2001年12月

~~~ミルク色のコチカ~~~


奮闘記 -7-



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あそぼー!とせまる大人の猫。
遊びたい気持ちのあるコチカ。

12月1日(土)

また和光市の樹林公園でコチカに木登りをさせる。
近所から来たらしい大人の猫と出会う。
コチカの倍くらいはある。
向こうが興味を持って近づいてきた。
おっかなびっくりなコチカ。
でももういきなりふーっと吹っかけることはない。
しばらくするとつんつんと鼻のご挨拶。
ちょっとは社会性が身についてきたかな。

猫はコチカの後について木に上ってきた。
コチカのおぼつかない足取りを心配そうに見ている。
脚を踏み外したので人間もひやっとしたが、その猫も思わず手を出した。

出会ったきじ虎はりっぱな猫だった。
顔立ちも整っていて、べっぴんさんで、どうどうと落ちついている。
もちろんもうすっかり公園にも慣れてるからだろうけれど。
それにひきかえコチカは顔つきが全然違う。
落ちつきがなく、目もおどおどしていて。
コチカもあんな大人になれるのだろうか。

* * *

そう言えば、家の近所の黄色い虎猫が今日も来ていた。
コチカはもうあわてていなかった。もう慣れているし、なにしろ網戸越しなのだし。

* * *

夫がコチカを脅かさないように気を付けていたら、
コチカは夜になってようやく夫のそばに行くようになった。
以前だって私と夫がいたら、夫の膝に行くことが多かったのである。
大きくて暖かいので。
それを何日かぶりに思い出した様子。
やれやれ。これで夫もご満悦。




 *  *  *  * 








初めて見る猫に挨拶しようと近づいたら・・




うがーっとか言われた

12月2日(日)

ひさしへ2時間くらい。
どこかの飼い猫が散歩に来ている。。
自分の(コチカの)家のひさしで会ったので、コチカは挨拶しに行ったのに、
うがーっとか言われてしまった。やなヤツ。

コチカは割合人見知りな猫だったのだが、
病院のクロや先生の家の猫たち、公園で会った猫が優しい猫だったので、
みんな親切なのだと思うようになったらしい。
これからもそんな猫たちと知り合いになれたら。

それにしても、
猫が猫を見て、自分と同じ猫だと思うのって面白い。

* * *

以前に戻れなくなったひさしにも下りてしまったが、
大家さんが傘で脅してくれたら、うまく上に戻れた。
後脚の力は弱いのだが、その代わりに腕っ節が強いので、
懸垂して上るのである。

* * *

戻ってくると真っ黒け。
頬が黒く汚れて、歌舞伎役者さながら。
抱っこしたくもないほどなので、風呂場へ連れて行って漂白。

* * *

お風呂の後は毛を舐めて乾かす。案外必死の作業である。
ひさしでの探索の後のお風呂はこたえたのだろう。
3時間くらい寝こけていた。




 *  *  *  * 




12月4日(火)

私が家にいたが、別の部屋にいると、
コチカはいつもケージの自分のベッドで寝ている。
でも私が行くと、足音で目が覚めるのだろうか、
いちおうベッドに置きあがり、座ってはいるものの、
目が覚めない顔でぼーっとしている。
そのままバタリと横に倒れ、それから伸びをしたりする。
人間の女の子がふざけているみたいでおかしい。

同じ部屋にいると、遊び出しても、
私が部屋を出ると、寝るらしい。寒いせいだろうか。

* * *

相変わらずレスリングが好きである。
体が重くなってきたせいか、敏捷さがちょっとばかり欠けてきた気がする。
しかし、新しい工夫があり、
