|
2001年にコチカのページを立ち上げたのは、コチカの里親さんを探すためでしたが、いつしか下半身に障害のある猫コチカの生活を紹介するページになっていきました。 そして立ち上げから2年目に、同じ障害を持つマース君@ムートンさんに来場いただき、早2年たちましたが、いろいろお話をお聞きすることで、猫を飼うのも初めてだった私にとっては、猫の、しかも障害のある猫の相談相手にもなっていただけて、本当に心強いことでした。 そしてつい先ごろ、肝臓障害と懸命に闘うるうちゃんと飼い主すみれさんとの出会いがありました。 そこで障害・あるいは病気と日々を共にする猫&飼い主が3種3人寄ったわけですので、文殊の智恵をフル活用すべく、このようなコーナーを設けました。(2005年11月) |
|
飼い主のすみれさん、はじめましてムートンです。
どうぞよろしくお願いします。
猫の散歩、私もマースの筋力強化の為に散歩に連れて出ようと
首輪やらベスト型ハーネスやら買って試したのですが、どれもダメでした。
首輪と紐が繋がっているだけで首を振ってはずそうとするし
ベストは足すら通させてくれません。
こんな調子なのでマースの散歩は諦めてますが、るうちゃんは恐る恐る散歩に出ることが
出来ているのですね。
いいな〜。
毎日のお薬、大変そうですが
るうちゃんの為に頑張って下さいね。
コチカも3歳になってからのある一時期、発作を起こしたみたいに、
顔つきが変わってしまって、今までとは違う声を上げて、
本気で噛み付いてきたことがありました。
まるであっち側に行ってしまうみたいで気味が悪く、真剣に心配しましたが、
人間が本気で痛ければはっきり痛い、と言ったり、
本気で謝ったりしてみているうちに、
コチカ自身が自分で考えるようになって、
そのうちに発作は起こらなくなりました。
きっと何か我慢していることがたくさんあったのだろう、
と考えて、人間の方もいろいろ反省したりしました。
猫も本当に気難しいものです。
コチカには、オシッコのしつけを試みていていたので、
子供時代は本当に辛い思いをさせました。
おねしょをさせないために、眠っているのに起こして叱りつけていたのですから。
だから、おしっこやウンチを申告することが習慣になる頃から、
2歳を過ぎるまでは、人間に対しても敵対心みたいなのを、
持っていたと思います。
あの頃コチカは一人で耐えて、本当に孤独だったのだ、と思うと、
今考えてもかわいそうで、涙がでてきます。。
でも今はそれがすっかり氷解しているのがわかります。
意思の疎通もうまくできるようになってきてますし。
そのためになるべくコチカの気持ちに副うように、
結構努力したように思います。
まだまだ問題はありますけれどね。
7月にコチカは夫と散歩の途中に夫を噛んでしまいましたが、
ミュミュがいたことへのストレスもあったと思います。
それからしばらく、コチカはそのことを後ろめたく思っていた節があって、
週末の散歩(夫の当番)も、なかなか夫と行きたがりませんでした。
今はもうわだかまりも解けたようで、以前と同様に夫と行っていますが、
そんなに繊細な情動が猫にあるなんて思ったことがなかったので、
とても心が痛みました。
るうちゃんは、外に行きたい、と思っていたのですから、
それがストレスになっていて、人間を恨む気持ちになっていたのかも知れませんしね。
人間の心配とは裏腹に。。
薬を飲ましてあげてるのだって、るうちゃんにとっては、
無理やり飲まされる、ということになっているのでしょうし。
でも薬は飲ませなければならないし、すみれさんもジレンマに苦しみますよね。
でも体が元気になるまでの辛抱だと思います。
お散歩に出るようになって、吐かなくなったのは、第一歩ですよね。
どうか頑張ってくださいね。
= ひ =
ひまわりさんとコチカくんは、本当に気持ちが通じ合ってる感じがします
仔猫の頃のしつけは、コチカくんも、ひまわりさんも辛かったんでしょうね
敵対する気持ちが氷解するまでには、ある程度の時間が必要なんでしょうか・・・
るうもいつか、コチカくんのように心を許してくれるかなぁ
猫には、こちらが話す言葉や、感情(怒りとか、悲しみとか、嬉しいとか)がちゃんと伝わるんですね〜
相手の気持ちを理解できないのは、むしろ人間の方で、るうはそれが歯がゆくて
感情的(攻撃的)になってしまうのかもしれないですね
そういえば、るうが仔猫の頃に、こんなことがありました
るうはすごく少食で、なかなかご飯を食べてくれないことに、
人間の方が、かなりストレスを感じていました
その日も、ちょっと口を付けただけで、すぐに食べるのを辞め、部屋を出て行こうとしたので
半分泣きながら、お願いだから、ちゃんと食べてよ!って訴えたことがあるんです
そうしたら、るうは戻ってきて、ご飯を最後まで食べてくれたんですよ
一瞬、喜んだのですが、るうは食べ終わると隣の部屋に行って、
今食べたものを吐き戻してしまいました
体調が悪くて食欲が無かったのに、私が泣きながら訴えたので、
無理して食べてくれたんです
本当は、すごく優しい子なんだと思いました
無理をさせて、ほんとに申し訳なかったと反省しました・・・
お散歩を始めてから、吐かなくなったし、何よりも食欲がでてきて嬉しいのです
お散歩することで、少しでもストレスが解消されるなら
冬のお散歩も恐くない・・・かな?(寒いの、苦手なんですけどぉ〜)
ご無沙汰です。
ひまわりさん、すみれさんご機嫌いかがですか?
