2003年4月

~~~ミルク色のコチカ~~~


奮闘記 -23- 



初めて荒れ放題の海を見る。
波の轟音にいささかうんざり……↑タッチ



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4月1日(火)

さすがに朝は爆睡。
私がでなくてコチカがです。

顔を隠すように手を顔の上に置いて寝るのは、
コチカがよくやるポーズだが、
その手をどけて、コチカ、と呼んでも、耳さえ動かない。

でも目覚めてからは、ずっと鳴きながら家の中をうろうろしている。
にゃgrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrという鳴き方である。

* * *

夕方、抱っこして近所を歩いてみた。
鼻をひくひくしておとなしく抱かれているコチカ。
匂いが絵画のようにコチカの脳裏を過ぎていくのが想像できるが、
自分で歩かなくても満足してそうなコチカを見ているとかわいそうになってくる。
外はコチカとってこんなにも魅力的なのだ。




 *  *  *  * 




4月2日(水)

少々は落ち着いたような。
人間も慣れた。

夜中ににゃーにゃー言いにきても、
うるさいと思わない、知らないふりして眠り続ける、というのを
心に堅く決めて寝たら、あまり気にならなかった。

そして、コチカが寝入った数時間は、爆睡したようで、
何日かぶりにすっ!きりしていた。

そうなのだ。
私の父は、生前ものすごい往復いびきの持ち主だったのだけど、
恐ろしい轟音の隣で母は平気で寝ていたのを、すごいものだな、と思っていたけれど、
毎日のことなので、気にしていたら、生きていかれないのである。

* * *

朝から夜までに3回もお水を飲んだ。
いつもと比べると結構飲んでるように思う。
ストレスから腎臓に来たりしたらどうしよう。
やっぱり外へ出すべきだろうか。

猫も学習はする。
よっぽど嫌な目や痛い目に合うと、それは覚えていて同じことは繰り返さない。
逆に、都合よかったことはようく覚えている。
だから外を散歩したことは極上の経験だったのであり、
ぜひもう一度行きたいのだ。

でもそれで、痛い目にあったらどうするだろう。
よほど痛い目に合ったとしても、喉元過ぎれば、
外を散歩する魅力には勝てないに違いない。

そうやって、コチカも飼い主も、慣れていければいいが、
しかし、
とりかえしのつかないことになったらどうするのだ。

猫エイズのキャリア猫と喧嘩でもして、感染してきたら。
交通事故に遭ったら。
毒入りの何かを食べてしまったら。

この界隈には野良猫も飼い猫もいっぱいうろうろしているので、
毒入りの何かの心配はないのかもしれない。
しかし、庭が広い家も多いので、
土がオシッコ臭くなるのを嫌う人々の声も結構聞くのだ。
運が悪ければ何かが起こらないとも限らない。
心配しすぎなのだろうか。




 *  *  *  * 




4月3日(木)

ゆうべは寒かったのか、割合早くふとんに入ってきた。
でも明け方、いつものようににゃーにゃー。
20分おきに時計を見たような。。
昨日はメンタルトレーニングによって(?)気にせず眠ることに成功したのに、
今日は失敗したようだ。

* * *

おしっこも透明で、いつもとさして変わりがない。
昨日よくお水を飲んだのは、
よく鳴くし、うろうろ歩くし、で特別の喉が渇いたのかもしれない。




 *  *  *  * 




4月5日(土)

外出から帰ってくると、2階の寝室の押入れが、開いている。
誰かのしわざかはわかっている。
猫一匹分、開いているから。
コチカは押入れダンスの上部の隙間に入ってみたりするのが好きなのだけど、
人間はそれを好まないので、コチカが押入れに入るのを拒むのだが、
人間がいない間に、こっそり入ってみるのだな、コチカは。
猫のことなので、この〜と思ってみたところで後の祭り。
証拠が残っているのに、裁くこともできない。完全犯罪に完敗。。




 *  *  *  * 




4月6日(日)

朝、起きてみたらぐっすり眠れていたことに驚いた。
夜中は寒かったせいで、よく眠っていたのだろうか、
コチカは一度も人間を起さなかったのだ。
夜中にちゃんと眠れるって、なんていいんだろう!