壁にたてかけたアイロン台(コチカの爪研き台にされた)の向こうにかまえ、
左右から私の手の動きをじっと見据え、アイロン台の下をくぐって飛びついてくる。
1ラウンド終わると、また向こうへと構えに行くのである。
おかしな猫。



 *  *  *  * 




12月5日(水)

寒いので眠っていることが多い。
運動させなくていいのかな、と気になってしまう。
猫は腎臓病になることが可能性が高いとか。
心配ごとが多いことである。




 *  *  *  * 




12月6日(木)

明日から1週間留守にする。
その間は夫は朝晩しか面倒を見られないのでいろいろ工夫をした。

昼間コチカが退屈しないようにケージを拡張した。60cmの柵を2枚足して、L字型にした
のだ。コチカがちゃんとトイレが使える猫なら、こんなことは必要ないのだが、でもそうで
あることで新たな遊戯施設が造れたりもする。天上から畑に使う鳥除けの網を吊るし、登
れるようにした。木登りに馴染んだ今、家の中の柱にも登ってしまうくらい、登るのが好き
なのだ。1日の半分以上は寝ているのだし、新しいものが好きなコチカだから、一人で遊
んで疲れられるくらいにはなるのではないかと思う。1週間たったらどうなっているだろう
か。ずいぶん大きくなることだろう。今から再会が楽しみである。




 *  *  *  * 





12月7日(金)〜15日(土) 私不在の日々。

夫がコチカと車で迎えに来てくれた。
コチカは1週間見ない間にかなり大きくなっていた。

当たり前に私に抱かるものの、車窓に気をとられ、
私のことなんかまるで無視しているようで、
私を覚えているのかどうか、と思ったけれど、
そのうちに手をパクっと噛んだまま動かなくなり、
しばらくするとぺろぺろ舐め始め、首を伸ばして鼻やら口やらもざらざらと舐めてくれた。
ひょっとして
私を迎えに行くのだとわかっていたのだろうか。

* * *

家に着いてみると、
居間がアミューズメント・パークのようになっていた。

夫は、L字型だったケージは、どうせ自分が夜一人でいるだけなので、
もう少し広くしようと四角にしていた。

しかし、それだといくらなんでも自分が窮屈だったので、
60cmの枠をひとつはずして変形5角形にした。
その上に鳥除けの網を被せ、コチカが出ないように(1回脱出したのだそうな)
ガムテープで固定してある。

新型変形ペンタゴンのケージの上の網はハンモックのようになっていて、そこでコチカは寝そべったりもできる。

* * *

なにかつまらなそうにしていたコチカに、
短いつり竿につけられたゴムひもに、兎の毛皮がついているおもちゃを買ってやったら、
見るなり、ウ〜とうなり、猛り出した。
置きあがりこぼし以来の興奮状態だったそうな。

やはり動物の毛皮には本能がかきたてられるのだろう。

* * *

東側の窓のそばに脚立を置いて、そこから南側の鴨居に15cm幅の板を立て掛けた。
上り下りできるようにしたのだ。
板には人工芝が貼りつけてある。





天国への道?を作った



鎮座ましますコチカ




12月16日(日)

2階からひさしに出してやった。
どういうわけか左脚を地面につけていない。どこかに痛みでも?

例によって回りこんで反対側のひさしでにゃお〜と鳴いている。
上に戻りな、と下から声をかけたら、私の方に来たいけれど来れないための代償行為だろうか、
こちらに目をやりながら、ひさしに首を擦りつけた。
不注意のままやっているので、ごろりと転がり落ち、家のぐるりを囲むフェンスにおなかが引っ掛かり、
そのまま下に飛び降り落ちた(?)
