2005年夏秋−・ミュミュ改めミニ・ミートップへ、その後1, 2,

ミルク色のコチカんちにいた
~~~豆台風ミュミュ改め、麗しの乙女ミニ・ミー、その後~~~

< 里親さんの話 >



あらぁ、いいお嬢さんになったこと。。


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2005年10月13日(木)
♥ 里親さんのCさんの話

 コチカのサイトの中で(ミュミュ改め)ミニ・ミーを見ると、こんな小さな生き物にもそれなりの過去があるのだな、と感慨しきりです。

 ミニ・ミーはもうすぐ4ヶ月。この一月でずいぶん大きくなりました。ウンチ前は2キロを越えてます。

 半月くらい前から、玄関を開けるたびにダッシュで飛び出すので、先週はじめて裏庭に出してみました。

 おそるおそる土の匂いをかいでいるところを眺めていたら、スターが部屋の中からじっと見ているので、どうするかと出してみたら、なんと保父さんになってくれました。いつもは、どこかに遠征してしまうのに。

 ミニ・ミーが危険なことをしないよう、遠くに行き過ぎないように、適当にセーブしながら遊ばせてくれてこちらは大助かりでした。部屋に帰ってくるときは金魚のフン状態です。

 30分も外遊びすると、緊張感で疲れるのか、夜もぐっすり寝てくれるしほんとに手間がかからなくなりました。

 オシッコは自分のトイレでするのに、ウンチを人間のトイレの床でしてしまうのが唯一の問題ですが、これもそのうち覚えるでしょう。

 ミニ・ミーの成長はもちろんですが、スターの精神的な成長ぶりには驚かされます。ミニ・ミーが来た日から、甘え鳴きを一切しなくなり、人間に擦り寄ってくることもなくなりました。なんだか「剛の者」という風格を漂わせています。

 今日はお天気もいいし、2匹を外に出して、家事がはかどります。

 ミニ・ミーはアリを観察したり、シジミチョウを追いかけたり、実にのどかです。

 何度目かに庭をのぞくと、おや、近所の白茶ネコと初めての接近遭遇。じーっと見つめて、そろそろ近寄って、えらく強気だなと思ったら後ろのリュウノヒゲの中に保護色化したスターがいました。やっぱりね。



生後4ヶ月ごろのコチカ→2001年11月













ミニ・ミーって?→こういうこと



ミニ・ミーとスター

ミュミュ時代のミニミーを預かっていたコチカの飼い主(?)のお返事

Cさん、こんにちは!

 ご報告、ありがとうございます!

 昨日か一昨日、近所のお宅の庭に咲いたルコウソウの花びらを触ってみたら、小さかったミュミュのつるりとした毛並の感触とよく似ていたので、どうしているかな、と思っていたところでした。

 もう4ヶ月なのですね。すっかりスターに懐いて、面倒見てもらって、Cさんちにもらっていただいてよかった、ともう何回か目ですが、また改めて思いました。

 ウンチ前は2キロを…ってアハハ〜

 猫でも先輩意識があるようで、面白いですね。危なっかしいな、とか、かわいいヤツだ、とか思うのでしょうか。それとも単に、生きとし生けるものとして、年少のものを守る、ということが遺伝的にインプットされているのでしょうか。

 でもスターの成長振りといい、お話を聞く限り、写真を見ても、そこそこの愛情を感じているようにも思えますよねえ。




ミニ・ミーの面倒を見るスター
10月15日(土):ミュミュに会いに行った

 Cさんのお宅にケージを引き取りに伺った。ミュミュはミニ・ミーと命名されたとのこと。

 お邪魔するとご主人は新しい天井までのキャット・タワーの組み立て中。スターは外出中で不在。一緒にいれば金魚のフン状態である、という様子を見られなくて残念。

 ミニ・ミーはスラリとスマートで、毛並がつやつやして、すくすくと成長しているようだった。当たり前かもしれないけれど、うちに来たばかりの頃のがに股で黒い巨大蜘蛛の面影はもうない。

 椅子を経由してテーブルに上がり、なんと人間が食べようとしていた枝豆をお皿から咥えて取り出し、遊ぶのかと思ったら、中身まで食べている。案外呑兵衛なのだったりして?

 Cさんが窓を開けたらミニ・ミーもやってきて、庭に下りてしまったが、すぐに戻ってきた。まだ一人ではそんなに長くはいられないらしい。

 顔立ちがほっそりして、耳がピーンと縦に長くなっている。横長のお饅頭顔になるのかと思っていたが、どうやら違ったらしい。

 ミニ・ミーは椅子に座っている夫の足の上にひょい、と乗って、テーブルに上ったり、すっかりくつろいだ表情を見せたり、でも、何か新しい物音があると、するりと降りて見に行ったりしている。誰にでも人懐っこく、近所の猫にエサをやっている人のところにも行きたがっているらしい。

 寝るときにはCさんの布団に入ってくるが、ときどきスターのベッド…大きなザルかカゴの中に暖かそうな布を重ねてある…に寝ているスターのおなかにもぐりこんでくるのが、スターで一杯でベッドでは大変窮屈で、スターはミニ・ミーを追い出すのだが、ミニ・ミーがしつこく戻ってくるので、挙句の果てはスターが諦めてベッドから出てしまうのだそうだ。気の毒なスター。。

 帰り際、人間が一斉に立ち上がり玄関に向かったら、当然ミニ・ミーも来て、玄関のドアを開けるや外に飛び出ていった。

 スターも帰ってきて、私の顔も見上げるので、ミニ・ミーの世話してあげて偉いね、などと言いながら手を差し出したら、首を伸ばして喉などを掻かせた。気のせいか顔つきが変わっているように見える。初めて会ったときには、目がやや窪んで寂しそうな印象感じを受けたのだけど。

 ミニ・ミーは納屋の後ろに駆け込んでいったが、恐かったのかすぐに出てきて、人間を見渡した。スターがそばに来たので、嬉しく思ったのだろうか、くんくんとすると、ぴょーんと真上にジャンプした。

 そして帰り際。うちの車の下で座っていたミニ・ミーに、最後にもう一度挨拶をと思ってしゃがむと、ミニ・ミーは私の左側から回り込んで、右側にやってきた。またね、と触ろうとしたら、ぶるぶるっと体を振った。草についていた雨が体についていたのだろう、水滴がばらばら、と飛び散ったので、思わずわっと声を上げると、ミニ・ミーは驚いて離れていった。そしてその場所でバイバーイ!次に会うことがあったら、もうすっかり大人になっていることだろう。






 ミニ・ミーとは、映画『オースティン・パワーズ』シリーズの中で ドクター・イーヴルが6分の1の自分を作った、そのクローンみたいなロボットが、小さい自分というわけで「ミニ・ミー」。Cさん夫妻はこの映画が痛くお好きなのである。私がこの手の映画が苦手、ということで、しばらくはミニ・ミーと命名したことも伏せていたらしい。気を使わせましてどうも。。ミニ・ミーの等身大らしい人形…銀色の宇宙服を着、スキンヘッドを透明のヘルメットで覆ったミニ・ミーがなんかしゃべったりする…を見せてくれた。画像で見たよりはかわいかった。。




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< コチカんちにいた頃 >
里親さんを探した:ミュミュ号外

2005年7月/50-1,2,3
写真アルバム
その後1.2.