* * *

2階東側の窓フェンスの物見台を再製作。
ステンレス製の網戸用網を購入して、穴あき防止を図る。




 *  *  *  * 




4月7日(月)

コチカの脱走したい病も落ち着いてきたようだ。
あまり文句を言わなくなった。

しかし、朝、夫が新聞を取りにいったりするときには、
玄関のドアに張り付いてしまうので、
仕方なく抱っこして外に出る。
それだけでも少々は嬉しいのか、様子がおとなしくなる。

もう暖かくなってからは、ちょっとでも抱っこするとたちまち毛がついていや〜




 *  *  *  * 




4月9日(水)

やはり夜中は起される。
寝室の窓を開けて、といわんばかりに、
カーテンをよけて窓をひっかく。

だめだめ、などと言いながら、やめさせるのだけれど、
正直、頭にくる。

* * *

人間が玄関に行くと、外に行くなら連れてって、
という感じで、玄関ドアのぎりぎりのところにすわり、
こちらを見る。

ちょっとだけよ、と連れ出してあげたくなるくらいに、真剣な目つき。
時間的に余裕があるときにはそれもできるけど。




 *  *  *  * 




4月10日(木)

夜中になっていよいよ寒くなってくると、
諦めてふとんの中に入ってくる。
そんなときは、おお、寒いのね、よしよし、と思うけれど、
明け方に、みゃお〜と起されると、くにゃろ〜!と頭に来て目が覚めるのだ。




 *  *  *  * 




4月11日(金)

台所で用事をしていると、階段の下のあたりで
にやお〜にやお〜、外行きたい〜、と鳴く。
背筋をピンと伸ばして、正座をして。

顔つきも変わっている。
目が中央に寄っている感じ。
猫って横に広い顔の方が私の目には馴染んでいるので、
少々不気味。

人間がトイレに行くときにも、
いち早く玄関に走っていき、
あわよくば外に連れてってもらおうと、三和土で待ち構えている。

こちらに時間的余裕があるときは抱っこして連れてってやるが、
そうでもないときには、目を合わせるのが億劫になり、
コチカの方を見ないままシカトして居間に戻る。
なんにもヤマシイことはないのに、申し訳ないみたいな気分になる。
なんか、気ぃ使って、くたびれる。。




 *  *  *  * 




4月13日(日)

人間が朝から出かけたので、夜までアローンなコチカ。
こういう日は、ウンチの粗相を連発する。
やはり大腸に催しても、トイレに行ってしようとは思わないのだろうか。
でも、いちおう、ぺんぺんしておく。
まだ諦めてはいけないのだ。




 *  *  *  * 




4月14日(月)

人間のトイレのウォシュレットの修理に来た人が、
トイレを前にして座り込んで作業をしているそのカカトに
そーっと近づいて靴下をくんくんやっているコチカ。
不審なものではない、と思ったかどうか、まもなく離れていったが、
なんだかおかしな光景だった。
もちろん、修理の人は気づいていない。

* * *

もう1日に2度は抱っこして外に連れていってやるのが日課になった。
人が玄関に行く度に先回りして玄関のドアのぎりぎりのところに座り、
その格好で首だけこちらにやって、じっと人の目を見るコチカには勝てないのだ。

何事も大声でしつこく主張する者が勝つ。
無理な道理も通る、ということって本当にあるのだ。
気の弱い人が、心を捻じ曲げられたり。。
うーん。
なんか妙に考えさせられるもの。
コチカがかわいいヤツでよかったよかった。。




 *  *  *  * 




4月15日(火)

玄関でにゃ〜とスタンバっていても、
だめっ!と一喝すると、しん、と静まることがある。

* * *

夜中にうるさいときには、叱るよりも猫なで声でよしよしと身体を撫ぜてやると、