すみれさん、るうちゃんはとってもやさしい猫ちゃんなんでしょうね。
仔猫の頃の話、感動してしまいました。
言葉が通じない分、人間の様子や感情なんかを敏感に感じているのかもしれませ
んね。
きっとすみれさんの愛情も充分感じてくれていると思います。
噛みつくのはやっぱり気に入らないことがあるからでしょうね。
友達の子どもも言葉が喋れない頃は、よく噛み付いてきたらしいから
やっぱり 自分の気持ちがわかってもらえないもどかしさ=噛む になってしまうのかもしれません。
ハーネスはともかくとして薬は工夫次第で押さえつけなくても飲ませられるかもしれませんよ。
私の場合、懐いていない猫には餌(缶詰)に混ぜ込んで飲ませていました。
少し懐いている猫であれば頭を右手で上から掴むようにして親指と中指で
口を両側から開いて上を向かせ、事前に左手に摘んでおいた薬を
出来るだけ舌の奥の方へ入れて、すぐにその左手で口を閉じて
顎を上にもちあげた状態にしているとゴクンと言います。
これでちゃんと飲み込めています。
これを「さあ、やるぞ」という雰囲気を出さずにやることと、素早くやるのがコツです。
その後は必ず褒めてあげるか餌をあげるようにすると良いかもしれません。
るうちゃんの嫌を一つでも少なくする為にも(お父様の為にも)是非一度お試し下さい。
マースはほとんど噛まないです。
噛むのは遊んでいる最中に感極まった時と、車の運転中。
どちらも甘噛みなのでそれほど痛くないので良いのですが
車の運転中に噛んでくるのは何なんでしょうね?
自分の方を振り向きもしないで、無視されてると思っているのかな?
「運転中は前を向いてなきゃ危ない」なんて猫にはわかりませんものね。
マースのページでも書きましたが、るうちゃん、コチカくんに対抗?してマースも散歩に行くようになりました。
行くようになった、と言えば聞こえがいいですが
連れて行かざるを得ない状況に追いやられているのです。
最初はリードをすごく嫌がっていたのに
いったん外に出てみると興味の対象があまりにも多すぎて
リードのことなんかまったく気にしていない様子。
あちこちクンクン嗅ぎまわったり、転げまわったり、顔の横をコンクリートの角でスリスリしたり。
猫を見かけると追いかけて、人間が来ると一目散に逃げ帰ります。
初日に近所の人(おじさん)に会って「猫の散歩?」と聞かれたので
「足が悪いので散歩させてるんです」と言ってマースを抱っこ。
「大きな目やな〜」と撫でてくれようとした時、
私の手から降りて、一目散にうさぎ走りで走り出したマース。
「走れるのか〜」のご近所さんの声を背後に聞きながら
「は〜い」と言いつつ一緒に走って家まで帰りました。
きっと「あれで足が悪いのか?」と思ったに違いありません。
もう、恥ずかしいったら。
マースは男の人が苦手なのだった。
それ以来外の世界に魅了されて「外出せ〜」攻撃を受け、
仕方なく散歩に連れて行かされています。
寒いの私も苦手なんですよ〜。
でも最近少し落ち着いてきたようで、数回「外行きたい〜」と言っただけで
眠ってしまうので助かってます。
マースの場合、どこまで行けば満足するのかがわかりません。
何度行っても出て行きたがるので困るのです。
コチカくん、るうちゃんはどれくらい(距離と時間)散歩に出るのでしょう?
そしてすんなり家に帰ってくれるのものなのでしょうか?
めっきり寒くなりましたので、
皆さま、散歩で風邪などひかないようにお気をつけ下さい。(12/7)
ひまわりさん、ムートンさん、こんにちは!