なんともなくってやれやれ。

* * *

鴨居に立て掛けた人口芝の替わりに切り売りの絨毯を買い、両面テープで板にくっつけた。
そして
板を辿って行った先で休めるように、鴨居用のコーナーハンガー(というかどうか)を買った。

人口芝だと今一手足が滑り、途中で止まることが難しいし、
爪を研がせる目的もあって、毛の短い絨毯にしたのだが、

果たして、コチカは大喜びで爪を研ぎ、
上まで行って三角のコーナーハンガーに座るようになった。
コーナーハンガーは棒が横に4本渡してあるので、
一番短いのを切り、板からの通り穴にし、
後の3本には段ボールの紙を置き、隙間をなくした。

コチカは大変に気に入って、
ときどき登ってはそこで毛繕いをしたりしている。
座って見下ろしていると、神棚に祭られた神様みたい。
しかし、なんかやったるぞ〜という顔つきなので、これではごろつきの神だ。

* * *

板を少々短くし、
脚立の置いてある場所を窓の前に移動させ、窓を開ければそこから外が見られるようにした。
少々窓から離れるので、網戸にピッタリとくっついて見ていた今までとは見栄えが違うようだが。
近くから見たければ、今まで通り下に下りて網戸にくっつけばいいのだ。

*

板を切った分、傾斜が急になった。
見ていると、下りてくるときに、後足のかかとをひきずっている。
なんとかちゃんと爪を立てて、下りれるようになってほしいもの。

* * *

2階の窓のフェンスにも幅9cmの板を置き、
フェンス分だけでも外に出られるようにした。
朝の陽のあたる時間に丸く座って下を見るのが好きなようだ。

この冬のさなかに、コチカのために窓をあちこち開けている。
なんとまあ健康的なことだろう。
でも寒いのでときどきそのままエアコンをつけていたりする。
何やってるんだか。。




 *  *  *  * 




12月18日(火)

筋向いの家の2頭のうちの1頭は虐待されていたところを保護された犬なので、
滅多に人に寄って来なかったのが、珍しく私のそばに来て、
鼻先を点!と腕にくっつけたので、飼い主の奥さんはすっかり気をよくしていた。

タイミングがよかったのだと思う。ちょうど散歩から帰ってきたところで、
人懐っこいもう1頭(チェリー)が私に飛びかかってきたところだったので、
自分もつられたのだろう。いつもチェリーと私は仲良くしているので、内心
興味はあったのかもしれない。

とにかくそんなこんなで話をしていたら、そこの家の猫も近所の猫もみんな
集まってきた。気がつくと、ぐるりと動物に囲まれている。なのでコチカも連れ
てきてみんなに引き会わせた。地面に下ろすと恐がって逃げようとするので、
抱っこしたまま。

そこの家の猫のシルヴィーとは、無事ご挨拶がすんだ。シルヴィーは去勢した
オカマちゃんで、面倒見がいい猫なのだそうだが、一緒に住んでいる交通事
故で顔半分がやられてしまった片目ちゃんとは仲が悪く、鼻をつんつんする
こともないのだそうだ。

気のいいチェリーも遊ぼう!とコチカに声をかけるのだが、犬語のわからない
コチカ、低音のバウバウという声が恐くて、腕の中でハーッ!とか言っている。
あまりにすごい勢いなので、チェリーは尻尾を巻いて、門の中に入ってしまった。
コチカ、そんなんじゃ嫌われるよ!