真っ黒な目をしてじっとこちらを見つめながら、脳の中で何か変化が起きるらしく、
しばらく座っているが、そのうち、ふとんの中に入ってくる。




 *  *  *  * 




4月16日(水)

夕方、コチカを抱っこして通りに立っていると、
筋向いの犬:チェリーんちの奥さんがシルヴィーを抱っこして出てきた。
あら、こんにちは、と挨拶をしながら近づいていくと、
シルヴィーは涎を垂らしている。

猫エイズを発症していて、
暖かくなって、状態は安定しているものの、口内炎がひどいのだそうだ。

そのうちもう一匹の猫:チビたんと言っていたが、本名ペロタンが出てきた。
黄色っぽい、オスだけれど優しい感じのする小柄な猫である。

コチカを地面におろしてみたら、双方とも、ウォーーーーーと始めた。
ペロタンは手出しはせずに、唸るだけ唸ったら、退散するのがいつもの手だそうだが、
私はコチカがどのようにするか、知らない。
が、
コチカのウ〜〜にペロタンが少々ビビッてる感じだったので、早々にコチカを抱き上げた。

* * *

交通事故で死んだ黄色いトラ(チャゲ)の母親の話を聞いた。
3回くらい出産した、肝っ玉母さんだったのだそうだ。

頭のいい統率力のある猫で、近所の人々がくれるご飯を、
子供たちが食べている間は、他の猫を一切寄せ付けず、
終わったら、それで知らん顔をしていたが、
そんな感じで子供たちをよくまとめていたのだそうだ。

チャゲは、その母親に見た目も同じだったそうだから、
性質も似ていたのだろう。
コチカにもよくしてくれていたから。

このコチカのページでもトラのことは何度か書いた。
なんだか気になるファミリーではあるが、近所の人々にとってもまたそうなのだ。


性格のよかった黄色いトラ(チャゲ)


 *  *  *  * 




4月18日(金)

朝と夕、あるいは夜のお散歩が日課となった。

コチカはおなかを使ってくんくん匂いを嗅ぐ。
コチカの鼻先の向きに合わせて匂いを嗅いでみると、
匂いが層になってあっちからこっちから重なり合うように流れてくるのがわかる。
コチカは匂いの絵画を嗅いでいるのだ。
これだけの感受性を持っているのだから、
新鮮で多くの匂いを嗅ぎに外に出たがるのは当然だろう。
なのに出してやれない。
不自由な世の中である。




 *  *  *  * 




4月19日(土)

人間に付き合って九十九里へドライヴ。
ものすごい風と砂嵐。
ウインド・サーフィンの人々がたくさんいる。
散歩しようと、コチカもキャリーに入れて連れ出す。

ある程度行ったところで、
コチカを出し、リールのひもをつけて歩かせてみたけれど、
ごぉぉぉぉぉという風音と波の音でもう恐くて恐くて、へっぴり腰の匍匐前進。
とりあえず、草地へ非難。
草の中にいるとジャングルの猫科の動物である。
でもこんなにおびえていたのでは、威厳のかけらもない。

ようやく人間の足元へたどり着くと、足の間に顔をつっこんだり、
抱っこして〜と這い上がってきたりして助けを求める。
そのうち慣れるだろうと、名前を呼んだりそそのかして歩かせようとしていたけれど、
どうしたって恐いものは恐いらしい。
虐待しているような気がしてきたので、抱っこして散歩。

それでもまだ恐いのだ。
手を頭の上に置いてやったら、顔をうずめて隠れているつもり。

* * *

家に帰ってきてから人間の夕食までの間に
夫に外に抱っこして連れてってもらっていたが、
なにか欲求不満でウニャウニャ言っているので、
千葉で求めた新鮮なかつおの粗を湯で、
コチカに見せてみたが、8mmほど手前で鼻をひくひくさせて、ふんと横を向いた。
その後何度か試してみたが、おんなじ。興味なし。なんで?

