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−2011年3月−



(3/16 ようやく被災地で動物たちが救済され始めた)
(3/25 ストーカーじゃないよ/テンちゃんの娘/首輪をした三毛猫)

ぜひご賛同を!
Natural Dog Style
『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、
愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』松本秀樹さん



ほっぺポーン



ヒメちゃん




:2011年3月16日(水)
育ての親:ムートンさんの話


ひまわりさんのHPをお借りして、
東北関東大震災の被災されたみなさまへ心よりのお見舞いと、
犠牲者の方々には心よりご冥福をお祈りします。

ひまわりさんよりメールをいただき、
微力ながら被災地に向けてエネルギーを送っていますが、
たくさんの愛のエネルギーが東北地方を包んでいるのを感じます。
これからもマースとヒメ見て自分自身を幸せいっぱいにして、
そのまま被災地へと幸せオーラをもって行きますね。
これから復興にむけてが本当に大変だと思います。
でも、愛があれば人間は必ず立ち直れると信じています。

動物愛護団体エンジェルズの動物レスキューが開始されたみたいです。
→NPO法人 動物愛護団体「エンジェルズ」の活動日誌

人間はもちろんのこと動物たちはどうしているのだろうか?と心配でなりませんでした。
数々の問題がありますが危険を覚悟で救済に向かわれているようです。
しかしそんな活動に対しても誹謗中傷がされていると、
杉本彩さんがブログで語っています。
→杉本彩のBeautyブログ

もちろん、こんな時に・・・と思う方もいるのは当然だと思います。
でも動物だから犠牲になってもいいということにはならないとも思います。
ペットが救われることで、飼い主の心が救われるということも少なからずあるはずです。
同じ地球に存在する命、全ては繋がっているのだから、
ひとつでも多くの命が救われることを心から祈っています。

被災地の映像をテレビで見続けていると気分が滅入ってきます。
そんな時は気分転換に見てみて下さい。
心が和みます。
→ムートンさんのお薦めYOU TUBE

関東方面も地震の被害があったようですし、計画停電など不便もあるのでしょう?
何かと大変だとは思いますが余震にも十分気をつけて下さいね。


ムートン

コチカの飼い主:

ムートンさん、

心温まる情報を、ありがとうございます。
エネルギーを送ってくださっているのですね。
自分は一人ではない、と思える気持ちって、
なんて嬉しいのでしょう。

動物を救う活動に対して誹謗中傷する人は、
恐らく、温かくありがたい思いをしたことがないか、
いつも一人で無理に突っ張っていたり、
何か心に本人も気づかない深い傷を負っているのだと思います。
彼らもまた、犠牲者なのかもしれません。
そんなことも全部含めて、祈りたいと思います。

募金以外にもなにかできたら、とお考えの方々へ
→コチカのページ('11/3/14)


:2011年3月25日(金)
育ての親:ムートンさんの話

ひまわりさんへ

動物は自然災害を予知するというけれど、
毎日ウニャウニャ言いながら歩き回っているマースや、
まだビクビク感の抜けきらないヒメはどうも参考になりそうもない。

今日庭で草むしりをしていたら、
ムサシとサスケがやってきて草むしりの邪魔をしたり、
その辺でゴロゴロしたりして平和度満点だった。
今日は絶対大丈夫。


<ストーカーじゃないよ>
私がコタツに居るとコタツに居る。
2階へ行くと2階に来る。
庭に出ると玄関から外を見ている。
洗濯を干しているとベランダに出てくる。
トイレに行くとマースはトイレに入って来てヒメは外で見ている。
外出先から帰ってくるとマースはもちろんだけどヒメまでもが玄関で
お出迎えをしてくれる。
ベタベタくっ付いては来ない猫たちだけど必ず傍にいてくれる。
なんだか「ありがたいなぁ」って思う。

<テンちゃんの娘>
テンちゃんの娘近所のおじさんが慌ててやってきて「ごめん、ちょっと助けて〜」。
何かと思ったら、おじさんが外で飼っているテンちゃんの娘(メス猫)が、
口内炎がひどく一週間くらいごはんを食べられなくなって、
このままでは死んでしまうので病院へ連れて行きたいのだけれど、
飼い主のおじさんですら捕まえられないらしく助けを求めにやってきたのでした。
行ってみると近所のおばさんも動因されていて3人がかりで追いかけたり、
追い詰めたりしつつ結局30分ほど奮闘のすえ捕まえることができました。
そして無事病院へ行ったようです。
翌日おじさんから「ありがとう、ごはん食べられるようになったわ」、
とお礼の電話があったのだけれど、私は知ってたよ。
なぜなら、
翌日からなぜかうちにごはんを食べに来ているから。
まあごはんを食べられるようになって良かったのですが
この猫は私と私の家を知ってたんだろうか?
一週間ほど来てその後来なくなった。
元気にしてるかなぁ?