私は猫もだが、チェリーみたいなおちゃめで優しい犬とも仲良くなってほしいのだ。

*

そうこうするうち、うちの大家さんが出てきて、あらぁみなさんおはよう!と
声をかけた。コチカを見つけると、どれどれ、と抱いてくれた。いつも縁側で顔
を会わせるせいか、おとなしく抱かれている。それでもまだ身を乗り出して、人
の陰から覗いているチェリーにハーッ!と言っている。あー面目ない。。




 *  *  *  * 




12月21日(金)

みぞれが降り、とても冷たいのに、
窓から体を乗り出して、外を見ている。
猫はこたつで丸くなるんだのに、話が違う。。

家中の窓(そんなにないけれど)のチェックが済むと、
脚立の上に乗って遊ぼ〜っと誘う。
もはや天上に向かって立て掛けた板も珍しくなくなってきて、
そこに、ゴムひもにつけた何かをうまく引っ掛けて遊びやすくしてあげることが
目下私の仕事である。

後はいつものように、レスリング。
私の左手はもはやあまり傷がつかない。
心頭滅却すれば・・ではないけれど、痛くないぞ!と暗示をかけて、
歯や爪が当たっているとき、手を引いたりしなければ、
傷もつきにくいし、そう痛くもない。
慣れていない右手や足の甲などは、
ちょっとでも歯があたったりすると、飛びあがりそうに痛いのだ。
不思議なものである。




 *  *  *  * 




12月22日(土)

友人の家に連れて行った。
友人も猫好きで、連れてきていいよ、と言ってくれたのだ。
初めていく家なので、いざというときのためにボックス型トイレを持っていった。
果たしてコチカは家中をくんくんと嗅ぎまわり、
ときどきにゃ〜と声を上げる。
私がトイレに行っていないときには、ボックス型トイレに非難していたから、
はやり慣れていないところは不安なのだろう。
でも
1時間もしたらうっかり慣れて、
友人の膝にも座りにいった。

友人は実家では両親が猫1匹と犬2匹を飼っているそうだが、
彼女も飼いたいと思ってるくらい、猫が好きで、
高い声でにゃっにゃっ、と言いながら、コチカに近づいていくのが微笑ましく思えた。

* * *

昨日からか今日からか。
コチカは台所と廊下を仕切る引き戸を開けるようになった。
ガラスが入ってはいるが、そんなに重い戸ではないようだ。
これでは、次の夏にはあちこちの網戸にをガムテープで貼りつけなければならなくなるだろう。




 *  *  *  * 




12月24日(月)

ひさしへ。
もうすっかり慣れて、家に入ったり出たりしてみる。
3時間くらい。
帰ってきてミルクを飲んだら、入浴。

変れば変るものである。って私のことなのですが。。
今までは、コチカが外から帰ってきたすぐや、毛が汚れてたりしたら、
絶対抱っこしたくなかったし、畳の上も歩いてほしくなかったが、
慣れたというのだろうか。
割合平気になってきた。
というか、いちいちうるさいこと言ってもいられない、と頭が観念したらしい。
というか、少々汚くても大丈夫、ということがわかってきたというか。

しかし、コチカの毛皮は白いので汚れがよく目立つのだが、
色の濃い猫は目立たないだけで、やはり相当に汚れているものなのだと思う。
筋向かいの奥さんの家も、犬2匹と猫3匹、
冬は奥さんのふとんの周りに全員集合して眠るらしいが、
1匹を除いて、みんな外に出るのだから・・・うわ〜!!!・・・かなりのものだろう。
それでも人は死なないどころか、病気にもならない。
動物を飼うと人々ってタフにも寛容にもなるのだと思う。
動物は人を慰めるだけではなく、心身ともに丈夫に育てる、ということか。

* * *

コチカはお風呂に入るのもずいぶん慣れたようだ。
暖かいお湯が気持ちいいということがわかったせいか、
おとなしく入るようになった。
広めの盥にはったお湯の中に入れながらごしごしこすっても
ニャンとも言わない。
ならばと思い、仕上げにバスタブにお湯を15cmほどはり、しばし腰湯。
話しかけていたら、しばらくじっとしていたが、3分ほどたった頃か、
もういや〜!というような鳴き声を突然上げた。
嫌だったのを我慢していたのだろうか???