そういえば、お昼に入った海の近くの大衆食道で焼きハマグリを食べたとき、
キャリーに入れて連れてきていたので、
たまにはいいかな、と思い、よく焼いたハマグリのひもの部分を見せてみたが、
同じような反応だった。なんで?
今どきの猫は何が好きなんんだろう???




 *  *  *  * 




4月20日(日)

夜、人間は所用のために車でお出かけ。
準備してでかける様子を、コチカはもう知っている。

自分は行きたくないので、
居間に座り、人間に背を向けている。

外に行出られるかも知れない、と思うときには、
誰よりも早く玄関に飛んでいくのに、車だと話は別らしい。

そういえば、千葉に行ったときにも、同じことをしていた。
居間の入り口に、背を向けて座っていて、コチカ、と呼んでも振り向くだけ。
むりやり抱っこしたら、身体の重心を下にして、抵抗していた。
あれは、本気だったのね。




 *  *  *  * 




4月22日(火)

誰が玄関に方向へ行こうとしても、
コチカは走出して人間を追い越し、三和土にすわり、こちらに顔を向けている。

懇願するような、ありありと期待を感じさせる、その目を見るのがだんだん億劫になってきた。

夫は朝、新聞を取りに行くだけなのに、抱っこして連れて行く。
だめだよ、とか言っているよりは連れていった方が、気が楽だし簡単なのだ。

* * *

この間、キャット・フードを喜んで食べなかったことを書いたら、
ある方から同じものを食べていると、飽きるのでしょう、とメイルをいただき、
アイムスを薦められたので、そうしてみた。

最初はいつものキャット・フードに混ぜたアイムスを残していたが、
アイムスだけにしたら、全部食べるようになった。

しかし、問題があった。
消化の過程というか、が違うらしくて、
いつものウンチを催す時間が変わったのだ。

いつもなら、夕方に食べたら、その後4時間ほどの間に、
4-5回ウンチーの声を上げる。

しかし、アイムスに変えてからは、人の寝ている、夜中に粗相をすることが増えた。
新しいことをやると、いろいろ出てくるものである。




 *  *  *  * 




4月24日(木)

台所と廊下の間の戸は下半分が木で上半分がガラスでできている。
コチカが廊下の階段下の柱のところに座って台所を見ると、
上半分のガラス部分から、流しに向かっている私の顔がちょうど見えるのだ。

外に行きたい〜の声。
私がコチカの方を見ると、ガラスの向こうにきちっと正座をして、
きっと引き締まった顔をして訴えるのである。

朝の忙しいときにも、つい、はいはい、と従いそうになるくらいに、
真剣な顔つきをしている。
つくづく、動物ってすごいな、と思うのだ。

願わくば、もうちょっと言葉がわかること。
ちょっと待ってて、とか、あとで行こう、とか。
そうしたら、こちらの焦る気分も少々落ち着くのだが。


人間が新聞を読んでいると、必ず読みに(?)くる



 *  *  *  * 




4月25日(金)

トイレに行こうとすると、走ってついてきて、玄関の三和土に下り、こちらを見る。

無視してトイレに入り、ドアを閉めると、
開けて〜開けて〜、と私が観念して開けるまで声を上げている。

そして、用を足している私の真正面にきっちり正座し、
外へ行きたい!と真顔で訴えるのだ。

中世ヨーロッパで、椅子型おまるというか、簡易トイレが王室で普及しつつあった頃、
ズボンを脱いでいても、人に気づかれることのない椅子型トイレを王様はいたく気に入り、
どんなときでも、ズボンを脱いだ格好で、それに座っていた、という話がある。
ある日、側近の家来がこう言った。

「王様と私めは同じ人間ですので、
 王様のなさるたいていのことは、私にもできます。
 ただ、絶対できないことがあります。
