、私が目を覚ましたらしい。
思えば私もなんとなく目が開いた、というよりは、
何かを考えないといけないような、濃密な気分がしていた。
コチカと私の関係だし、以心伝心というのも当たり前なのだけど、
そうやって夜中に無言で起こされると、一瞬でも脳ミソが複雑にものを考えるので、
ちょっとばかり眠気が覚めてしまう。
こういうことでちょこちょこ夜中に起こされたのでは、熟睡した気がしない。
早くもっとあったかくなんないかな。
一緒に寝られないのは寂しいけど。。



 *  *  *  * 


3月22日(土)

<極上の日がコチカにはわかる?>

昨日はすばらしい出会いのあった日だった。
しかも行き帰りで目にした車のナンバープレートに、
ぞろ目の数字を始め、私たちにとってのラッキーナンバーをいくつも目にし、
最近私が言うところの祝福された極上の日だった。

この出来事があるまでに、どういったプロセスがあったか、
それはいつから始まっていたのか、といろいろに話し合った。
何か言うごとに感謝の気持ちが湧きでてきて、
何を言っても新鮮、不思議さと喜びでいっぱいで、
夫も私もそのことにすっかり心を奪われていた。

だからだろうか。

コチカはいつになく甘えてかかってきた。
私を目で追い、なにかとにゃあにゃあ言ってくる。
心なしか目が奥まって、まっ黒に見える。
不安を抱えてているときの目と似ている。
ん~と鼻を小さく鳴らしてそばに寄ってくるたび、
よしよしと撫ぜてやり、そうすると安心した顔をする。
お風呂に入っていても、ドアまでやあやあ言いに来るし、
なにかおかしい。

人間二人は確かに何かに囚われているが、
騒ぐわけでもないし、コチカのことを忘れているわけでもない。
でもいつもと違うように感じるのだろうか。
思えば人間には見えない何かを追って、
目を泳がせていたりするコチカである。
わずかの違いでもわかるのかもしれない。
出会った人が、波動の高い人だったので、
私たちの波動も引き上げられていて、
そのことがコチカを不安にさせていたのかもしれない。
コチカ、大丈夫よ。
これからこの波動でいくと思うけれど、すぐ慣れるからね。

もう慣れたかな^^



 *  *  *  * 


3月26日(水)

<春なので眠くて>

東京は桜の開花宣言があった。
うちでは梅の花が終わって薄緑の新芽が吹いてきて、アーモンドの花が咲いた。

コチカは朝の陽の光の中で眠るのが日課となって、
人間より早く寝室を出ていってもまた戻ってくれば、
今日は曇りで窓辺は寒いんだな、とわかる。
今日は戻って来た日。

日が伸びて、空も明るくなってきたけれど、
なんだか珍しくセンチメンタルなのである。
コチカの優しさが身に沁みる。
今優しいわけじゃないのだけれど、
以前に慰めてくれたこととかやけに思い出したりする。

これは昨日の朝から始まっていて、
その上シンクロまで起きて、
FBでは死んでしまった犬がベッド脇にいて、
「僕はここにいて、君を見てるよ」なんて言ってる画像があったりして、
もうこれはそういう気分に浸りなさい、ということなのかしらん。

その反面、
ベランダの花たちは春よ春~とばかり、愛らしい顔を見せているので、
感情があれこれしてしまって、忙しいったら。
こんなだから眠いのかなあ。

結局、眠いのですね。
眠気からあらぬ妄想が引き起こされるのですよ、きっと。
そう。
すべては妄想であり幻想。
ならば嬉しい方に束ねよう。
春よ春~、
あ、あの歌を歌おう。
春を言祝ぐうた。

すべて世はこともなし・・
ロバート・ブラウニング

アーモンドの花
白く飛んじゃって(>д<)。


まぶしくってこんな顔


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4月1日(火)

<年を取ったら黒毛が混じってきた>

年を取ったら普通なら白髪になるものが、
白い毛の動物の場合、黒っぽくなる、という話を聞いてはいたが、
まさかコチカの毛がそうなるとは…
実際に目にして、目を見張った。
2、3日前に黒く短い毛があり、
私の頭髪の短い毛が抜けて、コチカの上に落ちたのが、
毛にまみれていたのだ、と思っていたが、
今またそれを発見し、引っ張ってみたら、なんと抜けない!
あの話は本当だったんだ。。




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