*

体毛を乾かすのも時間がかかるようになってきた。
体が大きくなってきたからである。
コチカが自分で舐め取るのを、人間もドライヤーで協力するのだが、
早く乾かすよい工夫ってあるものだろうか。

* * *

この間、鴨居の隅に設置した三角ハンガー掛けを、
思考錯誤しているうちに一番短い横棒を切って3本にしたのが、
最初はいいように見えたが、やはりスペースが狭くなってしまったので、
もう一度買いなおし、4本の横木そのままに段ボールを貼り、一枚の床状に。

その上に毛足の長いざぶとんを敷いて、
神棚が1ランクヴァージョン・アップ。
これで充分寝られるようになった。やれやれ。






 *  *  *  * 




12月25日(火)

天への道を登っていった先の三角ハンガーの神棚で、
しばしくつろいだ後、
後の壁で爪を研ぐようになってしまった。
切り売りの絨毯を貼らねば。
次から次へと問題は起こるもの。。






 *  *  *  * 




12月26日(水)

来客があり、コチカにおいで、と手を出すと、
コチカは物怖じしないで、鼻を突き出していった。
はじめて会う人なので、思考が止まっている様子だったけれど、
安全そうだと踏んだらしく、
一緒にソファに座り、おとなしく背中を撫ぜてもらっている。
この調子では、簡単に人に拾われていってしまうな、と思った。
誰もが言うが、本当にきれいな顔つきの猫だし。

* * *

いつも医院で買うキャット・フードを切らしてしまい、
コチカがうちに来た当初に買った子猫用のキャット・フードをあげていたが、
どうもおなかがゆるくなり、その辺を汚すので、やめ、
軟骨と焼きサバだけにしてみた。
キャット・フードは100%コントロールされている安心感があって、
いまさら魚というと、妙に不安な気持ちになるのだが、
昔はごはんに鰹節だったのだ。
前よりもずっと栄養価の高いものを食べているのに、
人間同様、ガンの発生率が高くなってきているのはどういうことだろう。






 *  *  *  * 




12月27日(木)

ようやくキャット・フードを求めた。
コチカはあまり好きではないのに、やはりおなかがすいていたのだろう。
あげたらすぐに飛びついて食べた。
野生のライオンは毎日獲物にありつけるわけではないので、
動物園では、何日かに一度、絶食をさせるという。
猫も本来の野生なら、同じ状況下にあるわけだから、
たまには食事を抜かした方が健康が保てるのではないかと思うが、
どうだろう。

* * *

昨日、今日と、おしっこをさせるといやがる。
なぜだろう。
タイミングが悪いのかしら。
遊んでいる途中などは絶対にさせられないが、
眠くなってきているときには、そんなに嫌がってもいなかったのに。
今日など、朝、きちんとできなかったときには、
こういうときもあるさ、と思ったが、
夜になって私のひざの上で眠りながら、おもらしをした。
久しぶりのことではあるが、あら〜といいつつおしっこさせようと連れていくと、嫌がる。
そしてとうとう本気で怒りだし、私の髪の毛や顔を引っかこうとするので、
ケージに閉じ込めてしまった。
いったいどうしたのだろう。
神棚での爪研ぎを無理にやめさせたりするから、反抗しているのだろうか。


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夫に気を当ててもらって →
ごくらくごくらく。。



 *  *  *  * 



12月28日(金)

なぜおしっこさせられるのが嫌か、わかった。
陽の当たる窓辺で寝そべっているときに、少しずつおもらししていたようだ。
他ではしないので気がつかなかったが。
それと、人間が出かけるから、とか寝るから、とかコチカはまだ遊びたいのに、
人間の都合で排尿させようとしていたのと、
合わさったようだ。
こういう悪いタイミングって、ままあるもの。
善処しようと思う。

* * *

今日も比較的暖かだったので、
ひさしに出してやったが、トタンのひさしは冷たかったのか、
割合すぐに戻ってきて、南側の窓のフェンスで、
窓に沿って長々となって寝ていた。
ちょっと外へ出ただけでもたちまちグレイになるので、
お風呂に入れた。

明日から帰省。また長旅である。




 *  *  *  * 

12月29日(金)

人間が帰省するので6時間の旅。
もう車にもすっかり慣れているので、あちこちうろうろ。
車の内装をきずきずに。

* * *

実家で。

コチカは初めて入る部屋を総点検。そしてこたつを体験。
あまりの心地よさに篭城すること3時間。
中を覗くと、これ以上伸びませんというくらいに長々となってご満悦。

* * *

スーパーに軟骨を買いに行くと、置いてなかった。
あちこち行ったが、なかった。
しかたがないので、たつくり用の小魚をあげることにした。
これもコチカのお気に入りになった。




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