2014/3月・4月・5月

~~~ミルク色のコチカ~~~


日課牧歌 -155-

2014年4月





ハートフルな手


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4月4日(金)

昨日は雨で今日は曇り。
だからコチカは朝、起き出して行ってもまた戻ってきた。
今日は私が寝室を出るまで、ベッドの上にいたが、
昨日は私が着替えている間中、足元でヤーヤー言っていた。

きっとご飯を食べてしまって、お変わりが欲しいのだろう、
と思い、大急ぎで着替えて、トイレも後回しに行って台所に行くと、
コチカも一緒に行って、ご飯を食べている。
なんだまだご飯あるんじゃん、では何を言っていたのか、
と不思議に思って、顔を洗ってソファに座ると、
コチカは待ってました、とばかり足元に来て、
ソファのどこに乗ろうか、目が考えている。

ったくな。
人を利用するんだから。
早く私の膝が来て、上に乗って温まりたい、
と思っていたのだ。
床暖もパネルヒーターも点いているのに。

あのね、外で暮らすニャンコだったら、
ようやく温かくなったけど、今日はちょっと寒いね、
くらいで済ますんだよ。
わかってる?




 *  *  *  * 


4月8日(火)

午前中。
右腕の中ほどをずっと舐めている。
居座る場所を替えるのに、移動するたびに気になるらしい。
診てみてもなんともない。
毛が薄くなっているわけでもない。
なんだろう???

*

夕方。
ご飯をモリモリ食べ、お水をたくさん飲んだ。
ほっとした様子でソファに戻ったコチカ。
私はダイニングテーブルの椅子にいた。
大丈夫かな?とわずかだが不安が過ったのが確かな予感だったか、
間もなくコチカはしゃくりあげ、嘔吐した。
ソファの隅、私のゴロリと横になるとき用の枕の下…
一番恐れていたあたりである。
さっきお腹に入れた物が一気に出ていた。
く~~~~~~~~~~~~

*

宅急便が来たので玄関に急ぐと、コチカもついてきた。
配送のお兄さんが、今日はいないの?とか聞いていたので、
お兄さん、コチカに会いたいって、と言ったのが効いたかどうか、
コチカは私に遅れながらついてきて、そーっと座っていた。
玄関が開くと、大急ぎで逃げていこうとしたが、
私がちゃちゃ!と呼ぶと途中で止まった。
暖簾の下から覗くお兄さん。
あ、今日はいたいた、白ちゃん、かわいいな~
・・って、嬉しいけど、白ちゃんじゃないぞー^^



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