 それは、人と話をしながら用を足すことと、食べながら用を足すことです。」

あろうことか、出るものを止めることなく、というか、
出るものを出るにまかせながら、謁見や食事を続けていたのである。

トイレという密室でのコチカと私の関係はそんなである。
最近は毎日、トイレに座る飼い主、猫とにらみ合う、の図なのだ。
しかし私は、
王様ほど特別な人でもなければ、気持ちがおおらかでもない。

トイレでは、のんびり、なんの支障もなく用を足したい。
うんざりしながら、身体が要求する自然に集中するよう努力していると、
そのうちにコチカは、外の物音が気になりだす。
カラスや他の鳥の声がするので、余計そわそわしだし、
いてもたってもいられない様子になってくる。
そして、顔を見上げ、にゃ〜〜〜〜〜〜

トイレを出る頃には、しょうがない、出してやるか、と言う気になっている。
まんまとはめられる自分はなんなんだ、と思うが、しかたない。

そんなわけで、時間のある午前は、トイレの後に、コチカを外へ連れて行く。




 *  *  *  * 




4月28日(月)

2日ほど家を空け、午後3時ごろ、出張から帰ってくると、
コチカが外に出たがったので、しばらく抱っこして外にたたずんだ。

* * *

居間に続く廊下に、アイムスの袋が落ちていて、噛み噛みにされている。
むむ?コチカ、おなかすいてたの?なぜ?

顔を見ると、下あごの、牙の当たるあたりに血が滲んでいる。
何したの?いったい。
台所のワゴンの上に置いてあったサランラップの箱にも、いっぱい牙の後がついている。
こんなこと、普段はしないのに。

折角なので、箱につけられた牙の跡、2つの牙の間を測ったら、1.5cmだった。

* * *

おなかが張っているのでおしっこをさせると、大量に出た。
私の不在の間、夫が排泄をさせていたのだが、
あまり慣れてない夫は、おなかを強く握るのを恐れて、
1回ごとに全部出し切っていなかったらしい。
それが溜まり溜まってこんな時間にいっぱいになっていたのだ。

全部搾り出すと、コチカはほっとしたのだろう、
抱っこしたままふーっと眠ってしまった。
こんなことがずっと前にあった。
まだうちに来たばかりのころ、ウンチが大きくて非常に痛かったときがあったのだ。→ 2001年9月17日

* * *

居間で、メイルのチェックなぞをしていると、
コチカは正座をしている私の膝の上に乗ってきた。
もはや私の膝など狭くて、滅多に乗りにくることなんてないのに。




 *  *  *  * 




4月29日(火)

夜。
縁側のガラス戸が不自然な音を立てている。
う〜〜〜〜という猫の声。
またオス猫たちか。
それにしても、あのガラス戸の音はなに?
と思っているうちに、コチカらしい声も聞こえる。
コチカは、う〜〜〜〜にゃむにゃむにゃむにゃむ……と変わった言い方をするのだ。

見に行くと、
闇に向かって、コチカが網戸に体当たりし、
相手の方向に行こうとするからだろう、
ガラス戸と網戸の間に体がはまりそうになっている。
すでにガラス戸はレールからはずれていた!
古い家なので、かなり重たいものなのに。
おっどろいた〜
コチカにそんな覇気があったなんて。。

私がガラス戸を直したときに、音を立てたので、
庭にいる猫は、逃げていったようだ。

でも、それからも、コチカはいつにない緊張感のある体制で見張っていた。




 *  *  *  * 




4月30日(水)

昨日に引き続き、う〜〜〜〜にゃむにゃむにゃむにゃむ……
外の猫がコチカに喧嘩を売りにきているらしい。
またしても夜。
人間ないは見えないから、すごい。




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22 ⇔ 24