<首輪をした三毛猫>
マースがソワソワしてサンルームを覗きに行ったので、
私も見に行ってみると、
首輪をした三毛猫がサンルームの中を覗いている。
入ろうか、どうしようか?と悩んでいるらしい。
片足を入れてみたところで私と目が合い、
そ〜っと後ずさりして去って行った。
どこかで見た猫・・・。
あ、そうだ!チャムがごはんも食べずに目の色を変えて追い掛け回してたメス猫だ。
チャムが不在がちだった頃、家から少し離れたところでチャムを見かけたので、
「あ、チャムこんなところで何してんの?」という私の声に、
ちらりと振り返っただけで、ソソクサと走って行ったので後をついて行ってみると、
あの三毛猫に鼻の下を伸ばしてついて行くところだったのでした。
やれやれ、あんなおとぼけな顔してるのにチャムも隅に置けないな。


サスケ(左)とムサシ(右)

*オマケ
<ちょっといい話>
先日、NHKドラマ「蒼穹の昴」のなかで西太后の好きな話を持ち出して、
身分の低い(宦官)弟が朝廷の役人の兄の命ごいをする場面での話。
その「西太后の好きな話」というのがお釈迦さんの前世である、
インドのシビ王の話なのですが、ちょっといい話だったので紹介します。

飢えた鷹が鳩を捕まえたのを見てかわいそうに思ったシビ王が鳩をかくまったところ、
鷹は怒って「俺が飢え死にしてもいいのか」と言いました。
そこでシビ王は秤を持ってこさせ鳩と同じだけの肉をやるからと
秤の片方に鳩を乗せ、もう片方に自分の体から肉を切り取って乗せていきました。
いくら乗せてもなかなか秤は釣り合いません。
そしてシビ王自身が秤に乗るとやっと秤は釣り合ったのです。
すなわちシビ王(釈迦)と鳩の命の重さは同じだった、というお話。

色々考えさせられました。

コチカの飼い主:

ムートンさん、こんばんは。

牧羊犬などと共に生活を共にしていて、
家畜や働く犬たちといることが当たり前だった西洋人と違い、
動物と人間との間に大きな差をつけて生きてきた日本人は、
災害に遭うと、動物と離れるのも仕方がない、
と思いがちな民族で、
そのことが私はとても悲しいし、
西洋人にはどう映っているのだろうと、
恥ずかしい気持ちになったりします。
だからなるべく動物についての報道にも目を背けてきましたが、
でももう何年も前から、動物も一緒に避難させようとする動きが、
当たり前になってきているようですね。
嬉しい限りです。
でも今回も私は目を背けていて、
ムートンさんにリンクを教えていただくまで見ようとしませんでしたし、
他のサイトがリンクしているページを、
ようやく安心して見られたという始末です。

こんな自分の気弱さもまた情けなく思います。
他人のやることには無責任でいようとする自分の身勝手さが見えてくるのです。
悲しい現実を目にしたくないと思うあまりに、
思考の中で蓋をしてしまっているのって、本当に無責任で卑怯な気さえします。
でも社会は大きく変わっていて、
一緒に暮らす動物たちをなんとしても守ろう、
という動きが確かに機能し始めているのですよね。
そこでようやく私も勇気が出できて、
リンクを張る気持ちになりました。
シビ王と鳩の命はどう天変地異が起きても、変わらず同じなのですから。

* * *

さてさてムートン家の近辺のノラニャンたちは相変わらず多彩な猫生(?)を送っていますね。
テンちゃんとはまた懐かしい響きですが、娘ですか。
振り回されるおばさんおじさんたちも楽しそう。
ノラニャンに騒動起こされると、案外面倒だと思うよりは、
共通の話題が増えて、連帯感が増すのですよね。
いいなあ、その感じ。
で、その「娘」は親がマースくんを連れてきた家である、と知っているのでしょうか。
今度来たら聞いておいてくださいね(笑)。

そうそう、懐かしのテンちゃんの写真!


2004年1月6日
マースを連れてきたと思われるテンちゃん
いつも夜10 o'clockに現れる。








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