毎日、寒い日が続きますね〜
ムートンさんもマースくんのお散歩、お疲れさまです
最近、るうのお散歩はサボりがちです
外に出ても、寒くて、すぐに戻ってきます
るうの場合は、お散歩・・・と言っても、あまり歩かないので
家の周囲をウロウロする程度です
常に家を振り返りながら、何かあれば、すぐに走って戻れる距離ですね
お散歩時間は、日によって違いますが、2〜3分で戻ることもあるし
30分くらいかかることもあります
だいたい、人や自転車や車が通って、逃げ帰って終了します
ムリに連れて帰ろうとすると、すごく怒るので
適当な時間に、いつも誰か通りかかってくれないかなぁ〜なんて思ってます
もともと猫は夜行性だからでしょーか?日が暮れてからの方が、活発な気がします
るうは、朝や昼しか、お散歩させないのですが、ちょっと時間がずれて
夕方、日が暮れてから外に出したことがあるんですけど
いつもより、よく動き、なかなか家に戻ってくれませんでした
ムートンさんが言われるように、お薬をあげようと挑戦しました!
さりげなく、素早くするのが難しく、つい気合が入ってしまうのです
るうの頭に手を当てると、頭をぶんぶん振って後ずさりします
もともと、触られるのが嫌いなので、ほんとに難しいです
でも、るうのために、父のためにも、上手にお薬をあげられるように、なりたいです
ところで、もうすぐクリスマスですが、ひまわりさん、ムートンさんは
何か特別なことをしますか?
私は去年、るうにクリスマスプレゼントをあげようと思い、
とても暖かい寝袋を手作りしたのですが、全く使ってもらえませんでした(涙)
今年は、どうしようかなぁ・・・って考え中です
ムートンさん、すみれさん! 寒いですね〜
言っても言わなくても寒さは減らないのだけど、
こうどんどん気温が下がると、めげてしまいますね。
私の格好ですが、もう家にいるときからすごいのです。
ニットの厚手のタイツの上に、パンツ(ズボンのことよ)を穿き、
その上にカーゴパンツを穿いています。
上は、まず木綿のタートルネックのシャツ、
そして厚手のTシャツ(下着の種類かも)を着て、
その上にウールのセーターを着ます。
そしてとどめに短めのマフラーを巻きます。
散歩に出るときには、
夜の散歩ならカーゴパンツははいたまま(明るいうちはみっともないので脱ぎます)。
ダウンジャケットを着て、
長いマフラーですっぽり頭を覆い、そのまま首に巻き付けます(つまりマフラーは2枚)。
そして手袋。
あ、そうそう、靴下は、内緒で言いますが、
5本指の靴下に厚手のおばさん靴下を重ね穿きしています。
絶対交通事故には遭えない格好です(爆)。
*
そして私が常時携帯しているものは、使い捨てカイロ。
どこにすると一番暖かいかをご教示しましょう!
1.上半身を暖めたければ、
頚椎と胸椎の境目、龍の尻尾といわれる、首の下の飛び出た骨のあたり、
に貼るかハンカチに包んだカイロを入れておきます。
これは風邪の初期段階や肩こりにもよく効きます。
2.下半身なら、
おへその下の、いわゆる丹田よりもっと下の、ズボンのジッパーの根元がくるあたり。
これ、だーれも言いませんが、骨盤全体が温まるし、
リンパ腺が近いせいか、
即効で体が温まるような気がします。
女性特有の病気や痛みにもいいはずです。
ここには、貼らないタイプのカイロ(低温やけど防止とうまく貼れないため)を、
ハンカチに包んで入れておきます。
ハンカチの布の何枚も重なった方を肌に当てれば、
下着の中にも入れられるし、
下着の底の底…どうもはっきり言えなくてもどかしい(笑)…足の付け根部分…要するに両太ももの間だと、
それこそリンパ腺を暖めることになるので、あったかいです。
でも温まりすぎると、気分が悪くなるので気をつけましょう。
この出で立ちとカイロで、コチカの散歩は30-40分ほどです。
最近はコチカと一緒にぼーっとしているのが心地よく、
頭をリラックスさせるのに役立っています。
まわりに誰もいなければ、リードの張り具合に集中し、
コチカの距離を保ちながら目を閉じて歩いてみたり。
コチカのページにもちょっと書きましたが、
暖かくなれ〜と念じて体を軽く揺らしながら立っていたり。
たぶんそうでもしていないと、2年間以上も持たなかったと思います。。
* * *
クリスマスですか。
特になんにも。。
私の横に寝そべっているはずのコチカを左手でよしよししながら、
人間がカンパ〜イ!とするくらいだと思います(笑)。
* * *
るうちゃんはまだお散歩に出るようになってから間もないので、
ちょっとした物音にはものすごく敏感に反応するし、
とっても恐いのだと思います。
コチカもそうでしたから。
でもある程度は慣れます。
恐くても外には出たいわけですから。
るうちゃんにとって散歩がリフレッシュになるなら、
なるべく続けてあげられたら、と思います。
あ、それから、あまり散歩中は声をかけない方がいいかも。
私もコチカには極力知らん顔をしています。
▲